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イラクサは美味しかった
(2008.4.28 亀山市)

 東北地方で有名な山菜ミヤマイラクサ(アイコ)は食したことがありませんが美味な山菜とのこと。 偶然イラクサを見つけました。ミヤマイラクサ同様ちょっとでも触ると小さな棘に毒液があって痛いですから、スーパーの袋を裏返しにして採取しました。
 ミヤマイラクは互生ですがイラクサは対生ですから直ぐに違いがわかります。

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 こんな感じで対生です。 茎の棘が痛々しい・・・

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 ミヤマイラクサも茹でれば全く痛くなくなるとのことなので、イラクサも塩を入れて茹でました。結構茹でても茎の棘は取れる気配が無く、ついつい茹ですぎてしまい、葉がややばらばらになってしまいました。後ほど、見た目には棘は取れてないけど茹でたら全然気にならないことに食べてみて解りました。
 さて、香りですが、青臭さは全然無く穏和な重みのある弱い良い香りです。食感は、茹ですぎたこともあり葉は歯ごたえがあまりありませんでしたが、茎は適度にあってまずまずです。 本質は味にあります。何も付けていないのに、弱いナッツ類のようなこくがあって味に濃度感が感じられはっきり言って美味しかったです。少量醤油を垂らしましたが、もっと薄味でも草自体に味があるので十分だと思いました。 まだ、食べていない美味しい草があったんだ・・・

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 ついでに、柔らくてよく肥えた柔らかいタラの芽も採取ししてきたので、こいつはホイル蒸しで少量醤油をたらして食べたら美味でした。 こんな食べ方ができるのはホント柔らかいうちだけですね。。