ハマボウの群落見ました
(南勢町伊勢路川河口 2003.7.21)

 ずっと以前から気になっていた、日本最大のハマボウ群落・・・昨年は見に行ったら花期が終わっていたので、今年はちゃんと花期(7月下旬〜8月上旬)を調べて少し早いかと思いましたが見に行きました。
 ハマボウはハイビスカスの仲間で南方系のめずらしい植物のようです。
 このようにホントに河口の潮際に(多分満潮なら浸かってしまう)生えてました。
 規模は目測で幅20m長さ100m弱程度でしょうか。
 まだまだ、蕾が多くぽつりぽつりと言う感じで咲いていました。最盛期は1〜2週間後くらいかな?
 群落の中を歩いてみましたが、ハマボウ以外は生えていない・・つまり下草がないし、しっかりしたレキ混じりの砂泥なのでスニ−カ−でも歩けました。ご覧のように枝がタコのように入り組んでいます。
 花の形ははムクゲに似ており香りはありませんでした。花びらは椿ほど厚みは無いですがかなりしっかりしていました。
 花の大きさは直径10cmくらいで手のひらサイズでした。葉はやや丸っぽくこれまた、しっかりしていました。
 ほぼ実物大ですがもう少し大きいかも知れません。雄しべのような雌しべのようなものが中心部から突きだしています。その根元の深紅の模様は花びらについています。
 しぼむとオレンジ色になるようです。