2003 伊豆シュノーケリング合宿参加記


8/23 長距離運転に備えて前日はうきうきした心を押さえて早めに荷物を用意し、
10:30pmにベッドに入り、無理矢理寝る。
こーいうときには目覚まし時計をセットしてあっても、アラームが鳴る前に目が覚めるものだ。
というわけで3am起床。 準備して3:50am、家人はぐっすり寝ているので静かに玄関のカギを閉め、
もうすぐ満13年になる愛車エスティマで三重を出発。
と思ったら、免許証がない。1分程走って止まり、クルマの中を探すがいつもの場所にない。
慌てて家に戻り、カギを開けて空き巣みたいにそーっと家に忍び込み探すが、ない。
1分程して、昨夜、免許証をバッグに入れたことを思い出す。早朝の脳味噌はまだ起きていない。
またクルマに戻り走り出す。これで5分ロス。

空はまだまだ暗く、東の空にはオリオン座が昇り、その上に新月に三日前の月が輝いていた。
この夏は、地球温暖化時代となってもはや亜熱帯と化した日本にしては珍しい冷夏になった。
一週間前までは海で泳ぎたいなどという気持ちもわかないような気候だったので、
天候の回復を願い、週刊あ〜(第112号)ではギルバルスに登場してもらった。
それがきいたのかどーだかはわからないが、インターネットのひまわり画像で見る限り、
この週末は良い天気になりそうな気配である。
まず名古屋を目指して国道23号を北上。そして岡崎へと南下する頃、日の出。
真っ赤な太陽が地平線から顔を出した。矢作川(やはぎがわ)の水面に映る朝日。
写真を撮りたいなーと言う気持ちを押さえ、ひた走る。
豊橋あたりで朝日を正面から浴びて道路案内板を見逃して道に迷い、10分ほど時間をロス。
しかしまだまだ時間に余裕はある。蒲郡(がまごおり)を過ぎ、太平洋沿いを走り、浜松。
東名高速道路を使わずとも充分に川奈釣り部隊に合流できると踏んで、国道1号線を東に向かう。

ところが清水あたりで数kmの渋滞発生。やむなく東名に乗り快調に進むが、
沼津で下りようとすると、その出口でまた1kmほど渋滞。
当初の目論見ははずれて、どうやらこれは昼ぐらいにしか伊豆に着かないと判明。
焦っても仕方ないので、国道136号線で淡々と修善寺、そして中伊豆バイパスへ。
まだ釣り部隊は活動中かもしれないと考え、大室山を右に見て、とりあえず川奈を目指す。
伊東の海岸に出たところで、タチバナ君から電話。
先遣隊は既にやまもプラザにいて、釣り部隊も伊豆高原のやまもプラザに向かっているとのこと。
そこで国道135号線を南下し、やまもプラザに直行。もうすでに正午ごろ。
結局往路は8時間程かかった。走行距離は380km。

海鮮料理の店に行ってみると、さんちょうさん、のうえあさんたち第一次部隊は
すでに食事を終えていた。
海鮮ちらし寿司を注文したところで、ますむらさんたち第二次部隊が到着。
ますむらさんにお会いするのは米沢での原画展、瀬戸の招き猫クラブの宴会以来、三度目。
釣り部隊は、みんくるさんの釣り上げた「そうだかつお」の話題で盛り上がる。
あぁ、高速道路を走って釣り部隊に合流すればよかったなぁ、と思っても後の祭り。
その後、ゆっきんさんたち第三次部隊も到着。
近畿地方に住んでいると、なかなか関東地方のアタゴオルファンの人とお会いする機会がないので
お久しぶりの人とはじめましての人ばかりである。

