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ホウキハタ
(志摩沖 08.7.18)

 船からのジグにかかった52cm2.4kgの堂々とした魚体でした。骨が硬く出刃包丁が跳ね返されます。 捌いていくと、しっかりした白い締まった肉質であり、たっぷりときめの細かな脂がのっていました。IT検索するとクエの次ぐ美味で市場になかなかあがらない高級魚とのこと。。。 

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 身が締まっているので薄つくりにしました。 食味は歯ごたえがありきめの細かな感じで、上品な脂の甘みとかみしめるほどに出る旨みでその美味しさに、その場でうなってしまいました。 私はこの刺身を旬で脂が乗ったイサキの塩焼きと食べたのですが、美味いはずのイサキが霞んでしまうほどの存在感のあるうまさでした。 感動したぞ〜。 その後、刺身を冷蔵庫で2日寝かせましたが、歯ごたえが無くなり1日目に比べいまいちでしたから、刺身は新鮮な方がいいかもです。
 それより、超美味だったのがアラ煮です。コラーゲンと脂がたっぷりなので身も旨いですが、甘辛煮汁がめちゃくちゃ美味くて今まで食べた煮付けで一番美味かったです。小さな子供が信じられないくらい何度もごはんをおかわりしました。
 ムニエルもやりました。皮がコラーゲンたっぷりで、身ははじけるようにぷりぷりでやはり美味しく頂けましたが、基本的に煮付けが一番美味いようです。