2005年9月ツ−リング

05.9.19〜9.21 鳥取お気軽ツーリング


 野宿して9日間に及ぶ気ままなレゲエ旅を計画していたが、嫁の脅しとも言える大反対に遭遇し、何とか3泊4日の旅が実現した。 テントやシュラフをリアバックに詰め込んでいると膨大な荷物になってきたし、用意しているうちに体力がちょっと心配になってきたので、米子のビジネスホテルを基地に魅力的な大山周辺道路その他もろもろ観光お気軽旅に落ち着いたのである。

 ボリュームあるので4日に分けて書くことにした。
1日目 9/18(高速で米子まで行って境市のネズミ男と魚市場で遊ぶ)

〜伊勢自動車道・名阪国道・近畿自動車道・中国自動車道・米子自動車道経由 米子着〜国道9号で境市〜米子


 大阪で渋滞に巻き込まれたくないので朝の4時に家を出発した。
 ウエアーをスリーシーズンにするか冬用にするかで大いに迷ったが、冬用にして正解であった。1時間も高速走っていると冬用のウエアでも寒さを感じるほどだ。
 快適に高速400kmほど走って米子に9時に到着してしまった。 しまった!こんなに早く着くとは思わなかった。今日は疲れてホテルでぐったり休む予定だったが、元気もりもりである。

 米子を通り越して、境に最近できたという「水木しげるロード」を歩くことにしたのだ。
 境の駅前から早速、妖怪の姿があちこちにあるではないか! おもしろそう〜

 バイクは止めるところが楽ちんだなあ〜・・・満杯の駐車場を後目に駅前のちょっとしたスペースに止めていざ出発! かわいい妖怪のブロンズ像が20mおきくらいに通りに並んでおり終点が水木しげる記念館になっているようだ。

 かわいい、不気味な妖怪をさわりながらなかなかおもしろい道だ。 


 ご存じ目玉親父

 水木しげるロードは土産物屋が少しあるくらい。

 私はこのすべり落ちそうになって頑張っている鬼を気に入ってしまった。

 あこがれのねずみ男と感動の握手!! あんたも風呂が嫌いなんだってねえ・・

 終点の水木しげる記念館、館内撮影禁止。

 街で見つけたゲゲゲの鬼太郎ヘアーサロン

 パン屋は鬼太郎セットを焼いている

 野々村電気工業(株)は何故か妖怪グッズショップになっていた。

 妖怪汁ゲット

 ねずみ男汁も・・・

 境水道では釣り人がいっぱい投げ釣りしていた。

 境駅近くの店で海鮮丼・・・美味かった!

 境港には鮮魚市場があり、プロや消費者が購入できる。中は卸店がいっぱいあって圧倒された。三重にはどうして、こんな場所が無いんだろう・・・

 嫌になるほど新鮮で安い! 65cmサイズのヒラマサ2000円、70cmクラスワラサも2000円!
高級根魚の種類も豊富で新鮮かつ信じられないくらい安い・・・

 その港から数km走ったところに消費者相手と思われる境港さかなセンターがあった。 ここでも信じられない安さで高級鮮魚が・・・・全くなんて恵まれた環境なのだ。。ヒラマサ・・ジギングで釣りたいよ〜

2日目 9/19(鳥取砂丘で遊び大山南側道路をツーリング)

米子〜9号線から鳥取砂丘・魚市場〜9号線大山町から大山寺方向へ〜24号・45号から鍵掛け峠・大山蒜山スカイライン・蒜山高原〜米子


 今日は天気予報で雨が降りそうだった。午前中なら鳥取市は大丈夫そうなので行ったことがない鳥取砂丘を遊んで港近くの魚市場を覗いた後、ホテルに戻る予定だったが、大山を見ると何とか走れそうな予感がしたので、南側のメインとなる観光道路から蒜山高原方面をツーリングした。
 
 米子から海沿いの9号線を100kmほど走ると鳥取市なのだが、まずまず快走できる道だ。途中海岸に降りたら、キス釣りする人がいっぱい居た。。ここを含めて、港は釣り人があふれているのだ。ひょとして鳥取の最大の余暇は釣りではないだろうか??

 昔、ここから魚を見張ったという魚見台。 

 鳥取砂丘到着〜・・・早速観光らくだに乗って記念撮影だ。。たっのしー!

