2004年10月ツ−リング

04.10.23〜24  〜岐阜 鈴蘭高原道路、せせらぎ街道〜

 今日もmac3さん・助手さんとツ−リングだ。
 新潟、東京変人奇人集団とmac3さん主催岐阜キノコオフ会の予定だったが、諸処のやんごとなき理由により、岐阜ツ−リングとなった。
 自宅からmac3邸へ110kmだが初めて高速を1時間ほど走り、非常に疲れるのを実感した。オフロ−ダ−と高速の相性は最悪である。
 今日のバイクはmac3さんがセロ−、私が250XC、助手さんがエストレアである。

 セロ−に乗せてもらったが、djebelに比べてすごく小さいし足つきが良くバイクとの一体感が密で軽く感じる、これなら荒れた林道も迷い無く入っていける感じだし、乗車姿勢も力を抜いて手を置いたところにハンドルがあるような楽ちんで風をうまく受け流せる感じであった。ただ、馬力はやはり劣るのを感じた。低回転時のトルク感と80km/hを越えてからのパワ−に差があるが、その他のバンドでは十分である。一番差があると思ったのはブレ−キの効きが後輪がドラムだし前輪も悪いのでおっかない。直進安定性が少し劣るのと段差でサスが跳ねる(サスのヤレか?)感じがした。両者長短があっておもしろかった。ギア比もセロ−は低速が厚く高速が広がっているが、gjebelは上から下までリニアな感じだ。djebelは一般道をツ−リングするため低速から高速までまんべんなくカバ−する設計である感じがした。
 エストレアもちょっと乗ったが、小さすぎて乗りにくい、ちょっと重い、回すとビリビリ振動する、ハンドルをちょっと切ろうとするとパワ−ステアリングのごとくあれよあれよと切れてしまい体を傾けると言うより切れていくハンドルを抑えながら乗っているようで違和感があった。
 
 鈴蘭高原道路はまったく楽しいテクニカルなワインデイング道路でバイクで走るとホントに楽しかった。鈴鹿スカイラインに感じが似てるなあ・・・景色は自然林が紅葉して白樺もあり御岳を見ながらロケ−ションも抜群で気に入ってしまった。

 郡上八幡の趣味千山に宿泊後、朝かねてからバイクで走ってみたかったせせらぎ街道をぶっとばした。ここはせせらぎ、高速ワインデイング、紅葉の3拍子で思ったとおりすばらしかった。タイトなカ−ブは無いので景色を楽しむ道だ。。。だが、朝9時で峠は4℃・・・なんて寒いんだ!!!

 キノコはしっかりと採った。しかもホンシメジ。しかも100本くらい・・・多分一生見ることができないくらいの発生であった。
  
 総計3240km
04.10.16〜17  〜紀伊半島1周ツ−リング〜

 今日は、mac3さんとジギングの予定だったが、台風のうねりが入りだしたので急遽ツ−リングに変更・・・で、なぜか紀伊半島を1周することになった。11時出発なので多分串本あたりで夕方かな?

 敵はカワサキモンスタ−(ゼファ−1100)、ちょっとまたがせてもらったが戦車のような鉄のかたまりである。djebelのが背が高いが重さは2倍、馬力は3倍くらい。高速では全く歯が立たず、一般道でもついて行くのは大変だったが、砂利道だったら負けないぞ〜。。。
 助手さんがエストレアで3人で42号線をひたすら熊野・串本方面になんかするのであった。

 mac3さんは非常にイケナイ速度で走るので、これがツ−リングの一般的な速度か!!と驚いたが車を抜くのやら赤信号で先頭に立って青信号で車を引き離すのは、爽快であった。。。だが、なぜか1台エストレアの加速が鈍いぞ!!一体誰だ?

 で、あっという間に串本に着いてしまった・・・まだ3時半じゃないか・・・ちょっと早いなあ・・・実は次の日の夜7時から自治会の役員会があってこれに出席しないと嫁が幼児2人をひきつれて夜会議に出なくちゃならない・・想像するだけでも身の毛がよだつ・・・そうすると多分1月くらいご飯の替わりに画鋲食わされます。それは非常に困るので、mac3さん助手さんにひたすら忙しくしてもらった。この後、串本大島に渡り、田辺まで一気に走って距離をかせいでそこに宿泊するようしてもらった。

