2005年5月ツ−リング

05.5.25  〜国道306号から石ぐれ峠(通行止め)〜国道306号で鞍掛峠〜御池林道〜茨川林道(滋賀県永源寺町)〜国道421号で永源寺ダム〜国道307号・国道1号で鈴鹿峠〜

 今日は代休、天気は上々! ツーリング関西を見て石ぐれ峠から御池林道と茨川林道を攻めることにした。
 石くれ峠車両通行止めの看板が・・・これを解釈すると歩いては通れる(=オフロードバイクなら通れる)と思われる。躊躇無く国道とは思えない狭い峠を登り始めた。途中タニウツギが満開で美しい・・・で、峠直前に工事関係者に止められた。。アスファルト舗装してるからバイクもダメだって。。。

 予定変更して、306号を北に登り、鞍掛峠から御池林道・茨川林道を攻めることにした。
 関西ツーリングマップになにも印無いけど、鞍掛峠はすごいワインデイングで、ひょっとして鈴鹿スカイラインの武平峠より楽しいぞ!!(ちょっとミューは低そう)。。。。調子こいて攻めていたら、↓のカーブでオーバーランしてあわゆく反対車線のガードレールにつっこみそうになった。。それにしてもカーブの憶測が外れるとものの見事に曲がれない・・・・こんなに派手にオーバーランしたのは初めてだ。。交通量が少なくてよかった。ホッ   命を大切にしなくちゃ
 この峠は有名らしく、トラックも通るけどバイクやオープンカーが結構せめて走っている。。ドウカテイのイエローモンスターがすごいスピードで走り去っていった。。

 306号から500mほどはずれて御池林道・・いつものよう林道入り口にに工事の看板があったが、全く支障無く通行できた。

 御池林道は全長25kmほどの長大な林道だ。。走ってみてダートは無くすべて舗装されていたが、幅が広くて自然林が多く、開放的ななかなか雰囲気がいい林道だった。 この林道は鈴北・御池岳の横をぐるりと回っているのだが、↓の正面中央に見える奥の山が御池岳であろう。

 林道沿いの、ホタルカズラの青い花、ジャケツイバラのレモン色の花と新緑を眺めながらなかなか快適である。山菜取りの車が数台いるくらいで快適であった。 ↓は「緑一色山の学校」という訳の分からない看板があってその背後の尾根は藤原〜御池岳尾根であろう。

 で、ちょっと421号を走ってから、茨川林道である。友達のHPに廃村になった茨川の話が載っていたので走ってみたくなった。。この林道はその廃村まで行って折り返して戻ってこなければならない。。標識を見ると全長10.5kmだから往復21kmの林道である。。。予想はしていたが、またもや通行止めの標識・・・無視!!!!!

 これが走ってみると、ずっとダートではないか!! しかも幅は広く、ほぼフラットで非常に走りやすい!!結局最後までこんな感じのダートだった。。今までオフロードバイクを持ちながら、こんな気持ちのいいダートを長時間走ったことがなかったが、なんて気持ちがいい!! ずっとステップに立ちっぱなしで途中に出てくる水たまりをひょいひょい避けながら、るんるん気分で爽快な走りができた。。最初の数kmはこわごわだったが、慣れてくると、すごく楽しいのである。。体の中で眠っていたものが覚めてきたような感じで、気持ちが高揚してくるのである。。走りやすいダートはいいなあ・・・

 緑の中のダート気持ちいい!!茨川林道 最高!!
 
 川も恐ろしく澄んで美しい・・・誰一人道を走っていない

 突然の終焉であった。。立入禁止の鎖が張られていたのでr素直に引き返すことにした。距離計を見ると丁度10.0kmを指していた。あと500mで目的地であるが仕方ない。。この林道はまた来るであろうから、その時まで楽しみはとっておこう。引き返すと合計20kmのダートを走ったことになる。。今までジェベルで荒れた林道をこわごわちょっと走ってきたが、フラットダートは楽しい!!オフロードバイクはまとまった距離フラットダートを走らなきゃダメだと言うことがわかった。

