マシジミ狩りに行ってきました (四日市市にて 2013.9.14) シジミには、一般流通しており汽水域で捕れるヤマトシジミと琵琶湖瀬田川周辺で捕れるセタシジミ、そして純淡水産のマシジミ、そして最近はタイワンシジミが居ます。 マシジミは、年間安定した環境でないと食用サイズまで大きくならないので、食用に適するサイズになるのはそのような環境が必要です。私の近くの河川でもマシジミが居ましたが食べ頃サイズのものは捕ったことがありません。 お友達でHP「極楽プログラマ」のKOHさんがマシジミ狩りに誘ってくれたので、初めてマシジミ狩りに行ってきました。 マシジミは大きくなるのに年数が掛かり、以前は500円玉超ビッグサイズが捕れた場所があったそうですが大雨で無くなったそうです。今回は100円玉の食用サイズが多くゲットできる場所でマシジミ狩りです。 KOHさん宅におじゃまして、先ずはKOHさんがやっているビオトープを見せていただきました。 このビオトープの水は周辺の農業用水の水深に依存しているので、稲刈り後は水は無いとのこと。ちょっとじめっとした感じのところにマムシやカエル、カヤネズミなどが居るようです。 ビオトープはマコモを中心に、手前のコゴミなどからなっていました。 |
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これは、ニホンハッカかセイヨウハッカの花です。 | |
隔離水槽では、ヒメコウホネの花が綺麗に咲いていました。 | |
隔離水槽のアサザです。 このアサザは三重県産では無いとのことで、自然に出て行かないよう気をつけているとのこと・・ | |
さて、いよいよマシジミ狩です。 どのような、場所かな?と思ったらこのような小場所でした。。ここで手で食用サイズをがさがさ拾っていきます。 画像はKOHさんの息子ウズ丸くんのマシジミ狩の風景。 何気ない場所に見えますが食べ頃サイズがゲットできるにはこの環境が複数年以上続いていなければなりません。冬に干上がってしまえばミニサイズからリセットされますし、大雨が出て全てが流されてしまえばそこでまたリセットされますからそのような場所は少ない気がします。 |
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マシジミはすごい密度で居ました。 | |
食べ頃サイズだけ選んで捕っていきました、食べ頃になるまで3年間必要だそうです。 | |
マシジミの成長速度は場所によって違うそうですがここの場所では左から、1年目、2年目、3年目、(多分)4年目とのことです。 | |
この場所には、大きなマシジミの貝殻がありました。 そのサイズは想像を絶する大きさです。一番左が(多分)4年目サイズですから、このサイズになるのに一体何年かかるやら・・・・ | |
並べるとこんな感じです。 | |
帰り道で、ウズ丸くんがスッポンゲット! | |
家に帰ってから、砂出しです。 ヤマトシジミは塩を入れて砂出ししますが、マシジミは淡水で砂出しするとのことで、水で洗ってから水道水につけておくと・・・これが直ぐに動き出して、これが砂と泥を吐く吐く・・・結局次の朝まで3度水替えしました。 | |
定番の味噌汁です。検索するとマシジミはヤマトシジミに比べて淡泊だとヒットしますが、結構出汁が出ており貝を食べても旨みを感じました。。汁は旨いですが、貝を食べるとそこはかとなく川臭い香りか少しします。 | |
次は、バター醤油酒蒸しをやってみました。 これがなかなか美味い。川臭さは消えてまずまずの美味しさです。身の量はアサリのように多くはないけど、マシジミの身自体を食べる場合は、味噌汁よりこちらの方がグッドでした。 |