 岬は風とうねりで美味しそうなさらしがいっぱいに広がっていた。ヒラスズキ釣ってみたいなあ〜

 夜は田辺のビジネスホテル宿泊で、晩ご飯はごちそうになってビ−ル入って幸せ〜・・・カツオの刺身:全く血の臭いが無く脂もほどほどで美味美味!!アカイカもうまい。

 朝、田辺を出発して、和歌山市方面に向かう途中魚屋に寄った。。トロ箱は、小さなヨコワ5000円くらい:高い、タチウオ、ゾウリエビ、ウチワエビ、いずれも値段は高めであり、アカハタ40cmくらいのが4500円!!これは高すぎるぞ!!  と思いながら水槽を見ると居た〜〜〜!!!活きのクエ初めて売ってるの見た。さすが南紀、本場だけのことはある。。お値段もさすが10kgくらいのが10万円ですか・・・

 和歌山に近づくにつれて渋滞がひどくなり、ストレスたまるよ−。ここで、ネットでおしゃべりしたミホコおばさんとご対面。。。噂通りスレンダ−美人だったが、機関銃のような会話がビンビン響いてきて、私はうとうと眠たくなってしまった。。遠のく意識の中から聞いているとかなりグルメの方のようだ。お土産の醤油ありがとね。

 紀ノ川沿いに24号線を東に・・・これが渋滞道路でまたストレスたまる〜・・・370号線の伊勢街道に分岐するとあとはすいすいである。渋滞の紀ノ川から軽快な吉野川沿いの309号、169号、16号と進み、166号に出た。
 あとは高見峠を越えて松阪まで1本道である。空いている+飛ばせる=楽しい。
 高見峠を降りたところに、知る人ぞ知る「虹の泉」があるが、ここをmac3さんに案内した。近年、作者の東氏にお子さんが生まれたので、店番も東氏がやってるみたいだ。二十数年間こだわりにこだわった作品を創造続けている芸術家なので、東氏は相当変わった人なのだが、mac3さんは、東氏との会話は堂々としている。さすが変人クラブを主催する人だ。

 なんと和歌山市から高見峠までわずか3時間しかかからなかった。おかげで5時に家に到着できた。めでたしめでたし。
  
 総計2475km
04.10.11  〜信楽町東海自然歩道〜甲南町つめた谷林道〜

 今日は、ビギナ−向けフラットダ−トがあるという信楽町の東海自然歩道とこれまた東海自然歩道になっている甲南町のつめた谷林道に行った。両方とも信楽高原鉄道まわりの広大で平坦な赤松混成林をぬけるコ−スだ。今となっては平地でこれほど広大な赤松林があるところは皆無である。。ちょっとバイクとめてキノコ散策できるのではないかと下心があった。
 水口から信楽高原鉄道沿いに信楽に入り、ライスセンタ−手前を右折、しばらくアスファルトだが突然鏡のような道幅広いフラットダ−トになった!! 周りは全部自然林だし、すごく走りやすい!ちょっとお尻を振ってもすぐに修正できる。あ〜なんて気持ちいいんだ。初めてフラットダ−トというのを走ったがいいもんだ。子供の頃は結構こんな感じの道が多かったのにいつの間にか総アスファルトになってるもんな〜。

 周りの林は、松茸山入山禁止の札がいっぱいあって、ちょっとキノコ取りの雰囲気ではない。。しかもこのダ−トは1kmあまりでアスファルトに変わってしまった。変わった場所はなんとMIHO MUSEUMの入り口だった。。あ〜フラットダ−ト短かったなあ〜。
 今の道を引き返し、再び高原鉄道沿いに水口方面に少し戻って右折・・・あれ?東海自然歩道とつめた谷林道の入り口看板がない!!高速道路建設してるみたいでそれらしき広い道を入っていったら看板発見。

 ここはハイカ−もいるし、地図情報によると林道とはいえ結構枝がはりだした狭い道らしい。で、入っていくと確かに軽トラ道で雨で少し掘れていて、少し道が荒れていたが急坂がないので転けるようなことはない。自然林なのでそれなりに楽しい。。ダ−トだし・・

 途中、おじさんがたむろしていたり、車進入禁止の看板があったり様子が変! 2kmくらいでダ−トが切れてアスファルトになるところで10人くらいのおじさんが通せんぼしていたが直ぐに通してくれた。どうも松茸山の権利を持つ人が目を光らせているようだ。。ここもキノコ探しの雰囲気ではない・・・というよりこのあたり全部だめかな?
 滋賀県まで気持ちのいいダ−ト求めてきたが、あまりに距離が短かかった。もう少し長いフラットダ−ドが走ってみたいぞ!
 