食事がすんで富戸(ふと)の港に向かってますむらさんのエクシブが出発。
私はいつもなら旅行前にはインターネットの地図サイトなどで、
行く先の道路などを徹底的に調べるのが趣味なのだが、
今回は前日まで夏季補習のプリント作りが忙しくてじっくりと調べている暇がなかった。
富戸と言われてもどこにあるのかぴんとこない。
そこで私は従順に若葉マーク付きのエクシブについて行く。
エクシブは走りはじめていきなり、右に曲って国道に出るべきところを直進する。
そしてこれから海に行くはずなのに急坂をどんどん登っていく。
「あれ〜?違うんじゃないかなー」と思いつつも伊豆初心者は従順に従う。
案の定、しばらく行ってエクシブは道の間違いに気付き引き返す。
このとき、一抹の不安を感じた私であった。だ、だいじょーぶなんだろか?
しかしあとは問題なくクルマは進み、海岸に下る。
城が崎海岸の奥に富戸の港はあった。
有料駐車場にクルマを止め、いそいそと泳ぐ用意をする。
海は穏やか、空は青く晴れ、真夏の日射しがきつい。
つい二、三日前までは想像できなかったような、暑い日になった。

駐車場のすぐ下の海岸には重装備のダイビングスクール生が大勢いる。
駐車場の人に「あのー、浮き輪で浮かんだりしてもいいんでしょうか?」と聞くと、
「ええ、かまいませんよ。けどダイバー優先でお願いしますね」というお答え。
私は今回は伊豆初参加ということでシュノーケルやフィンは持っておらず、
先日購入した水中メガネと浮き輪だけを携えていたのだった。
大は小を兼ねると思って買ってみたその浮き輪をふくらませると、大きすぎた。
コニシキサイズであった。
浮き輪の準備をしていると早くもますむらさんは海に浮いている。
下の写真の真ん中に顔が見えているのがますむらさん。

(以下の画像は、画像をクリックするともっと大きなサイズで見られます。
 ただしファイルサイズが大きいので、読み込みには時間がかかります。)



私以外の参加者は昨年、一昨年の経験者が多く、シュノーケルとフィン、ブーツ。
みんなすごいなー、と思いつつも、私は浮き輪にしがみついて海に浮かぶ。
一応水中メガネも買って持って行ったので、それをつけて海の中をのぞいてみると、
メダカのような魚が大量に泳いでいた。シラスの群れだ。

しかし山育ちで、川でしか泳いだことのない、という私は海の塩水は苦手である。
海水は目にしみるし口に入ると塩辛い。どうも海水に顔をつけるのはためらわれる。
というわけで、水中メガネははずして、周りの景色や空を見上げることにした。
海面から見上げる空は広く高い。海岸線の切り立った岩山は緑におおわれ壮観である。
ずーっと海に浮かんで空を見ていたいところだが、何しろ日射しが強く、
海面に露出した顔はじりじりと焼かれ、そうそう長くは浮かんでいられないのが残念だ。

sthwさんは、「海に来たら、ねじ式ごっこをしたいですねぇ。」と言う。
メメクラゲに血管を切られて、シリツしてください、
と腕を押さえながら海から上がってくるのが似合いそうである。
sthwさんは海に入らず、フォクトレンダーのカメラに広角25mmレンズをつけて
写真を撮ったりマンドリンを弾いたり。
蜘蛛爺さんは本格的なスイムスーツで泳ぎ、あい間にはずっしり重いコンタックスで写真。
お二人ともなかなかにこだわりのカメラである。
陽射しが少しかげりかけてきたころ、さんちょうさんの同僚やJIMAさんも到着。
私はシュノーケルの先から水を吸い込んでしまいそうなのであまり使いたくはないが、
泳いでいる人たちはシュノーケルを巧みに使い、溺れもせず泳いでいる。
シュノーケルはともかく、フィンは便利そうだ。今度海に行く時には買っていこう。
海から上がってきたますむらさんは、昼寝をしているsthwさんに近づき、
フィンをつけたままの足を振って、水をかける。
「ひでぇペンギンだー」とのうえあさん。
一瞬、ウニ頭親分とますむらさんの姿が重なる。感動の一瞬である。

