マコモタケ食べました
(2004.10.4)

 今は食用マコモ品種からその根本の肥大部を収穫する時期です。今日、収穫したマコモ(マコモタケ)を3本もらったので食べました。
 トウモロコシくらいの大きさのサイズです。

 マコモタケはある種の菌が寄生すると根本が肥大します。そしてだんだん中にごまのような黒い固まり(胞子)ができます。

 晩成品種は寒くなってから収穫するので、甘みが強くなりますが肥大せずにおわることがあります。早稲品種は早く収穫できますが、暑い時期に収穫するので甘みは少ないです。
 今回もらったのは早稲品種です。

 一皮むくと独特の形・・・一般流通はしておらず、契約栽培が多いのでなかなか見る機会はないと思います。

 途中に変な突起があります。

 さあ!ぱかっと割って・・・・まだ胞子はできてないようです。

 とりあえず丸かじりしましたが、あくもありませんが味もほとんどありません。ほんのかすかに甘みがあるかな?という程度です。食感はタケノコを生で食べたものをスポンジ−にした、シャリとして少しボソという感じもあります。
 キュウリはモロキュウ・・マコモの場合はモロマコか・・・一字はいるとモロマ○コになるのかな?

 マコモタケは中華料理で使われる素材です。最も一般的な食べ方が、油炒め。スライスして油炒めすることにしました。

 人に聞いた話では天ぷらが一番うまいそうです。

 よく炒めて、醤油でシンプルに味付けしました。これが正当な食べ方でしょう。
 食感も味もはタケノコとナスを足して2で割った感じで、癖もなくまずまずのおいしさで食わず嫌いの嫁もばくばく食っていましたがめちゃくちゃ美味しいというわけではありません。ご飯のおかずに美味しかったけど・・・

 オチはなしです。