セイタカアワダチソウ等食べました
(嬉野及び松阪旧宇気郷村 2002.3.23)

 以前山菜料理でセイタカアワダチソウの天ぷらを食べ結構美味しかったので、是非自分でも試してみようと思い、いつもの宇気郷に山菜とりドライブに行ってきました。
 今回はその他に、味が試してみたかったウシハコベ、スイバ、ヤブガラシの新芽に加え、それと比較するために定番山菜も採取しました。すべて天ぷらにすることにしました。
 宇気郷はキケマン、スミレ類など野の花に加え、民家のツツジ、モクレン、ハナモモ等満開で非常に美しかったです。
 セイタカアワダチソウの先端の芯の部分をつみ取りました。
 何処に出もある雑草ウシハコベ、春の七草ハコベの仲間、灰汁も無さそうで美味しそう。
 つみ取ったセイタカアワダチソウの新芽です。小さいです。
 定番山菜、ワサビ、カンゾウ、フキノトウ。
 定番山菜、アザミの新芽、ヨモギ。
 今回初挑戦山菜(雑草?)、左からセイタカアワダチソウの芯、スイバの花茎、ヤブガラシの新芽、ウシハコベ。

 以上すべて天ぷらにして比較しました。ワサビを天ぷらにするのは邪道だと思いましたが、めんどくさいし天ぷらの味も確かめてみたかったのでよいでしょう。
 本日のメイン、セイタカアワダチソウの芯の天ぷらです。
 口に入れるとすがすがしいコシアブラに似た強い香りがあり驚かされました。これは良い香りです。味はやや濃厚で苦みが感じられます。総合的に美味しい山菜だと思います。この灰汁からして天ぷらが良いと思われます。

 その他初挑戦物
 スイバ・・くたくたに柔らかくただ酸っぱいだけで不味い
 ヤブガラシ・・凄く辛くて吐き出しました、本にはかなり灰汁抜き処理して辛みと粘りを楽しむと書いてありますがこりゃ大変です。
 ウシハコベ・・全く癖、香り、苦みが無く物足りないし揚げたときに茎がやや繊維質になるのが今一でした。やはりお粥に入れたり汁の身の方が合うかも知れません。

 定番山菜
 アザミ・・素直に美味く、癖が無く、かすかな苦み
 ヨモギ・・すがすがしさの中に少し土の香りよく癖がない
 フキノトウ・・特有の香り、苦みはやはり山菜の定番
 カンゾウ・・柔らかくとろけそうな食感、癖はないが香りも無い
 ワサビ・・天ぷらにすると非常に強い甘みあるが、勿論辛みはゼロ、揚げると茎の部分がやや繊維質になりバツ

 今回天ぷらで食べ比べた物を比較すると
 アザミ、ヨモギ、フキノトウ、セイタカアワダチソウの芯は同レベルの美味しい山菜と感じました。
 残りはそれ以下と感じ、カンゾウ>ワサビ>>>スイバ>>ヤブガラシの順かな。