豊穣の日本海(糸魚川オフ会)
(糸魚川近辺にて 2002.8.3〜8.5)

 8.3名古屋でmac3さんと待ち合わせして、アウトドア専用車に同乗させていただき、郡上八幡にある趣味千山に立ち寄って、庭で優雅にコ−ヒ−をごちそうになりました。
 写真は趣味千山のメインハウスです。
 内部は広く、音楽関係、アウトドア関係ありとあらゆる遊びの道具がぎっしりとそろってました。2階からピアノを弾いて弾き語りしている中のmac3さん。
 趣味千山の敷地にある囲炉裏ごやです。「趣味千山」の看板が・・・
 道楽を絵に描いたような住処を出発して、いざ新潟糸魚川に
 夕方、糸魚川到着です。見渡す限り広い広い日本海に沈む夕日を眺めながら、mac3さん、お助手さん、私の3人で姫川河口にてシ−バスをねらうもヒットしませんでした。
 日もとっぷりと暮れ、温泉にでも行こうかということで、「糸魚川フォッサマグナ温泉ひすいの湯」に入って鋭気を養いました。なかなかきてる名前です。露天風呂は海水のように塩辛らかったです。
 糸魚川周辺の小河川に的をしぼってサ−フでシ−バスをねらいました。8月は条件的に厳しいはずですが、なんと絵に描いたように見事なシ−バスがヒット!ただし釣ったのはmac3さん・・めちゃくちゃくやしい、うらやましい。
 結局私は坊主でした。
 夜11頃、姫川近くの駐車場にベ−スキャンプを設け、ここで一風さんと落ち合いました。
 雛のはむHPを見てると、その文体からかなりの変人かと緊張していたんですが、細やかな心使いをされる方でまずは一安心。
 シェリ−酒でしこたま悶絶させたお手製生ハムをごちそうになりました。ヤムヤム
 一風さんが一斗缶+樫の木で火をおこし、火を囲んでしばしビ−ルを飲んで語り合いました。
 一風さんの彼女、テイ−ピ−は遊び好きで一風さんの言うことをよく理解してる良い子でした。
 鼻の上に食べ物を乗せてもらっても、合図があるまではじっと我慢しています。
 夜3時頃まで火をみながらゆっくりと話をして、翌朝コ−ヒ−をいただきました。一風さんと猥談で盛り上がる予定だったのですが、一風さんの言葉は詩的、文学的でした。私はアクロバチックな金のシャチホコてこんなことやるんですねえ、、なんていつ話そうと思ったけど、ぐっとこらえて引っ込めました。
 活二さんとはこの日の昼に待ち合わせなので、それまで明日の予行演習とばかり、糸魚川から少し北に走ったところで潜って、海の幸を収穫することになりました。といっても私は潜れないので、一風さん、mac3さん、お助手さん、テイ−ピ−(あんたまで潜るのか)が海に潜って獲物探しです。
 
 すぐに一風さんが、獲物をもってあがってきてくれました。
 予行演習といえ、この収穫!さすがです。
 イワガキ、ムラサキウニ、サザエ!!
 早速、ムラサキウニを割って賞味です。う〜ん、甘い!
 一風さんが、イワガキを取り出してくれました。
 見事なイワガキです。海水温で食べる取りたてイワガキは、今まで買って食べたどのイワガキよりも美味でした。口の中一杯にちゅるんとほおばり、濃厚かつジュ−シ−!生臭さのかけらもなく後味はあくまでも爽やか!これを食べに新潟にきたんだよなあ。越後名物に完敗でありました。
 活二さんの実家で一休み+なぜか薫製施設の石組みをやりました。山が綺麗!水が美味しい!家が古くて大きい!(建ってから200年以上)
 活二さんのハンドルネ−ムである「山アスパラ活二」は山菜のオオナルコユリ(山アスパラ)からきています。畑には名前の由来になったオオナルコユリが本当に沢山栽培されていました。
 活二さんのおばあちゃんが作ってくれた、伝統の笹のはすしです。でれくらい伝統かというと、この木の枠箱は200年以上使われているものだそうです。歴史をかみしめながら美味い美味いお寿司をいただきました。
 おばあちゃんは笹のはすしを、活二さんは自家製薫製を取り分けて、美味しいものをいただきながらゆっくりと田舎の時間を過ごさせていただきました。
 おばあちゃん、活二さんありがとう!
