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ジグでヒシの実採り (2009.9.5:亀山市 池の側にて) ヒシの実は私は、食べたことも採ったことも無いので、一度採って食べようと思っていました。 35〜40年くらい前に亀山市に住んでいて、お城の横の大きな池「池の側」にヒシがちょろちょろ生えていたのを覚えていますが、同時に夏にホテイアオイに埋め尽くされてしまっていたことも覚えています。 そのちょろちょろあるかもしれないヒシの実を採るイメージトレーニングしていたのですが、私はジギングをやるようになったのでジグやミノーの大きなトレブルフックでヒシの株をひっかけて力ずくで手元までたぐり寄せようと思いつきました。 今は昔と違ってPEラインという非常に強力な道糸ができていますから、綱引きしても切れないでしょう。 はたして、子供の頃にあったヒシは今でもあるだろうか?と思いながら現場に着くと、大きな池一面にホテイアオイが埋め尽くされて居るではありませんか・・・ともっと良く観察すると、葉の形がヒシみたいだ・・・え?? この大きな池全体がヒシで覆い尽くされて居るではありませんか! びっくりしました。 |
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これならば、手で採れるのではないかと思って水辺に下りてみましたが、アシや葛が水辺の前2mくらいを塞ぎ全然ヒシまで到達できません。 やはり当初計画していたジギングの要領でヒシの株を引きずりあげる方法にすることにしました。 |
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家から全く使っていない、こわれてもいいなあと思うセットで挑みました。ロッドはスミスWGJ-XS64Lと少々ヘビーな奴、リールは安物のshimanoNAVI6000PGにPE2.5号を巻いてリーダーはVARIVAS50LBです。 |
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最初は全く使っていないフローティングミノーをキャストしましたが、これがヒシが水面を覆っており水面に到達しません。表面のヒシを引っかけるだけで全く株ごと抜けてくれませんでした。 直ぐにジグにチェンジです。もう捨ててもいいなあと輝きを失っているブランカ100gです。 これを山なりにキャストすると何とか水面下に入ってくれました。 |
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水面下のジグをゆっくり引っ張ると、巧く株の太い部分にトレブルフックがかかると綱引きしても、一株抜けてきて手元にゲットできました。 細いところに刺さるとばれますし、掛かりが浅いと手元に引き上げるときばれてしまいます。 だいたい2-3回に一株ゲットできました。 何かキャスティングやジギングをやっている感じで1時間ほど熱中しました。 |
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一株に2-3個ヒシの実が付いていました。 |
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使ったジグと一株から採れたヒシの実です。 |
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7株ほどつり上げたところで、痛恨のPE高切れになってここで採取を終了することになりました。 今日の採取したヒシの実です。 これが若すぎるのかどうか解りませんが、適量ゲットです。 |
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web検索するとヒシの実は洗ってからだいたい20-25分塩ゆでして食べると言うことが解りました。 写真は茹でた後です。茹でる前よりだいぶ黒っぽく変色しました。 |
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さて、いよいよ試食です! 私は手で殻を剥くのだと思っていたのですが、これがめちゃくちゃ硬いです。栗やドングリの殻の比ではありません。 どう考えても包丁のお世話が必要でした。 と言うことで、包丁で半分にしてほじくり出して食べることにしました。 |
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webでは 「クワイと栗のあいのこくらいの味で美味」という意見が多かったですが、 口に入れた感じではしゃりしゃりというよりもう少しぼそぼそした感じでした。 味は甘みもわずかにありますが、それより思いの外旨みもあって、私は一番近い味は枝豆のような気がしました。そして味は癖もなくまずまず美味しいという感じでした。 12才の娘に食べさせたところ、やはりイモのような枝豆のような味で美味しいと言っていましたが、ほじくり出すのが面倒だからイヤ!といって途中で食べるのをやめてしまいました。 そう、私の思うところ、栗以上に食べるのがめんどくさい食い物だなあと言う感じです。 採るのは楽しかったけど・・・・ |