ミズダコの白子と卵巣食べました （2007．２．２０） 　朝出勤前、新潟はＨＰ「鄙のはむ」主人の一風さんから、珍しい物が送られてきました。　こちらで蛸といえばマダコですが、日本海に行くと市場にはミズダコが売っています。　そのミズダコの白子と卵巣です。　マダコの卵巣は煮付けて食べたことがあるのでだいたい想像つきますが、白子はマダコでも食べたことがないので、どんな味が楽しみです。
	一風さんによると、どちらも湯で５〜6分通して、ポン酢や醤油にて賞味するとのことです。 　これは白子・・・直径３〜５ｃｍくらいかな。。 　早速、何も付けずに一口・・・こっこれは、今まで食べた白子とは感じが違います。。とろりこっくりと言うよりも、爽やかな濃い旨みが口に広がりふわふわしています。。。この味はずばり、蒸したカニの甲羅の内側に固まった白いタンパク質を柔らかく上等にしたような味でした。カニとは意外な。。で一口で一個食べたら中心部がまだとろりとしていてこの部分が生臭くて美味しくない。。これはいけません。あとの2個はもう一度十分湯通しして完全に中心部までふわふわ状態にしました。。これは美味い！　何も付けなくてカニを食っているようで全く美味かったです。
	次は、湯通しした卵巣です。。これは藤の花て言うんだっけ？？　卵は成熟して大きいのと、未成熟で小さいのがありましたが、味は白子に比較してずいぶん薄かったです。　特に成熟したでかい卵は歯ごたえが強くて味が薄いので、醤油を付けて食しました。　これに比較して未成熟の卵はやや旨みがあり、ばくばくとポン酢などを付けて食べてしまいました。。　卵巣は味が薄いので味付けして煮付けた方がいいのかな？？　味は圧倒的に白子の方が美味しかったです。　ひょっとして卵巣の方は逆にあまり火を通しすぎない方がよかったのかもです。
	それにしても、ミズダコの白子はほ乳類のそれと何となく姿が似ており、共食いしているような感覚でありますホーデン。
	この白子をこそこそ食べていたら4歳の娘が興味津々で寄ってきて食べたいというので少し食べさせましたが、、「美味しい！これカニみたい。もっと食べたい！」　君の舌は発達していたんだね。。。結局このザーメ、、白子は半分以上娘に食べられてしまいました。なかなか意外な味がする白子でした。 一風さん　ありがとう。。