 帰り道の永源寺ダムまで421号もなかなかいいかんじの空いたアスファルト道だった。
 
 
 総計6920km
05.5.16  〜伊勢自動車道勢和多気IC〜国道42号で大台警察〜県道31号・国道422号で大杉ダム〜大杉海山線通行不能〜422号で飯高に向かう途中パンク〜大台に戻りパンク修理〜

 ツーリング関西に三つ星が並んでいる「大杉・海山線の水呑峠」を目指して出かけたのであった。昨年の豪雨で普及工事をしていたのは解っていたが、国道422号であるから流石に工事も終了しているだろうと出かけた。
 家から大杉ダムまで70kmある。高速を少し使用したとはいえ1時間で到着してしまった。
 ダムの水量は非常に少ないが何とか放水している感じだった。

 それにしても、今日は天気がいい!! ダムの上で一休みしてからいざ水呑峠へ!!!!

 げ・・まだ通行止めか・・大杉ダムに来て初めて通行止めと解るのは、情報開示お粗末:::怒
 しかし、通行止めと書いてあってもたいていオフロードバイクなら通れる場合が多いのだ。

 5km進むとホントに崩れてます+工事関係者に追い返された。ガク・・・水呑峠の道は遠い

 知る人ぞしる大杉谷登山道は、大雨で未だ普及のめどが立っていないとTVで言っていたが、ここまできたら登山口である第三発電所の様子でも覗いていこうと分岐点にさしかかると・・・・二宮尊徳が亀とカエルを従えているなんともいえないキテル石像が・・・

 謎の石像に後ろ髪ひかれながら吊り橋を渡って5km進むと崖崩れでまたまたUターンと相成った。

 ここまで、裏切られると目標を変えて、宮川村から飯高町に抜ける峠越えをして帰ることに方針転換。。。また、こいつだ・・・でもこの看板はひょいと動かせるように置いてある。こういう看板は実は偽看板である場合が多い。ほとんどの場合ちょこっと危ないだけで実は開通しているのだ。

 峠に入って5km位進んだところで、突然リアが振られてこけそうになった。リアタイヤがペシャンコだ。。初めてのパンクであった。
 ここは相当山の中である。こういうときのためにレッドバロンでバイクを買ったんだよ、わっはっっは・・・携帯の圏外でした。。。。。
 何かの本で読んだことがある「パンクの時は人間が乗って動かすとタイヤやリム、チューブを破損する恐れがあるので、バイクを押して移動すること・・」  峠の分岐点に確かGSがあった。そこでレッドバロンに電話しよう、そこまで押そう・・・200mでダウン・・・結局エンジンかけて時速20kmくらいでとろとろ走っていどうすることにした。まあ、いいや
 GSではチューブタイヤの修理は不可能であった。。GSから伊勢のレッドバロンに電話すると、先ずはタイヤに空気を入れてもらって、直ぐに抜けないようならとりあえず走ってくださいとのこと。
 空気を入れてもらうと、走れるではないか! ラッキー と思いながら5分くらい走るとまたペシャンコに・・・レッドバロンに電話しようかと思ったが、こんな何にもないところで伊勢から1時間くらいはかかるぞ・・どうせなら次のGSで空気入れてもらって、大台道の駅くらいでレッドバロンを待とうと、次のGSまでまたとろとろ走ったら、そこで「道の駅の向こうにタイヤ屋があってそこで直してくれる」との情報をゲット!!レッドバロンだと電話して来てもらって勢に行って修理して、と考えるとあと3時間くらいかかると計算。。それよりもあと5km先にあるタイヤ屋に駆け込んで修理してもらった方が遙かに早いではないか。。
 結局ペシャンコのタイヤでまた走り出して、やっとタイヤ屋到着〜
 なんと15kmもペシャンコのタイヤで走ってしまった・・・チューブやリムは大丈夫だろうか??

 おー!! これはすごい技だ。。タイヤをはずさずにリムはずしをやって素早くチューブを引きずり出している。。田舎のおじさんは腕がいいなあ〜。15分もしないうちにリムはずし、チューブ2カ所修理、リムはめ、空気圧チェック、、実に見事な技であった。。
 15kmもペシャンコの状態で走ったのにチューブもリムもなんともない! オフロードバイクて便利だ〜
 修理代2000円払って帰路に就いたのであった。

 今日は崖崩れ見物とパンクですぎていった。。
 
 総計6560km