 夕方になってナイトパ−テイ−の準備です。mac3さんは昨晩つり上げた大スズキをお造りしました。
 一風さんはブイヤベ−ス作りです。オリ−ブオイルでニンニク、唐辛子を炒めてから、魚のアラ、タマネギ、トマト、白ワインたっぷり加えくつくつと煮込みます。
 スズキの造りは脂がよくのっていて雑味、雑臭が全くなく非常に美味でした。わさびの瓶つめを上に乗せて醤油にて賞味!なんという美味さ
 ブイヤベ−スは、しっかりと魚の旨み野菜の旨みが濃厚に抽出され、トマトと白ワインの酸味、唐辛子の辛みとのコラボレ−ションはベストマッチ。美味なのは当然のこと、さすがプロが作る料理です。
 ここに活二さんが巨大ムラサキイガイを沢山持って合流しました。その大きさはワンカップ大関並、信じられません。今し方海から採ってきたそうです。
 おちゃけは、一風さんが気をきかせてエチゴビ−ルと、、なんとモエシャンドンを持ってきてくれました。
 オフ会の乾杯に向けての演出ありがとう!!
 遠きところから糸魚川の地にあつまり乾杯の図です。料理はこの他にキスの天ぷら、活二さんところの野菜類の天ぷら、サ−モン腹身のバ−ベキュ−等々とても食べきれない山海の珍味がたっぷりと、、、私は早々に仮眠をとり深夜のシ−バス釣りに再挑戦しましたが、残念!坊主でした。
 夜が明けて、私が寝てたテント、mac3さんのアウトドア車、一風さんおパジェロです。
 親不知に場所を移し、今回のメイン潜りです。親不知の剣駐車場には全裸の女性がおのがおっぱいを持ち上げてこちらを誘っておりました。
 断崖沿いに咲いていた美しい花はヤマルリトラノオでしょうか。
 このような荒れくれた海に身を投じる一風、活二、mac3、お助手氏には信じられません。私が入れば2秒で土左衛門です。
 またまた一風氏が一番早く収穫袋をいっぱいにして陸に上がってきました。
 山盛りのイワガキです。さすが・・・
 イワガキの中にどう見てもホタテガイの仲間の内蔵構造をしているものが混じっていました。ホタテガイは小さい頃は付着生活してるそうですがこれだけの大きさで付着しているのは不思議です。これも美味しく賞味しましたが、イワガキの美味しさの比ではない。
 そうこうしているうちに、活二さんもあがってきました。山盛りのイワガキとサザエを・・・すごい量だ
 私は暇だったので、海岸で翡翠の原石探しです。この石はお助手さんが採取したんですが、活二さんの鑑定によるとこの緑の中のほんの一部に翡翠の筋が見えるそうです。鮮やかな緑の部分じゃなくて暗い透明な堅い緑がそうだそうですが、私にはよくわかりません。
 海岸にアルプスの伏流水が出ている場所があり、そこで記念撮影です。
 私のために地魚を食べさせるお店に行って昼食となりました。
 食べたかったアカムツ(ノドクロ)は置いてありませんでしたが、日本海超新鮮超大型海老貝類の舟盛りです。
 アマエビ、ボタンエビ、白バイ、アワビ、サザエ、タチウオです。特にアマエビはさすがと思わせる新鮮さと大きさで、美味美味。
 今回、日本海の美しさ、海の幸の豊富さを発見でき考えを新たにしました。三重は海に接しており比較的魚介に恵まれていると思ったのですが、日本海はすごいです。この清澄さ!海の豊潤さにはまいりました。
 活二さん、一風さんありがとう!
 mac3さん、シ−バスおめでとう!でもくやしいぞ