2005年2月ツ−リング

05.2.26  〜県道15号から伊勢奥津〜国道368号から曽爾村県道81号線(曽爾高原・香落谷・青蓮寺ダム)〜名張市道784号から赤目48滝裏口〜国道165号国道368号から上野市〜国道25号から関町〜

 午前11時、家は芝も青くぽかぽかであった。秋の紅葉、ススキシ−ズンは混雑する香落谷・曽爾高原、いわゆる太郎の辺りをうろうろしようと出発した。
 名松線沿いに美杉村伊勢奥津に着いた頃には吹雪になってきた。この辺りは道の脇や屋根に雪が積もっていて、道路標示の気温は0℃凍結注意・・・なんて寒いんだ・・・これからまだ内陸に行くんだなあ・・・。と、考えていると昼前になったので美杉の道の駅で昼食を食べに4kmくらい目的地と逆方向に走った。この先食う店があるかどうかわからんもん。

 道の駅の豚骨味噌味チャ−シュ−メンはなかなか美味かった。冷えた体を充電していざ出発〜。

 県道81号線に入ると・・お−!これこれ、これが見えると太郎にきたという実感が沸く。柱状節理でできあがった特異な形の兜岳だ。兜岳の下部には対峙する鎧岳の陰が写っている。
 さて、81号線から曽爾高原に上がる道路を登っていくと・・・うん?

 いつの間に・・・温泉ができていました。温泉だけじゃなくて立派なレストランまで・・・このあたりは茅葺き屋根の廃屋があるくらいでナニもない静かな所だったのに、、、、残念!

 曽爾高原は薄雪化粧で、はっとするほど美しかった。オフロ−ドバイクだとここまで乗り付けるんだ。。。一般的に曽爾高原はススキの秋が一番人が多いが、4月の草焼きが終わってススキが膝くらいの高さに伸びた5〜6月が一番美しい。

 県道81線に戻ってしばらく走ると、高さ100〜200mくらいの柱状節理の谷が数km続く。これが香落谷と呼ばれる、奇岩道路だ。紅葉のシ−ズンにはこの奇岩に紅葉がちりばめられ美しいが、道路幅が狭い上に車が多く混雑する。

 さらに先に進むと青蓮寺ダムがあり名張市の団地に入る。なんてことないダムだ。

 映画効果で近年異様に観光客が増えた赤目48滝だが、入り口のオオサンショウウオセンタ−から全長2kmほどの終点まで歩く人は一握りしかいないだろう。。その終点がここである。バス停があるが時刻表を見ると、日曜祝日のみ午後2時と3時の2本だけであった。。。。昔とあまり変わらないなあ〜・・20〜30年前一度だけこの終点まで滝を歩いてきたが、唖然としてもう一度2時間かけてオオサンショウウオセンタ−に引き返した覚えがある。。。
 この道は名張から太郎に抜ける裏道なのだが、途中で雪が深くなってきて引き返してきた。コース変更して名阪国道を使って帰路に就くことにした。
 途中で上野市を通過するので・・・・

 上野市湖月堂の丁稚羊羹を土産に買って帰った。。丁稚羊羹数々あれど、ここのそれには麻薬が入っているがごとく惹きつけられる味である。

 それにしても今日のツ−リングは寒くて非常に疲れた。翌日海が静かならジギングする予定だったが、疲れて気力が沸かないので芝刈りでもします。

 
 総計5520km