j-mayo35.jpg (58420 バイト) 固いドクダミは生でゲロ不味!マヨネーズ持って野草食い3
(自宅・多気町にて 2011.6.25)

 今日は海にジギング予定でしたが満船、アニマルトラック探しに行こうとも思いましたが、激暑で藪こぎする気力が起きず、若葉の季節が過ぎて野草を食べるのには遅すぎますが、またマヨネーズ持って食の冒険に行こうと思いました。

 穏和なものばかり追いかけてもおもしろくないので、今日は癖がありそうな、ドクダミとツルニンジンをターゲットに周りのいろいろも食べながら楽しもうと思いました。

 ウォーミングアップに先ずは自宅の庭から、エディブルフラワーの代表で、そろそろシーズン終わりのバラの花(品種名 レモンメレンゲ)を食してみました。 想定内の味です。 微かに苦みがあるだけでそれ以外癖も無し・・・マヨネーズを付けるとその苦みも感じなりそのままマヨネーズの味でぐいぐい食べていけます。
j-mayo36.jpg (66606 バイト)  次に本命のドクダミです。こいつは天ぷらで食べたり、ドクダミ茶で飲まれたりしていますね。 ベトナムではサラダに出てくるそうですが、日本のものより穏和という検索結果です。 それで、日本のドクダミを実際に採って生で食ったという記事がなかなか出てこないので、業を煮やしてGo!です。 基本的に、ドクダミは若葉を食うようですが、若葉の季節は過ぎて固いのが庭にいっぱいありましたから、採ってきて先ずは生で囓りました。
 固い!臭い!苦い!不味い! これは到底生で食える代物ではありません。 マヨネーズかけて食べてみましたが・・・マユネーズくらいではこれらの癖はどうしようもありません。ゲロ不味いとはこのことです。

ひょっとして、柔らかい葉ならいいのかもと思って、アメジストセージの下に生えている日陰の柔らかいドクダミを探しました。
j-mayo37.jpg (55638 バイト)  非常に柔らかいドクダミが見つかり、恐る恐る何も付けず生で囓ってみました。  お? それほど癖が強くないぞ・・・それに味は酸っぱい(カタバミを生で食べたほど酸っぱくはありません。。。)だけで苦くない。後味は防ぎようもない独特の臭みがありますが、固いドクダミに比べてかなり穏和です。
j-mayo38.jpg (56921 バイト)  その白根も囓ってみました。味は酸っぱくも苦くもありませんが、独特の臭いはします。
j-mayo39.jpg (53454 バイト)  さて、マヨネーズを付けてと・・・・お!随分食べやすくなりました。2枚ほど何の抵抗もなく食べてしまいました。しかし、マヨネーズの味が口から無くなったらあの臭いが口の中に広がり後味が悪いです。

 今回、初めてドクダミを生で食べましたが、個体によってかなり味に差がありそうです。 何も考えずに採って生で食べたら、ゲロ不味いこと請け合いです。
j-mayo40.jpg (72429 バイト)  次に、場所をツルニンジンのコロニーがある多気町に替えて、早速本命のツルニンジン発見!
j-mayo41.jpg (56050 バイト)  食べられそうなのは今の季節ですから、芽先の柔らかい部分だけです。 茎を折ると白い乳液が出てきて独特の青臭さがあります。これがツルニンジンの特徴。
j-mayo42.jpg (56858 バイト)  芽先を先ずは何も付けずに食べてみました。そう言えばツルニンジンの根茎は天ぷらで食ったことありますが、葉の方を生で食うのは初めてです。
 青臭い臭いは全く気にならず、旨みがやや強くて微かに甘みも感じて美味でした。生で食べてこんな美味しかったんだ・・・
 次にマヨネーズを付けましたが、ツルニンジンは付けない方が美味しい気がします。
j-mayo43.jpg (65276 バイト)  次に、その横に生えていたヨモギにマヨネーズを付けて口に放るこみましたが・・・なんじゃこりゃ! めちゃくちゃ苦いし、サロメチールのような味もします。これは到底飲み込める苦さではありません。はき出しました。。ああ、ひどい目にあった。本当にヨモギだったのだろうか??
j-mayo44.jpg (62515 バイト)  その横にコウゾの実が鈴なりにいっぱいです。丁度食べ頃で夢中で採取しました。
j-mayo45.jpg (70531 バイト)  口直しに丁度いいです。 独特の粘りと甘い実は私の大好物です。後から30分くらい口の中が実についている毛でちくちくするのが玉に瑕ですが、それでも大好きな実です。甘みがいい。。
j-mayo46.jpg (57096 バイト)  その横に、ナンテンハギがもう花を付けていました。私はこいつの柔らかい葉があると必ず、生でむしゃむしゃ食べるくらい好きです。独特の旨みが尾を引きます。
j-mayo47.jpg (61098 バイト)  今の段階で、食べられるのは先端の柔らかい部分だけですから、ちょいとつまんで何も付けずに楽しんだ次に、マヨネーズを付けて食べましたが、これがなかなか合いました。マヨネーズでさらに食べやすくなり、口からマヨネーズの味が無くなってからもナンテンハギ独特の旨みの余韻が残ってgoodでした。
j-mayo48.jpg (59072 バイト)  フキがあったのでこいつもついでに食べてみようと・・・そういえば、フキはかなりアクがあるはずですが・・・何も付けず柄の部分を少し囓ったら、に苦い! こりゃあかん。
j-mayo49.jpg (57889 バイト)  マヨネーズの力で何とかなるかと食べましたが、やはり苦い!飲み込めず、嫌な後味だけが残ります。 コウゾの実で口直しして、今日の遊びを終了しました。