動物好きには嬉しい大内山動物園は至近距離
(2006.11.23)

 以前からいってみたかった大内山動物園に行って来ました。
 この動物園は全国的にも珍しい個人経営の動物園です。
 至近距離で動物がみれるとの噂で、大人の動物好きにはたまらないキテル動物園、それが大内山動物園です。
 
 国道42号線から見えるこの物体がいかにも手作りで、期待感が高まります。
 細い道を1kmくらい走ると、策に囲まれた動物園の全貌が見えます。動物園の真ん中には家があり、園内に経営している人が住んでいるようです。
 「入り口に入る前に車10台ほど止められる駐車場がありますが、いつもだいたい空いています。園の入り口でおばさんに尋ねると、園内に車を止めても別にいいよ。空いてるから・・・」とのことで、大人300円子供200円の安い入場料と、動物の餌100円(キャットフード?)を支払って、あとは自由見学ですが、おばさんの話では「虎にだけは餌をやらないでね」、とのことでした。
 お客は、私たち家族のほかにアベック一組だけで快適です。 アベックは一生懸命靴に付いたうんこをとっていました。 園内には巨大な動物のうんこが時々落ちているので、楽しさに浮かれて下を見ないで歩くとこういう結果になります。
 入ってすぐに虎です。二重檻ですが距離が近くて迫力ありました。
 隣にはちゃんとライオンが二匹もいましたが、2匹ともメスでした。
 だいたい、近づくと危なそうな大型肉食動物は二重檻になっていますが、そのほかの動物は一重檻で、近づこうと思えばいくらでも近づけます。
 白鳥が2羽いましたが、こんな感じです。至近距離なので動物の大きさがよくわかります。白鳥は思いの外巨大で、小学生中学年の娘と同じくらい大きかったです。
 クジャクも餌を手渡し・・・
 フラミンゴもこの通り
 名前が書いてない檻がいっぱいありますが、これはなんでしょう?
 子供たちの一番人気はなんといってもアライグマです。 性質は荒いですが、その愛くるしい仕草にほとんどの餌がこいつらにばらまかれました。
 こんな感じです

 でかい・・・ラマかな? 檻が半分破れてなんとも、2m以内に近づけませんでした。

 ツキノワグマは二重檻に入っていました。愛嬌あります。

 車の中には混合インコt2羽と

 キバタン2羽がいました。このキバタンはよくしゃべります。 一匹はけたたましく馬のいななきを繰り返していましたが、もう一匹は横を通り過ぎようとすると「もしもし、こんにちは!」とはっきりしゃべりました。

 猛禽の王者イヌワシもいましたが、人間嫌いのようです。

 チンパンジーが寒い中姿を見せてくれました。ありがとう

 ピューマかな?? 名前が書いていないのでわかりません。 
 その他、ダチョウ、ポニー、鳩、ウサギ(園内を走り回っていました)などがおり、個人経営よくこれだけ沢山の種類がそろっているなあ・・と感心しきりです。

 嫁にこの動物園の感想を聞くと、不潔でかわいそうとのことでしたがが、私はそうは思いません。
 動物たちは野生から動物園に移った状態で、すでに人間にみられる目的で狭い環境に閉じこめられます。そこが分かれ目で、野生からはずれた状態ではすでに綺麗であろうとなかろうと、動物にとって異常な状態かわりありません。それが人間がどう見えるかはあくまでも人間の主観だけのことです。 人間が見て綺麗汚いを判断しすることと、飼育している人が動物にどれだけ愛情を注いでいるかは全く別問題です。
 私は、動物に対する強い愛情がなければこれだけのエネルギーを注いで個人動物園を経営することなんてできないと思います。

 園内には変わったスポットもなりました。

 動物たちの骨が展示してありました。

 展示センスは????

 骨もタッチできるので勉強になりますが、どれも名前が付いていないのでさっぱりなんの動物かわかりません。
 この巨大な臼歯は象でしょうか?

 さらに、狸の像を並べて子宝観音?? これは一体・・・ジョークと思いたい。
 
 この動物園は、子供というより動物好きの大人がじっくりきて楽しむ素晴らしいスポットと思われます。

 子供を連れているときは、子供といっしょに観察してやりましょう。
 巨大なうんこを踏まないように下もちゃんと見て歩きましょう。