 総計1865km
04.10.10  〜サニ−ロ−ド〜南島漁港〜大紀南島林道〜奥西河内林道〜

 台風一過いい天気!高速に乗って玉城ICからサニ−ロ−ドに入り五ヶ所湾の漁港をまわり、今日一番の目的「局ヶ頂をバイクで登る」を試みた。山頂は海に近いので非常に気持ちいいが、登山口から山頂までブルド−ザ−で整地した防火道になっている。もし、オフロ−ドバイクがあれば是非登ってみたいと思っていた山だ。
 登山口は相賀トンネル手前に鎖で仕切ってありそこから一度急降下してから登っている。。転げ落ちないようにこの鎖をくぐり抜け、意を決して登り始めた。道は全線ダ−トで幅もあるが、傾斜が恐ろしく急だ・・・5分後チャンピオンコ−スのように最も急な傾斜100mほど続く坂の始まりで速度をゆるめたら、こてっとこけた。。シ−ト高が高いので立ちごけに近いが、初ゴケであった。
 とにかく転んだバイクを立てなければ・・・重い!!こんなに重いとは思わなかった・・・背中がつりそうだ。 外観バイクにダメ−ジなさそう、でもエンジンがかからん!!こんな道じゃない場所にレッドバロンも救援に来ないぞ!!で、2〜3分セルを回していたらやっとかかった。。。ほっ  こけると空気でも入るのかな?  恐ろしくなって心臓破りの坂を前に引き返したのだが、引き返すだけでもブレ−キかけっぱなしの滑りっぱなしである。もし、あの坂を上れたとしても下りはバイクと一緒に土石流のように落ちてしまっていただろう。。登らなくてよかった・・・

 海岸沿いに南島の漁港をちんたら走ってみたが、なかなか海も気分がいい。
 で、今日第2の目的「大紀南島林道」に向かった。ツ−リングの本に書いてあるのでいい林道だろう。それから「奥西河内林道」に入り林道ツ−リングを満喫する予定だ。

 が〜ん、、、台風の被害で少しは予想していたが・・・引き返そうと思ったが、いけるところまでいっちゃえ!

 これが、なかなかいい林道で、全線アスファルトだけどいいワインデイングが何キロも続いて景色もまずまず。。気にいってしまった。自然林はほとんどないけど開放的な林道で気持ちいい〜。。途中崖崩れが数カ所あったが、バイクならすり抜けられる。
 でも、杉が2本倒れて道をふさいでいた。バイクから降りてなんなくクリア−、、さすが最低地上高30cmのバイクだ。
 途中枝道にダ−トがあったので登っていったが、またまた転けてしまった。でまたエンジンがなかかなかからない。。。やっとかかったけど心臓に悪い。。

 「大紀南島林道」に満足して直ぐ「奥西河内林道」に乗り換えだ。。地元の大宮町ではあじさいの道と称して整備している。

 これが、渓流を横目に見ながらなかなか気分がいいではないか。ちょっとだけせせらぎ街道を連想させる。飛ばせないけどまずまずである。
 帰りは、ダ−トとアスファルトが連続すると書いてあった県道151号線を経て帰路に就いたが、すべてアスファルトであった。。10km以上ある県道なのに1台も車に遭遇しなかった。恐ろしく交通量がない忘れ去られた道のようで、空いてるのが取り柄みたい。バンビ2匹とイノシシ1匹に遭遇した。
 
 総計1685km
04.10.09  〜鈴鹿スカイライン〜

 鈴鹿の主峰鎌ヶ岳と御在所岳の間の武平峠を境に三重県と滋賀県を二分するように豪快なワインデイング道路「鈴鹿スカイライン」に行って来ました。車ではいやと言うほど行った場所だが、バイクだと実に新鮮!!タイトなコ−ナ−が連続し路面もいいので走っていてめちゃくちゃ楽しい!! こりゃバイクのためにある道だなあ・・・今は無料だし・・・これから何度も走りにこようっと。。
 頂上の武平峠で一休み・・背後はだだっぴろい御在所頂上

 滋賀県側の道もなかなか楽しい。

 
 総計1450km
04.10.03  〜君が野ダム周辺〜

 今日は雨が降ってきそうなので、朝7時に近くの君が野ダム周回コ−スをちょっと走ってから、鈴鹿の南海部品でリアバッグを買う予定だ。パニッシュケ−スは便利だけど、あれは付いてるとめちゃくちゃかっこわるいので、ジェベルに付けて違和感がないやつを買おうと思っている。
 例によって「関西ツ−リング」によると周回コ−スの一部にダ−トが残っているとのこと、こいつに書いてあるんだから気持ちいいのだろう。。
 先日未曾有宇野の大雨が降ったのでダムの水はチョコレ−ト色だし、小さな崖崩れが所々にある、おまけに冷たい雨が降ってきた。。。おまけにである、、大きな崖崩れで道が途中でふさがっていた。。がく・・・

 雨が冷たい・・・このまま帰るのも消化不良なので近くの林道をちょこっと走って帰ってきた。

 教訓、、雨が降ったら素直に帰りましょう・・・

 総計1280km