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6月18日(土)
名古屋空港09:30―KE767―ソウル11:15/12:40―KE907―ロンドン17:50/20:40―BD64―エジンバラ21:55(以後レンタカー)― ザ・テラスハウス
6月19日(日)
エジンバラ―(Dundeeを経てMonifeithへ)―モニフェイス・ゴルフリンクス―セント・アンドリュース(リンクス・ホテル)
6月20日(月)
セント・アンドリュース(オールド・コース)
6月21日(火)
セント・アンドリュース(ジュビリー・コース)―カーヌスティ
6月22日(水)
カーヌスティ(チャンピオン・コース)―エジンバラ
6月23日(木)
エジンバラ―ミュアフィールド(ジオナラブル・カントリー・オブ・エジンバラゴルファーズ)―パース(グレンイーグル・ホテル)
6月24日(金)
グレンイーグル(キング・コース)―エジンバラ空港18:40―ロンドン・ヒースロー空港19:55―ロンドン市内
6月25日(土)
ロンドン・ヒースロー空港20:35―Ke908―
6月26日(日)
―ソウル17:30/19:05―KE768―名古屋空港20:45
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セント・アンドリューズ・オールドコースへ
6月18日(土)
ゴルフをはじめたからには、その聖地・セントアンドリューズを経験しなければ、ということでラ・キンタクラブ三年目はスコットランドです。
メンバーは私・村山武久、T土建のはっさん、銀行OB酒造組合専務理事・こうへいさん、アイスクリームの卸屋さん・ひろかずクンの四名。
7時30分名古屋空港。いつものように格安切符の団体受付でチェックイン。
この切符、名古屋―ソウル―ロンドン―エジンバラ往復16万5000円。
10時前名古屋発、ソウル11時30分。12時30分ソウル発、いきなり西に向かって一直線ではなく、島根県、能登半島あたりまで迂回してシベリアに入る。
うつらうつらしているうち、目を覚ますと眼下は美しい緑の田園風景。イギリス人らしいおじさんに「ここ、どこ?」と聞くと、「デンマールク」。北海を横切り、午後6時過ぎ、ロンドン・ヒースロー。
ターミナル3から台車をゴロゴロ押し、ターミナル1へ。7時20分ミッドランド・エアにチェックイン。8時45分発、下を見るとあちこちにゴルフ場が見える。機内では夕食が出る。(悔しいことに、さっき待ってる間オムレツ、スープ、ミックスサラダなどをたっぷり食べてしまった)。9時40分過ぎエジンバラ。
レンタカー(フォード・ワゴン)をチェックアウトして、予約してあるカールトンヒル裏手のザ・テラス・ハウス。
外はひんやりとし、石畳の向こうは公園、その向こうはフォース湾の海
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6月19日(日)
8時朝食。ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、コーンフレーク、トースト、ミルク、グレープフルーツジュース、アップルジュース、コーヒー、フルーツ。もちろん宿泊料(4人で100ポンド)に含まれている。
まずはエジンバラ市内をぐるっと車でまわってみる。いかにも古色蒼然とした町並み。累々たる石の町である。
エジンバラを離れ、M90を北へ。フォース・ブリッジを渡ってパー ス方面へ。途中からA91に曲がってダンディーへ。
ゆったりとうねる穏やかな起伏、牧草と菜種の花が美しく織りなしている。ティ・ブリッジをわたり、6、7マイルでモニフェイス・ゴルフ・リンクス。(グリーンフィ24ポンド)、手引きカート1.5ポンド。
このリンクスはモニフェイスの町のパブリック。町の人たちはそれぞれゴルフクラブを作り、コースに沿って自前のクラブハウスを建てる。(写真)勝手に集まり、ビールを飲んだり、カードを楽しみ、もちろんクラブ競技を楽しむ。
その一つに入り、「ビール、飲ましていただけるかな?」と聞くと、「あー、どうぞどうぞ」とたいへんフレンドリーに迎えてくれた。
