2005年6月ツ−リング

05.6.27  〜松阪市浄眼寺から白米城山頂〜

 バハを所持している旧友から白米城にバイクで登れるとの情報をもとに、いくつかある登山道を3本登ってみたのだが、途中で行けなくなる。。結局ずいぶん昔、歩いて登った浄眼寺脇からコンクリートの登り口(後から気が付いたが、車両進入禁止と書いてあった。登山客がいる土日に登るとひんしゅくを買うだろう・・)から登るのが正解だった。
 しばらくは、幅も1mほどでゆるやかな道だ。軽快な里山トレッキング・・・だが

 直ぐに、石がごろごろしてくねくねした登りになった。掘れ掘れダートではないが、曲がりが多いのとコースが狭いのと結構傾斜が急なので、集中しなければこけてしまいそうだ。
 山頂が近ずくにつれて道幅は30cmくらいになり、1カ所チャンピオンコースのような下りがありこれまた緊張する。

 間もなく白米城直下の階段に着いた。ここにバイクを止めて10秒登れば頂上だ。(というかここくらいしか止める場所がない(道幅がないので帰りの方向転換に難儀した)。
 ここまで、まったく気を緩めることができないが、まさかここまでバイクで来れるとは想像も付かなかった。体はバイクとの格闘で汗びっしょりだ。djebelにはちとハードだ。セローならもっとらくちんにこれるだろう。

 自転車やオートバイの乗り入れないこと・・・だそうだ。オフローダーは絶対来るわなあ・・・

 山頂付近は沢山カワラナデシコが咲いていた。夏だなあ〜。

 白米城からの景色は一級品だ。海に近く、名古屋から伊勢まで見渡せて、バイクで登れる。。三重の山の中で伊勢平野と伊勢湾が最も綺麗に近く見ることができる場所と思う。。

 白米城はいかにも里山の自然林で頂上は広く、景色は一級品、標高が低いことを除けば、全く気持ちのいい場所だ。。今までは津の長谷山がホームグランドだったが、これからは白米城がホームグランドになるだろう。。ここには緊張感・格闘・頂上の爽快がそろっている。気が付くとパンツの中まで汗だらけであった。

 

 
 総計7440km
05.6.18  〜国道166号から蓮ダム〜小屋谷林道〜再び蓮ダムから上前不殿林道〜再び蓮ダムから蓮・千石林道〜166号〜

 今日は蓮ダム周辺の林道探索を行った。。このあたりは地図に載っていない林道の宝庫で登りのダート道が沢山あった。ダートの質もフラットダート〜少し掘れ掘れダート程度で走りやすかった。
 まずは、水量がほとんどない蓮ダムに到着、、そのまま真っ直ぐ青田川、小屋谷川と入り、小屋谷林道を満喫することにした。
 しかし、蓮ダム周辺道路は交通量が非常に少なく、まったくイイワインデイングロードだ。距離も長くて走っていていい気持ちである。1台のモタードが気持ちよさそうに攻めていた。

 途中で、なぜか荒れ地に巨大な門だけが出現する。。バブルの頃の名残か・・・異様な雰囲気だ。

直ぐに林道起点看板があるが、物置に隠れて非常に見にくい。

 起点から4kmほどはアスファルト区間だが、自然林の中を涼みながらいい感じで走っていけた。

 やがてダートになるのだが、フラットに近い礫岩ダートで、まずまず走りやすかった。

 やがて造林小屋につく。。ここは桧塚の登山口で、以前ここから直登したのだが非常につらかった。登山道は頂上付近まで何度も林道を横切るので、もしこのまま林道を登っていけば関西一広いブナ林にたどり着くのではないだろうかという期待があった。登っていくうちに目の前に桧塚の広い笹原も見えた。(後から、この林道ではなく別の入れない作業林道であることがわかった。。残念!)
 造林小屋横の小屋谷川で昼食した。

 林道は登りに入り、起点から8km地点で大きく山崩れしていたが、礫岩の幅が1mほどあったので一気に通り過ぎた。。軽トラは完全ストップ、これ以降完全な掘れ掘れダートで走りにくくなった。

 8.5km地点、山崩れで完全に道が無くなった。。横を見ると桧塚を越えて、国見山あたりだろうか? 普及すれば行ってみたい。ブナ林にたどり着けるかもしれないもの・・・

 引き返して、アスファルトになったところゆっくり走って見ると、キツリフネのコロニーがあった。早いもんで数輪開花していた。。私の好きな花だ。

 蓮ダム方向に引き返す途中で林道看板があった。2kmほどの登り林道で、半分コンクリート舗装、半分ほぼフラットダートでなかなか走りやすかった。景色はいまいちだが走りやすいダートは気分がいい。終点は広い広場みたいだった。。

 蓮ダムの名前にもなった蓮に向かった。。木造建物が2〜3戸で人がいるかどうかわからないくらいナニも無いところだった。。ここが、千石林道起点だ。。。蓮の奥にムシトリスミレがあると聞いたことがある。一度は咲いているところを見たいものだ。
 千石林道1.4kmと書いてあるが、これは一般車通行止めまでの部分で、その先はどこまで伸びているかわかえらない。

その1.4kmが非常にフラットなダートでなかなか楽しいではないか!もっとフラットダートを!

これが通行止めだがオフロードバイクならすり抜けられた。

通行止めを越えるとやや荒れた登りになり、いよいよ掘れ掘れダートになってきたし、時間が遅くなってきたので引き返すことにした。。林道起点から4.5km地点であった。
  
帰る途中にも美味しそうな、ダート林道起点があったが、またの機会に探索したいものだ。

 
 総計7400km
05.6.5  〜国道163号から瀬戸林道〜途中長野城跡までダート〜再び瀬戸林道から青山高原道路〜馬野渓谷から163号〜

 今日は午後からなので、近場でまだ行っていない林道探索だ。
 青山高原道路に163号から登るのに、高良城林道は走ったことがあるが、もう一本の瀬戸林道は走ったことがなかっらので、ふらふらとこいつを走ることにした。 結局この林道もダートなし総アスファルトだったが、まずまずいい感じだ。

 途中で、右側にダートの分岐があるではないか・・・なになに長野城跡まで2.4kmとな・・・よし!行ってみよう!


 ずっと登りばかりだが、がれがれホレホレでなくて、なかなか気持ちのいいダートではないか!! むふふ正解であった。

 終点は下草が刈ってあってなかなか気持ちがいい場所だった。。看板を見ると、南北朝時代の北朝 長野氏の山城だったようだ。国指定の文化財だから、歴史的には重要な場所なんだろう。。こんなところまで来る人もまずいないのにトイレまであった。

 ここからの景色はなかなかいい感じである。人も来ないのに眺めのいいベンチが2個海に向かって置いてあった。。 直ぐ前は長谷山が見えて左は経ヶ峰であった。 伊勢湾と鈴鹿から松阪くらいの町並みが見渡せた。

 瀬戸林道に戻り、やがて高良城林道と合流し青山高原道路へ・・今日は人が少し多い。。直ぐに馬野渓谷に降りて(この渓谷沿いは林道がいっぱいあったので今度探索してみようっと)163号から帰宅した。。165号は車が多く景色も悪いので私は163号をよく利用する。
  
 
 総計7110km