瓶浸けで魚捕り
(滋賀県土山町 2000.11.25)

 川遊び3種の神器、たも、投網、瓶浸け仕掛け。

 手軽なたも、効率よく捕れる瓶、大型カマツカなどたもや瓶では捕りにくいものを捕る投網。

 瓶浸けのエサは昔は米糠を炒ったものが使用されました。今はお手軽な魚釣り用練りエサが使いやすいです。練る堅さは固すぎないよう注意が必要。

 瓶の先頭、水が通る穴の所に少しと中に少し(この写真は多すぎるくらいです)練りエサを入れて、緩やかな流れにセッティングします。この時瓶の中の空気は完全に追い出さないと、魚の入りが悪いです。

 重要なのは、仕掛ける場所です。流れが速すぎず緩すぎず、直ぐ下流にアシなどで覆われた魚の生息場所が在るところです。
 仕掛けてから上げるタイミングは人や場所で違うと思いますが、私は1時間程度してから上げます。

 この場所はアブラボテが非常に多く、その中にムギツクが時々混じるところです。
 この日のタ−ゲットはムギツクでした。しかし、上げてみると、瓶の中はカワムツでいっぱいになっており、後はアブラボテがカワムツにつぶされて元気なく1匹入ってました。
 にっくき、カワムツ・・・西日本の小川には一番多い魚じゃないでしょうか。

 アブラボテ

 あまりにも寂しいので、たもすくいしたら、ドンコの中(10cm)小(2cm)個体が捕れました。このままにしておくと、小さい方は大きいのに食べられて直ぐに居なくなります。