 砂の巨大な丘なんだね。。

 鳥取砂丘は適当に遊んで、ここにも「かろいち」という魚市場があった。鳥取県うらやましい〜

 日本海と言えば、ありました・・・ノロゲンゲ

 ここでシロイカ(剣先イカをここではシロイカとよんでいる。。三重ではアカイカなんだけど、ここではアカイカはタルイカのことを言うようだ)
 イカの活き造りはいまいち・・・イカは寝かした方が絶対美味しいねえ。。

 ここから大山に入り、赤松林の24号線〜ブナ・ミズナラ林の45号線・・・こりゃあ全く気持ちがいいワインデイングだ!とにかくずっと自然林の気持ちいい道が続いて三つ星ロードなのがうなずける。

 ブナの林に入り込みたい衝動にかられる

 一方ではこういう爽快な開けたワインデイングもある。ホントどこ走っても気持ちいいねえ〜

 ここが最高標高の鍵掛け峠

 標高910m

 大山のビューポイントだが主峰は雲で見えず・・・

 蒜山大山スカイラインは高速ワインデイングで蒜山高原に向かう。

 途中の展望台でようやく、雲のない大山が見えた

 蒜山高原は遊園地と観光店の嵐でちょっとがっくりだ。あまりいい感じしない・・・

 のどかなこんな道もあるけど・・・大山の方がずっといい!

 
3日目 9/20(鳥取花回廊で遊び大山北側道路をツーリング+人形峠にアタック)

米子〜181号線で鳥取花回廊へ〜30号線・34号線〜9号線・179号線から人形峠〜米子


 今日はガイドブックを見て、どうしても行きたかった、鳥取花回廊というフラワーパークに遊び、昨日行けなかった大山北側道路をツーリングして、旅行の締めに人形峠に行くことにした。。人形峠はぽつりと離れているのでちょっと無理してまわらければだめだが、「人形峠のウラン」という言葉が幼い頃より頭の中から離れず、一度どんな場所か行ってみたかったのである。

 先ずは花回廊・・・開場9時に行ったら客は私が1番乗りだった。

 パンフレットによると、日本最大級のフラワーパークで東京ドーム13個分の広さ・・・かつ雨の日も庭を観察できる屋寝付き回廊からなる・・・とんでもない施設のようだが、客は少ない。。 この巨大施設のメンテナンスというか人件費というか維持費は莫大なはずである。。とても大人1000円の入場料でまかなえるはずがないなあ〜・・などとすぐに金のこと想像してしまう。。。と言うことは税金がこれだけ投入されることができる鳥取とは??という疑問が湧いてきたが、まあ旅先でそんなことを考えてもあほらしい。

この巨大なドーム温室を中心に丁度土星の輪のように回廊があり、回廊からは下に見える庭園が見渡せるという構造なのだが、なにしろばかでかい。立派。。

 回廊はこんな感じ 

 回廊の外側の花壇、花の丘(なんとサルビアが1haも植えてある)からドーム温室と回廊を見たところ

 気持ちいいねえ・・・作業員以外人居ないし・・・セルフタイマーでしか自画像は撮れないよ。

 芝はノシバだねえ。花はサルビアやスベルヒユ、インパチェンス、ベゴニア、ペンタスなどごく一般的なものだけど、なにしろすごい数だよ・・・これだけありゃあ見事だ。

 人が居ないから大きさが解らないけど、この花壇も巨大だよ

 花回廊で大きく時間を割いたので、急いで大山に・・・おっ!今日は晴れて主峰がはっきり見える。

 北側の道は静かで、ちょっと1.5車線くらいが多くてコナラ中心のほんと静かないい道だ。。

 きのこが良さそうだなあ・・・と思っていると看板があった。

 一息坂峠 いまいち

 またいい雰囲気のコナラ林だ

 珍しい花は無かったけど、道路にはツリフネソウが満開だった。

 大山の横の船上山の麓

 おー!これはこれで見事な山だなあ

 あっ!34号線が通行止めだ・・・人形峠には一旦9号線に出て、そこから197号線に入るしかないなあ・・・1時間はかかりそう。。

 飛ばして人形峠の登り口。。。179号が新道で人形峠が旧道という感じ

 走ると道幅が1.5車線の古い数kmのなんてことない峠道だった

 力水があるから昔は難所かな?

 ここが峠のようだ。。岡山と鳥取の境界線

峠には人形峠展示館があったが、がらがら。 立派な施設なのに無料だ

 う〜ん、ウランの原石を人形石て言うんだ・・・ふ〜ん

 
 
4日目 9/21(ひたすら高速)

米子〜高速〜

 米子7時出発 自宅12時着、、、思ったより疲れ無いなあ〜 毎日リゲインを飲んだせいか、はたまた体がバイクに慣れたか。
 今回のツーリングは高速を800kmくらい走ったがdjebelは125km/hまですっと加速して100km/h巡航はなんのストレスもなくこなしてくれた。体への負担が少ないのだ・・・これは驚きであった。こいつは山道走るよりツーリングにホント向いているバイクだなあ。
 


総計 10500km