ヘビイチゴのジャム作りました
(2006.6.5)

 ヘビイチゴは形は美味しそうですが、食べてみると外観とは裏腹に無味と言う感じです。毒はありません。山菜の本には、リキュ−ルにして鮮やかな色を楽しむとか、ジャムにすると美味とか書いてあります。
 今回は嬉野町で摘んだヘビイチゴをジャムに作りました。

 まとまって生えている場所の完熟ヘビイチゴを15分ほど摘んで、一応ジャムが出来るくらい集まったのでやめました。

 水洗いすると、表面のつぶつぶはかなり取れますが、最終的にジャムの食感程度に影響するくらいで、取れようが取れまいが大きく味に関係しないようです。

 もともと味がしないので、ヘビイチゴはジャム作りにおいて、ペクチンと色を与える材料と思われます。

 ジャムにするには砂糖が必要ですし、ただ甘いだけでは不味いので、酸味を加える必要があります。試行錯誤した結果、ヘビイチゴ:刻みレモン:砂糖=5:3:2 くらいが良いのではと思われます。
 かなりレモンが多い感じしますが、これくらいないと甘みが強すぎます。
 ことこと煮ること15分・・・ヘビイチゴの鮮やかなピンクがかったルビ−色のジャムの出来上がり!冷蔵庫で冷やします。

 刻みレモンを除くと、ヘビイチゴの原型を保った姿が見えます。

 パンに塗って食しましたが・・・これは苺ジャムの色をしたレモンマ−マレ−ドという感じです。
 もともとヘビイチゴ自体無味に近いから当然か・・・色は鮮やかなピンクルビ−。
 食感は、ヘビイチゴの表面のつぶと思われるプチプチ感があります。
 味はヘビイチゴ自体の味ではないきがしますが美味しいです。