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通販で深海魚セットを堪能 (自宅にて 2013.2.9) 最近中深海スロージギングで釣ったアカムツ・ムツ・ユメカサゴの美味しさに魅了されていますが、もう少し深いところで釣れるクロシビカマスやトウジンなど食べたいと思ってもなかなかジギング釣るのは難しいです。 ネットで深海魚の通販を調べていると、旬材市場駿河湾の深海魚セット、4200円(送料1200円)というのがヒットしました。その日あがった深海魚をご家庭にお届けするとのこと・・・魚の例としてクロシビカマス!、トウジン!、オオメハタ!等々、私の食べたいと思っている深海魚が並んでいるではありませんか! これを注文したらこれら3種類の内どれか一つはセットの中に入っているだろうとの予想で、注文しました。 支払は鮮魚のためか事前振り込みでした。 土曜日に振り込んで待つこと6日目、やっと期待のトロバコが届きました。 3〜4人前魚と言うことですが、やけにトロバコが重いです。 |
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期待いっぱいにトロバコを開けてみて・・・・愕然としました。 無い!期待の3種類とも入っていない!ショック! しかも入っている魚の量がめちゃくちゃ多いです。 3〜4人前のはずですが軽く10人前以上あります。 しばし、唖然としていましたが、とにかく何が入っているか確かめて、今後のおかず作りの組み立てをしなくてはなりません。 ちなみに、届いた箱には何も説明はありません。 私は入っている魚はほぼ同定できるので、料理方法は簡単に検索できますが、ごく普通の主婦がこれをいきなり受け取ったらきっと途方に暮れるでしょう。 |
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入っている魚をとりあえずチェックです。。 これは25cmほどのガシラですが、深海魚じゃないよね・・・とってつけたように入っていました。 |
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40cmくらいのワニゴチですが、これも深海魚じゃない気がします。 |
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これはマアナゴでしょうか・・・ゴテンアナゴでしょうか・・・ |
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浅場から深場まで外道で良く釣れるヒメです。 |
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ここからやっと深海魚っぽいです。美味なユメカサゴ・・・10cmのミニサイズですが・・ |
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初めて見ました。。20cmほどのシロカサゴみたいです。 口の中や腹の底が黒いのでいかにも深海魚っぽいです。ぐにゃぐにゃです。 |
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ヨロイイタチウオ50cmサイズと30cmサイズです。 この魚は魚屋で売っているのを見たことがありますが、確か昆布じめでしか食べられない魚なのにやけに高いので今まで買ったことがありませんでした。 確か、この大きい方のサイズで1500円くらいで売っていたのを記憶しています。 ネットで確認したら、市場から料亭に直行する高級魚とのこと、食べ方はやはり昆布じめですが、これがかなり美味いとヒットします。 |
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深海魚の定番チゴダラです。昔、尾鷲岩崎魚店で5匹200円で買った記憶があります。 |
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メイタガレイが何故か1匹だけ入っていました。 |
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30〜40cmサイズのムシガレイです。 食べたことありません。 |
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20cmサイズのこれは何でしょう?ヤナギムシガレイ??? |
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ニギスです。よく丸干しが売ってますが、これほど新鮮そうな鮮魚を見るのは初めてです。 検索すると、新鮮なものはかなり美味いらしいです。 |
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さて、料理です。 ドンコ(チゴダラ)は、前に煮付けてしまい、ばらばらになって苦労した経験があります。 検索するとドンコは味噌汁・・・しかも食べるのは肝!とヒットしました。 と言うことで3匹のドンコの肝を取りだして臭いを嗅いで新鮮そうなやつを選びました。肝の鮮度は外からではわからんです。 写真右のドンコを味噌汁にしました。 |
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身を酒少々を入れた水から沸騰させてアクを取りながら出汁が出たら、味噌と肝を入れて火を止めます。 汁の味はその姿からは想像が出来ない上品な旨みがしました。肝は味が強いのかとの予想とは反対にこれまた肝っぽくない強くない上品な旨みがしました。確かに肝は美味いけど量が少ないよね。 |
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今回一番好評だったのが、ニギスの天ぷらです。これは脂が乗って味も濃く、シロギスの天ぷらより美味いです。しかし、届いた日に作った天ぷらは旨かったけど3日目の天ぷらはいまいちだったので、鮮度が良くないと美味くないようです。 |
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大きなニギスは塩焼きもしました。まずまずの脂と旨みの白身で美味しいですが、天ぷらの方が遙かに美味かったです。 |
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ヨロイイタチウオの小さいものはムニエルにしましたが、独特のくにゅっとした食感で子供には大人気でした。 |
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大きいヨロイイタチウオは定番の昆布じめにしましたが、これは確かに美味い。。脂があるような魚ではありませんが、さくっとした食感になって昆布の旨みとマッチングは素晴らしく、醤油を少量付けて食べると飯が進む進む・・・家族全員大変好評でした。 誠に不思議な魚でした。 |
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そのヨロイイタチウオの口の中から出てきた魚です。 おーー。おもろい形だ〜 |
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ムシガレイは干して焼くの一番とヒットしたので、苦手な干し物を作ることにしました。 はらわたを出してウロコをとって、7%塩水に1時間浸漬してからよく塩水を拭き取って、半日陰干ししました。 |
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ということで、ホシガレイの干し物の焼き物ができあがりました。。早速味見・・・う〜ん塩味が少し足らない・・・もう少し漬けるべきだったのか、漬けるときに切り目を入れるべきだったのか、塩水を拭き取らずに干した方が良かったのか、。。。。う〜ん、干し物は難しい・・・まあ、何もせずに焼いたら、何も味がしない魚ですが、干したら少し旨みが出て食感が向上して、まあまあかな・・・でも基本的に淡泊ですな。。 |
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カサゴ、ユメカサゴ、シロカサゴ、ワニゴチ、メイタガレイは煮付けにしました。煮付けにするとみんな美味いんですが・・・・ |
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初めて食べるシロカサゴが気になります。 シロカサゴの食感はカサゴよりもユメカサゴにより近い感じで、ほろほろと柔らかかったです。味も全く癖が無く、美味いです。 しかし、下のユメカサゴと比較して食べてしまうと、明らかに味が負けています。まあ、ユメカサゴはカサゴの中の最上位付近の味ですから、比べるとそうなりました。 しかし、スミヤキ(クロシビカマス)が食べたい・・・ |