サンショウウオの干物食べました
(2006.4.2)

 HP「鄙のはむ」主人の一風さんから、一切説明書きなしで突然サンショウウオの干物らしきものが送られてきました。。 サンショウウオは古来より強壮剤とされているので人体実験をすることにしました・・・というより味をしかと確かめてみることにしました。
 サンショウウオの干物 で検索するとある地方ではおみやげ物として売っているようでいくつか
関連のHPはヒットしましたが、これは多分ハコネサンショウウオのようです。 焼いたり素揚げにて食するとのことですが、いまいち味の表現に具体性が欠けるので自分の舌で試してみます。

 届いた干物は全長20cmほどで10匹でした。

 頭の下あたりに串のようなものを通されて干された形跡有り。

 裏から見るとこんな感じで、腹がぺちゃんこのものと膨らんでいるものがいました。

 先ずは焦げないように軽く炙って・・・

 1分ほど炙りました。。

 何も付けずに囓りました。
 1匹目は良く乾いたアジの干物を焼きすぎた感じですがどこか少し生臭みがあり美味しくありませんでした。
 2匹目は1匹目と明らかに味というか臭いが違いました。少しの生臭さは共通していますがこれに加えて何が化粧品臭いというか化学臭というかそんなものが若干感じられはっきり言って不味いです。 お腹の膨れたやつだったのでお腹を食しましたが、中は柔らかい穀類のような歯触りで全然嫌味が無くてひょっとして卵かな???? 少なくともミミズやザザムシのような食べかすではなくホッとしました。
 総合的に判断すると、サンショウウオの干物の焼き物は美味しくはなかったです。

 さて、中温の油で2分ほど素揚げしました。。なにやら皮膚が火ぶくれしたような感じになりました。

 炙ったものより癖のない穏和な感じです。一言で表現すると乾きすぎた味の干物を素揚げしてかりかりした感じで特徴があまりわかりません。 中には少しだけ炙ったとき同様癖のあるやつもいましたが、それほど気にならず・・・
 かといって、揚げたものはすごく不味くはないという程度です。

 さて5匹食べて半日経過しましたが、私の心身になんら変化は現れておりません。

 未だに独特の癖がかすかに口の中に残っています。