海を堪能したあとは、高原の湯に移動して、野天男湯中段に浸り、畳の間で休憩。
やっぱ畳はいいねぇ。日本人だねぇ。
ふと横を見ると既にゆかりさんはビールを飲んでいる。実に缶ビールが似合う。
そして歩いて回転寿司へ。私はますむらさんとは別のテーブル席。
控え目に、金目鯛、中トロ、生シラス、アジ、そして大好物のしめ鯖2皿。
ますむらさんおすすめの金目鯛はなかなか美味。
ゆかりさんはさっき高原の湯で飲んだ缶ビールよりも回転寿司の生ビールのほうが
安いことにショックを受けていた。
しかし、風呂上がりのビールの価値はお金にはかえられないのだ。
そう考えて納得しようではないか。うむ。

お勘定をしている間にますむらさんのテーブルのところまで行って数えると、
12枚の皿が積んであった。「去年は金目だったが、今年は鰯」とのこと。
しまった、今年は鰯だったのくぁぁ、と残念がる。
しかし私が食べたのはアジだと思ったが、あとで思い出すと鰯だったかもしれない。
今さら言ってもしかたないけど。

外はすでに暗くなっている。
エクシブが先導してアルコール調達部隊は酒屋に向かう。ビール、酎ハイ、ワインなど買う。
次におつまみ調達部隊のいるスーパーマーケットへ戻る。
エクシブがだしぬけに国道から右に曲ったので従順についていくと、街灯もない真っ暗な道。
これは明らかに道の間違いであった。行き止まりで何度も切り返しをしてUターンして戻る。
ようやくスーパーに着いて中を大勢でぞろぞろ歩く。
この時点でまだ、今夜の目的地である泉郷プラザホテルへの道順を
誰も把握していないことが判明。スーパーで地図を発見してみんなでよろこぶ。
このアバウトさがいいんですよねー。

買い物が終わって外に出ると、東の空からはオレンジ色の火星が昇ってきた。
で、ようやくクルマを連ねてホテルに到着。チェックイン手続きをしてから
暗い急な坂道をクルマで登って貸別荘にたどりつく。

四棟借りたうちの一棟に全員が集結し、夜の宴会が始まった。
と言っても統一性があるわけではなく、それぞれにわいわいと適当にやっている。
テーブルではますむらさんを中心に、ギターやマンドリンなどで音楽。
私とタチバナ君が「『月を抱きしめよう』は野田の跳ねるリズムでギターを弾きながら
歌うのは難しいねぇ。」と言っていると、ますむらさんが「なに、そんなの簡単だよ」と
弾き語りをしてくださった。これがいい感じなんですよー。
その他、ビートルズナンバーなど、思い付くまま気の向くまま。
畳のコーナーでも盛り上がっていたようだが、私はもっぱら音楽テーブル。
私の持っていったミニギターをタチバナ君が弾き、
私は上の部屋でのびているのうえあさんのウクレレで遊ぶ。
途中でミニギターの弦が切れたが、2年も張りっぱなしなので切れて当然の弦。
あー、スペアの弦を買っておかなきゃいけなかったなー。

テーブル席ではスッキリした味わいの赤ワインを空けたあと、
JIMAさんが持ってきた日本酒をいただく。それもカラになりかけた頃、次の日本酒。
このあたりから、なんか記憶があやふや。
宇宙人の空さんと話す。空さんは滅法酒に強いが、それでも明け方まで飲むとさすがに酔うらしい。
「朝、会社で、コップでお茶を飲もうとしたら口の角から、だらーっとこぼれたのよ。」
「う、うーむ。」
普通、口の角から水がこぼれるのは歯医者で麻酔をかけてもらった時ぐらいのものだ。
口が麻痺するぐらいテッテ的に飲むってのはすごいですねー。

さんちょう弟さんとも話す。
「姉に伊豆に誘われたのは、前日の夜ですよ。準備もできません。」「前日ですかー。」
「いつもそんな調子なんですよ。去年も前日でした。」これはもー、拉致である。
みんくるさんの釣り上げた「そうだかつお」も料理されて登場。
あいけん君やJIMAさんが料理部隊として活躍している。
ますむらさんが採集して水泳パ○ツの中に入れて陸に持ってきたという貝も登場。
おいしかったらしいが、幸か不幸か私は食べず。

全部でワイン2本、日本酒2升4合、ビール8リットル、酎ハイ数本が消費された。
睡魔が襲ってきた頃、散会。みんなそれぞれの棟に戻っていった。
私は酔っ払いながらも歯磨きだけはして、2:30am頃布団に沈没。


