ヌマエビとスジエビ食べました
(2003.8.3:亀山市 鈴鹿川)

 本当はアカザの煮付けが非常に美味と言う話を聞いて、採取実績のあるところでアカザを採取に行ったのですが、半日網をがさがさするも収穫無し。
 そういえば、スジエビやモエビをまだ食していないことに気が付いて、採取して食べることにしました。これらの海老は唐揚げにされてビ−ルのつまみになったり、佃煮にされたり、ボイルして餅に入れられたり、釣り餌になったり、簡単に採取できるので昔からかなり使用頻度が高い海老です。今更ながらと思ったのですが、ここはひとつ、自分の舌でじっくりと味の野判断を下さなくては・・・・

 生息場所は川や池の水中の植物の根など隠れ家にしてますから、網をかまえてがさがさやれば捕れます。
 この辺りで捕れるこの手の透明な海老は、スジエビかモエビです。写真はシマウマのように体にスジ模様があるスマ−トな体型のスジエビです。
 写真は体がやや黒っぽくずんぐりした体型で、頭からしっぽにかけて1本明るいスジ模様が特徴的なヌマエビです。スジエビ、ヌマエビ味を確かめるため10匹ずつ採取しました。
 この日のねらいはアカザだったので石をひっくりがえしてがさがさしてましたが、捕れたのはカワヨシノボリばかり・・・・
 1〜2分塩ゆでして水を切ってできあがり、唐揚げにすると海老が小さいだけにみんな同じ味になってしまうので、軽くボイルして比較です。上がスジエビ、舌がヌマエビ。
 共通することは両者いわゆる海老の香りがして、全く味に癖がなく結構美味しいです。殻は柔らかく何の抵抗もなく丸かじりできます。5才の娘もうまいうまいと言って先にいくつか食われてしまいました。ただ、味は明らかな差があります。

 スジエビ・・・スマ−トな体型通りボリュウ−ム感にかけます。旨みはありますがあっさりしています。
 ヌマエビ・・・小さい割にボリュウ−ム感があり、結構しっかりと旨みが乗っており、明らかにスジエビより美味しかったです。