2006年9月ツ−リング

06.9.4  〜国道306号から石ぐれ峠〜茨川林道(滋賀県東近江市)〜国道306号〜

 今日は最後の夏休みをとって、片道10kmのフラットダートがある茨川林道を再び攻めることにした。茨川は歴史がある廃村なので、今回は以前直前で通行止めをくらい行けなかった廃村も訪れることにした。
 石くれ峠はブラインドコーナーが多い峠道でしょっちゅう車両通行止めになるが、今日はよさそうだ。峠にあるこの2mほどの幅のコンクリートを抜ける車しか通行できない。


 最近こけて怪我をしたので、今日は超安全運転だ。 ところがである・・左ブラインドコーナーをインべたで20kmで走行していたら、いきなり白のキューブが猛烈な速度でブラインドコーナーから飛び出してきた。。飛び出すだけならいいがインべたで突然現れたのでカーブの途中で急ブレーキをかけてあわゆく衝突転倒しそうになった。。
 おい!キューブを運転していたドアホ! ブラインドコーナーで右側通行してつっこんでくると誰がどう考えても衝突するやろ! 車は左側を走るもや。小学生低学年のわしの娘でもしっとるぞ!!
 おまえの脳は鳩ぽっぽか!(怒)
 あわゆく、キューブを運転する鳩ぽっぽノータリンに巻き込まれるところだった。。こいつは事故しまくるやつだろうけど、こんなアホに巻き添えくらったら泣くに泣けない


 林道入り口・・・おいおい、去年の看板では確か3月25日で工事終了でしたよね。。また1年伸びとるやんけ! まあ・・・気を取り直して気持ちよいフラットダートをジギングのことなど考えながら自然の中涼やかに走るのであった。

 ゲゲゲ、またしても去年と同じ場所で通行止め(鎖付き)ではないか! わしゃ茨川の廃村見に来たんや! 
 鎖が簡単に開いたので強行突破して500mほど進むと工事関係者が昼飯を食っていた。。「このあたりに廃村があるはずなんですが??」 弁当を食う人「あっそれね。 あんたが鎖開けた直ぐ左にあるよ。。」 「へ?」

 通行止めまで戻って100m左側奥を見ると、確かに建物が見えるではないか。↑のバイクの左側奥・・川向こう

 歩いていくと、確かに人が暮らした家の基礎や石垣、酒瓶、壺、食器の破片などがあった。面積にして多分10戸ほどあったのではなかろうか。。
 今は3戸の立派な山小屋がちゃっかり廃村に建っている。 名古屋大学やら近江八幡工業やらの山小屋だ。。その周りにはおびただしい一升瓶の破片が・・・ 川の水は恐ろしく美しくだれ一人いない・・・こんな場所で無数の星を見ながら酒盛りをしたらさぞ楽しいだろう。

 川の水は珪藻すら付着していない美しさだ。。写真をとると石か川か判別がつかないくらいめちゃくちゃ綺麗だ。。 ここで昼ご飯を食べて、英気を養い帰路に就いた。
 
 
 総計12200km