8/24 6amちょうどに一度目が覚める。ふと横を見ると、隣の布団ではますむらさんが
寝ておられた。このシチュエーションにギクリと緊張したが、まだ起きるには早すぎる。
目を閉じているうち、また眠りに引きずり込まれる。
8amぐらいに起床。ますむらさんが、「イビキはかかないの?」と聞くので、
「ええ、横になって寝るせいか、イビキはかきませんねぇ」と答えると、
「あんまり静かだから、コイツ、死んだのか?と心配したよー。」とのこと。
私の場合、深い眠りに入るとほとんど冬眠中の熊のように、
必要最小限の生命維持装置だけがはたらき、その他のスイッチは切れてしまう。

10amホテルに集合、会計などしているが、ますむらさんの姿が見えない。
どうされたのかと思っていたら、ガソリンスタンドを探して道に迷われたのとこと。
チェックアウトして、今日も海に向かう。
先発隊は途中ガソリンを補給し、スーパーマーケットで昼食を調達。
私はソースカツ丼と焼そばを買う。
また昨日と同じ駐車場にクルマを停め、富戸の港の一番奥のダイビングスポットまで歩く。



昨日にも増して夏らしい気候で暑い。空には雲一つなく快晴。
さっそく昼食。カツ丼だけ食べて、また浮き輪をふくらませる。

今日も一番はじめに海に入ったのはますむらさんだった。
岸近くの水は若干冷たいが、少し岸から離れるとほのかに暖かい。
水は濁りが多く、あまり透明度は高くない。
水に足を浸してジッと立っていたら、何かが足に当たる。びっくりして水中を覗き込むと
10cmほどの魚が数尾いて、足をつついていたらしい。全然人間を恐れていない。
今日も浮き輪に体をあずけて空を見上げる。
岸から少し離れてプカプカと浮きながら真上を見ると、視界には青い空と太陽。
人の声は届かず、聞こえてくるのは波の音ばかり。
頭上をカモメが飛んでいく。
あぁ、なんて幸せなひととき。

半時間あまりも浮かんでいたら、突然少し気持ちが悪くなってきたので、あわてて岸に戻る。
どうやら微妙な波の揺れに酔ったらしい。
JIMAさん、蜘蛛爺さんは都合で早くさよなら。ユキコさん御夫妻も早退され、
JIMAさんたちを送って行ったさんちょうさん、のうえあさんはなかなか戻ってこない。
私は岩に腰をおろして休憩しながら他の人たちが泳ぐのを見る。
一番長く水に入っていたのは、やはりますむらさんだった。(下の写真の真ん中がますむらさん。)



のうえあさんのバナナボートに乗り、気持ちよさそうである。





バナナボートで長いこと浮かんだあと、またシュノーケルで水中探索を続行。
隣に座ったゆかりさんと会話する。

 「バナナボートにハマっちゃいましたねぇ。」「キッチリはまり込んでます。」

 「やっぱ次のフラッパーの表紙はバナナボートかなぁ。」「うんうん。」・・・・・・・・

 「なかなか上がってきませんねぇ。」「長いですねぇ。」・・・・・・・・

 「たまちゃんみたいですねぇ。」「たまちゃんですねぇ。」・・・・・・・・

 「もはや水棲生物になっちゃってるねぇ。」「ふふふふ。」・・・・・・・・

 「あ、ようやく上がってくるもようです。」「なんか動作がつらそうですねぇ。」

 「水に順応してしまって、もう地上の重力には耐えきれないんですよ。にゃはは。」

 「両生類が初めて陸に上がってきた時みたいですねぇ。」

 「最初は四本足。」「あ、片手が地上から離れたぞっ。」

 「あ、ついに立ち上がった。」「生物の進化を目の当たりにしているみたいですねぇ。」

 「感動的です。」

タチバナ君も長く浮かび過ぎて気持ちが悪くなったようだった。
皆、もうかなり海を堪能し尽くし、満足げに海を眺める。
いつもの生活より、時間がゆっくり流れている気がする。
潮が満ちてきた。

