強者山菜アオキとキリ食べました （200７.４．２２） 　HP「かてもの」の中でも、確実にまずいような記述がしてある身近な植物、アオキの若芽とキリの若芽を食すことにしました。　私は、食べてみて美味しいかもと言う期待をもって初めて食べるものを食してみるのですが、今回は今まで見過ごしていて、美味しそうに生えてる2種の植物が無毒であるようなので、「どれほどまずいんじゃい！」という単なる好奇心で試してみることにしました、 　HP[かてもの」のよると、アオキの若芽は苦い・・・・このHPで苦いとはっきり書いてるものはとてつもなく苦いと想像されます。 　キリの若芽・・・・どう料理してもごわごわしている・・・とてつもなく食感が悪いと想像されます。 　山にはいると、たいがい下草にアオキがありますから見つけるのはホント簡単でした。
	若芽の小さいのを摘み取ると、柔らかくて美味しそうです。お茶の葉のように鮮やかな緑色です。　茎を生で少し囓りましたが、旨みがあり全然苦くありません？？　隣に生えていたハナイカダを生で囓った方が苦いくらいです。。これは期待がもてそう・・・・
	先ずは定番のおひたしから・・・芽が柔らかいけど、、比較的しっかり茹でました。　色は更に鮮やかになり外見はめちゃ美味そうです。 　先ずは何も付けずに分析です。　食感はやや柔らかくしっとりとしており繊維質ではありません。　香りはかすかに青臭さがあります。　味は旨みや甘みを少し感じますが・・・・苦い・・・とてつもなく苦くはないけど苦みがとにかく勝っています。茎よりて葉の方が苦いです。　そう言えば生で囓るより茹でた方が苦く感じる気がします。　醤油をかけると苦みがマスクされてあまり気にせず食べられますが、美味しいとは思えません。　 　おひたしの評価は5段階の１くらいでしょうか・・・
	次は天ぷらです・・・天ぷらは植物のアクを簡単に取る常套手段です。。で、青臭さは取れましたが、苦みが残っています。揚げ方が甘いと苦みも強く、よく揚げた物は苦みが弱くなりました。　しかし、おひたしよりは天ぷらの方が苦みが抑えられるのでまだましのような気がします。 　天ぷらの評価は１．５くらい？？でしょうか・・・意外に強者ではなかったなあ・・・
	キリの若芽です。　キリは高木ですが、時々道ばたに手が届く若い木がありますから、ここから若芽をゲットすることにしました。
	HP「かてもの」では、ごわごわ感がよろしくないとのことなので、できるだけ小さな芽を摘むことにしました。　高さ３ｃｍほどの出たての芽です。　摘んでいると手がねばねばしました。生で囓りましたが、確かにこんなに若いのにごわごわしてしかも無味、、、ちょっと期待薄・・
	先ずは、おひたしから・・・強くはありませんが独特の土臭いかおりがあります。　想像通りややごわごわして食感が悪いです。。芽が大きければとてつもなくごわごわしていると思います。　旨みや甘みはありませんが、苦みがやや強くてまずいです。　醤油をかけると食せますが、この歯触りの悪さは何ともしようがなしです。 　おひたしの評価は5段階中０．５くらいでしょう。。
	次は天ぷらです。　見た目は悪くなりましたが、苦みがほとんど無くなりました。歯触りもごわごわ感がなくなり少しねっとりとしてコンフリーの天ぷらの食感に近づいています。　これはおひたしより、天ぷらにした方が絶対グッドです。 　天ぷらの評価は２くらいでしょうか。。　しかし、道ばたに生えているアザミを天ぷらにした方が美味しいと思います。