蕎麦うち初体験
(2002.5.28)

 たまたま蕎麦をうって食べる企画に参加して、蕎麦うちを体験しました。
 うつ量は初体験の私でもできるよう、そば粉400g+中力粉100gです。
 この丸い赤い専用の容器にそば粉と中力粉を入れて。。
 ネコの手の格好で粉を混ぜて、水を足してはさわさわと混ぜて、固まりにならないよう均一なパン粉状にしていきます。水の量は500gの粉に対して250mlで、半量入れては混ぜの繰り返しです。
 最後の水を入れる頃に団子状になってくるので、徐々に1つの固まりにして、今度は2つ折りにしては体重をかけて押しの繰り返し・・その後陶器作りの時と同じように菊揉みに移りますがこれがなかなかできない・・・どういう具合は角だしという作業を行って、この行程は終わり。
 木の台にふるいにかけたそば粉を薄く蒔いて、うち終わった丸い蕎麦を置いて上から手のひらで体重をかけて直径30cmほどの円形に延ばします。
 今度は延ばし棒でこんこんたたきながら、均一に60cmほどの円形に延ばします。
 延ばし棒をくるくる回す動作で縦横十文字の方向に延ばしていくと、円形から正方形の形になっていきます。厚さは薄い方が良いみたいで縁が薄さでひび割れてきます。延ばしの操作が遅いと乾燥して薄くならないそうです。
 正方形膜状のものを折って包丁で切れる幅にします。あて板に沿って切っては刃を傾けてあて板を少しずらし切るの繰り返しで、細く均一に切っていきますが・・・

 なかなか難しくて幅はばらばら、きしめんくらいの太いのもできてきます。これを細く均一に切ることが食べるときの触感に大きく影響するみたいです。太いの禁物
 切り終わった蕎麦ですが、太すぎるし、幅もばらばら
 ゆでるとさらに膨れるのでうどんのような感じになります。
 軽く一掴み沸騰した大鍋に放り込み1〜2分、水ですぐ締めて出汁をかけて食す。
 うまい!でも堅いというか太い・・・
 新粉で作ったうちたて蕎麦はホントに旨いらしい・・食べたことないけど
 そばうちを趣味にする人はそれが食べたくて道具をそろえたり、出汁の研究をしたり、そば粉の研究をしたりするすそうですが、
 まだよくわからんです。