ネムノキを食ってシマッタ
(多気町 2006.6.11)

 HP「かてもの」を見ていたら、昔はなんと!ネムの若芽を茹でて水にさらして食べたとの記述がありました。。 ネムノキが食べられるという話は始めて目にしたので、一度試してみようと思いました。 一体どんな味がするのでしょう?

 そこら中に生えているネムノキから、まだ葉が開いていない若い柔らかい葉先を折って収穫しました。
 塩をたっぷり入れて、2〜3分しっかりと茹でて水にさらしました。 外見はすごく美味しそうです。

 香りは全くしません。なにも付けずに一芽口に放り込みましたが、ぼそぼそ感も筋張り感もなくて咀嚼しやすいし、味も豆科らしく少々旨みを感じますが・・・・・・・このあとが非常にいけません。
 役10秒後、、口の中がだんだんぴりぴりしてきました。飲み込むと食道もぴりぴりしてやがて胃もど〜〜んとしてきました。 もう一芽食べたところであえなくダウンです。
 茹で方やさらし方が少なかったのかな?? うーーーーーーんんん これはいけません。何がいけないのだろうか??

 ひょっとして、天ぷらならだいたいアクは抜けますから、天ぷらでも試すことにしました。
 天ぷらにすると、ぱさぱさぱりぱりになってイマイチ味がわかりません。。 ちょっと水分が残っている茎の部分をよく咀嚼していると、少しぴりぴりしてきました。 天ぷらもだめか・・・

 ネムノキの若芽はひょっとしてデンジャラスな食べ物かもしれません。 現在、食べてから6時間経過しましたが、おう吐感は全くありませんからひと安心ですが、久々に緊迫感がある試食でした。