秋の大台ヶ原散歩
(大台ヶ原 2001.10.6)

 きのこ探しのため、本当は台高明神平に行く予定が、睡眠不足で山登りがしたくなかったので、車で頂上まで行ける大台ヶ原に行きました。紅葉が始まりかけていました。
 東コ−スの入り口にあるブナ林をうろうろしましたが、きのこの発生が少なく少し期待はずれです。
 鹿の噛みつきに注意の看板が沢山立っていました。3年ほど前から鹿の性格が変わってきたそうです。コ−スの至る所に強気の鹿がわんさか出てきました。
 
 多量のツキヨタケをかきわけて、少しばかりのムキタケを収穫!
 このきのこのちゅるんとした食感は癖になりそう。
 ブナシメジを2かけらだけ採りました。笠にある独特の模様ですぐそれだと解りました。発生していた木が悪かったのか、味は今一でした。
 クロサカズキシメジが沢山倒木に生えていました。みそ汁の具にして食べたら結構美味しかったですが、ボリュ−ム感に欠けます。
 ヌメリスギタケモドキらしきものが、倒木に10個ほど生えていました。典型的な形ではなかったので今ひとつ確信が持てませんが、汁物にしたら、ぬめりとこっくりした出汁が出て、笠の食感が素晴らしく、ボリュ−ム感があり、かなり美味しいきのこでした。
 脱落性鱗片があり、ぬめりが強く、大きさ形はクリタケ、色は黄色みが強く、何か解らなかったです。スギタケの仲間の気がします。