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がら崎(松名瀬干潟)散歩1 (松阪市にて 2013.6.16) 地図を見ながらずっと行こうと思っていた、櫛田川河口のがら崎(松名瀬干潟)ですが、思うところあって事前調査の意味をこめて今日行ってきました。 松名瀬干潟は三重県で最大級の干潟とのこと。 櫛田川の河口干潟と松名瀬海岸とその後背湿地からなる多様な形態の干潟です。 今日の目的は、干潟の地形を体で把握すること、遠い昔の本で確かトビハゼが居たはずですが今まで自然の状態でトビハゼを見たことがないので、かすかな可能性を求めて探すこと、それからハクセンシオマネキを見ること、食材としてのアカエイ探しなどです。 ネット検索すると、実にいろいろの人がこの地を調査、教育等の目的でうろうろしています。 三重中学や三重高校、コープ三重etc・・・この日も、お二人何か調査をしていました。 |
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堤防からがら崎先端方面です。 |
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堤防には看板がいっぱいです。 なになに「潮干狩り錠(有料)の為、4月〜6月の間ここからの入場はできません(八共協議会)」て書いてありますが、貝を捕る訳じゃないのでかまわず入ります。 |
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入り口には国交省の立派なプレートがありました。これは便利〜。。。 |
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看板に書いてあるこいつを見たいなあ〜 |
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堤防を降りて直ぐに真っ直ぐに伸びる石垣の堤防があり、ここを歩きながら右側の後背湿地の干潟、左側の櫛田川河口干潟を観察してがら崎を目指しました。 |
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堤防から生えていたセダムこれはタイトゴメかな。。 |
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これはいっぱいありましたが、フクドでしょうか? |
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石垣を歩いていたら、石垣の間からハマボウの木が生えていました。 まわりを見るとぽつりぽつりと結構ハマボウの木があります。 もうすぐ綺麗な花が咲くでしょう。 |
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どこを見てもカニだらけです。。それもめちゃくちゃな量です。 ほぼ全てアシハラガニでした。 |
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ヤマトオサガニでしょうか? しかし、探せど探せどハクセンシオマネキは見つからず・・・探すコツが必要なんでしょうか? |
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干潟一面にこいつが転がっていました。ウミニナかな・・。 |
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これは何でしょう?? |
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ネナシカズラの仲間です。 |
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ハマナデシコかな? |
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石垣を歩いていき、左側の櫛田川の方に降りていき、そこから先を目指しました。 |
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途中分流を渡ろうとして、急深に足をとられてこけてしまいました。びしょびしょ。年よりを感じます。櫛田川からのアプローチをあきらめて石垣の先の陸地をそのまま真っ直ぐいく事にしました。 |
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河口に行くにつれて貝殻が多くなり海を感じます。 アニマルトラックが・・・ かなり大きい足跡で、大きな足鰭をもった鳥が足を揃えてぴょんぴょん跳んだように続いていました。 カモメかとも思いましたが、かなり重い鳥のようですから多分 鵜でしょう。 |
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これは、鳥と言うだけで何かさっぱりわかりません。 |
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さて、がら崎先端までやってきました。 もう完全に海ですね。 離れた砂州にはハマシギの群れがエサをついばんでいました。 |
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お!これはひょっとしてオカヒジキかな? ひとくちむしゃむしゃして少し潮の味・・ |
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でっかいハマボウフが花盛りでした。 |
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右を見ると松名瀬海水浴場がずっと向こうに見えました。遠いなあ・・・ 今日の潮位は80cmくらいなので、松名瀬海岸は干潟が現れていませんでした。 もっと潮が退いたときに松名瀬海岸を歩く方が干潟の生き物が多い気がします。 今日の櫛田川河口側の干潟は今日の潮位ではあまり生き物を見られませんでした。もっと潮位が下がると楽しいと思います。 |
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海岸を歩いていると、なにやらタラの木のような木が数本。。こんなところにタラを植えて育つのか?と近くに行くとちょっと様子が違います。 ひょっとしてこれはオニグルミ?? |