釣り部隊を収容して、のうえあさん、さんちょうさんが帰還。
道具などを片付けてクルマに戻る。
その後、私以外は昨日と同じように湯に浸かってから食事をして帰るということだが、
私は辺境の地、三重に帰らねばならないので、あまりゆっくりはできない。
そこで湯には行かず、駐車場のシャワーで軽く塩水を流して、
そのまま帰宅することにした。
みなさんにここでお別れ。
楽しかったです。やっぱ、海はいいね。夏は海だね。
天気も予想以上によかったし、宴会も面白かった。
また遊んでください。

国道135号線に出たところで我がクルマはみんなとは反対方向の北へ。3:45pm。
中伊豆バイパス手前のホームセンターで一旦クルマを停めて、
自宅に連絡の電話を入れ、残っていた焼そばを食べ、ミネラルウォーターを買う。
ここから一気に行けるところまで休憩なしで行くつもりだ。
眠くなったら休憩すればいい。
修善寺までは順調。修善寺周辺で渋滞したので行きと同じ有料道路に入ってみたが、
こちらも渋滞。どうせ渋滞ならと、すぐ次の出口から国道136号線に戻る。
しかし三島までずーっと渋滞。途中で日が沈む。三島と言えば、のーえ節。
「ふぅーじぃの白雪ゃぁのーぉえぇー」と歌いながら運転する。
沼津インターまでの国道1号線も渋滞しているので、地図を見ながら裏道を探す。
三島駅の南を通り、下戸狩(しもとがり)駅前を通り、
一ケ所道を間違ったがすぐに戻り、なんとか沼津を抜ける。
東名高速に乗るまでに2時間以上かかった。しかし、渋滞はここまで。
名古屋方面はもう渋滞はない。

東名上り線は御殿場から45km渋滞しているらしい。
タチバナ君とさんちょう弟さんに電話で道路情報を伝える。
タチバナ君たちは、まだ昨日の回転寿司で食事中だった。
ゆっくりしていて渋滞にかからないかなぁ、と心配する。
下り線は気持ちよく流れている。制限速度プラスアルファでゆっくり走る。
帰りは暗くて国道で帰るのは難しいので東名を使うことにした。
浜松あたりで花火大会。大きな打ち上げ花火を左に見て、タツローを聴きながら走る。

名古屋が近づいてきた。このまま高速道路を行くと、地道に下りないで名古屋高速に
接続し、さらに東名阪自動車道、伊勢自動車道と続いてかなり早くに家に着けるが、
小腹もすいてきたことだし、おいしいラーメンも食べたいし、
ということで岡崎で東名を下り、国道1号線から国道23号線へと進み、
名古屋市内の「らーめん・横綱」という店でクルマを止める。
伊豆を出て、ここまで6時間近くノンストップで走ってきたので、
歩くとフワフワする。
ネギたっぷりのラーメンを食べる。ここのラーメンはとんこつ醤油味のスープで、
コクがある。半分食べたあたりで、ニンニク唐辛子のペーストをスープに溶かし、
味にパンチをきかせる。んー、んまいです。

再びクルマに乗り込み、国道23号線を南下する。
桑名、四日市、鈴鹿、と下り、自宅まで3kmのところまで来て、
吉野屋の看板に吸い寄せられ、並を注文する。
んー、やっぱ日本人、お米も食べなきゃね。ラーメンだけじゃダメだよね。
っと、パクパクッと食べてから、帰宅。11pm。
復路は余裕で7時間ほど。

こうして無事に約800kmを走破し、夏のお出かけはエンディングを迎えた。
「ますむらさんと楽しい仲間たち」と遊んで食べて飲んでしゃべって歌った二日間。
実に実に充実して、面白かった〜。
企画してくださった、さんちょうさん、のうえあさん、御苦労さまでした。
ご一緒させていただいた皆様、そしてますむらさん、どうもありがとうございました。

しかし、伊豆往復ぐらいは楽勝だなー。
この調子なら、米沢往復もいけそうだなー。
来年は野田・米沢を回ろうかなー。

                ← 完 ―≪