スタート小屋でプレーフィーを払い(今日は日曜日で平日より2ポンド高くて気の毒だね、となぐさめられ)11時55分、ティ・オフ。
4時20分に上がって、再び先ほどのクラブハウスでビール、サンドイッチ、(なんと、お一人96円!)。
セント・アンドリュースへ移動。5時過ぎ着。さっそくゴルフショップを冷やかし、オールドコースを歩いてみる。オールドコースは日曜日はお休み。市民の散歩の場となる。スイルカーン・ブリッジを越し、2番から17番、「ホテルのどこを越して打とうかな、などと思い描いてのんびり歩く。 コースから見渡す景色は何度も写真で見た、あの景色そのまま。「来たぞ!」とちょっと興奮。
スタート小屋から100メートルほどのザ・リンクス・ホテル(一人4800円)に宿をとる。午後11時、テレビでUSオープンを見ながら寝てしまう。
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6月20日(月)
8時30分、たっぷりの朝食。
早めにキャディを予約しておこうと、キャディ・マスターの小屋へ出かける。
「午後3時10分のティタイムで4人頼みます」でOK。
18番のグリーンの右手に並ぶショップを見て回る。ウールン・ミル(という名の店)でカシミアのセーター、サンバイザーを買い、付加価値税の返還のための申請書をもらい記入する。この申請書をイギリス出国の際、税関に提出して印鑑をもらい、ポストに投げ込むと買った金額の17%が銀行の口座に振り込まれてくるというシステムである。
かって、スコットランドが生んだゴルフの神童・トムモリスの名を冠したショップなどを見、本屋で「イギリス全土のコースガイド」を買う。
町へ出かけてみると、活気があるけれど、しかし静かで落ち着いた古い町である。
骨董屋に入ってみると、隅のほうにヒッコリーシャフトのアンチックなアイアンとバッフィーがあった。それぞれ5、6千円で、迷った末買わずに出てきた。
2時過ぎスターと小屋に行く。「ああ、ミスター・ムラヤマの組ねっ、3時10分だから、10分前にきて!」という。
そういえば、スタート小屋周辺にプレーヤーの姿はほとんど見えない。自分たちのスタート時間になってエントリーをして、そのままティーオフという事で、ようするにそうしないとスタート係りは誰にお金をもらったかわからなくなってしまうのだ。
3時10分きっかり、スコアカードと鉛筆をもらい、「ツー・マッチ・ムラヤマ」というようなアナウンスがあってティーアップ。後ろの垣根に沿って観光客のギャラリーがずらっ。そこそこにスィルカーン・バーンを避け、左目に打って歩き出す。
風はそよ風、買ったサマーセーターで少し暑いかな、というところ。10番で折り返し、15番あたりから町が近づいてくる。石の町並みに向かって打つ。まったく美しい。が、じつに素朴で何の気取りもない。しかし落ち着いた面白いコース。自分がミスし、むかっとはしてもコースに腹は立たない不思議なコース。フレンドリーであるが凛としている。午後7時、18番グリーン終了。
私についたキャディ、アランは指示する距離ぴったり、グリーンもよく読んでくれた。キャディ・フィ3200円、チップ1600円。プレーフィ8000円。案外高いようだが、オールドコースは特別。しかしセントアンドリューズの住民はすべてのコースを何回でも利用できる定期券があって、その代金は一年定期で約三万円足らずとのこと。もちろん、普通の人はキャディはつけず、自分でバッグを担いで回る。手引きのカートはオールドの場合女性のみ許されるとのこと。

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6月21日(火)
今日はセントアンドリューズ・ジュビリーコース。
ビジターがオールドコースをプレイする場合、オールドのみの予約は受け付けてくれず、5つあるコースのどれかと必ずセットにしなければならない。予約時、セットにしておいて、オールドコースをプレイし、あとはすっぽかすという手もあるだろうが、ただでさえいろいろと芳しくない海外での日本の評判を我々の手でおとすわけにはいかない。ここはセントアンドリューズ・マネージメント・コミッションの規則を忠実に守ることとする。 とはいえ、このジュビリーコースは6900ヤード、コースレート73。やわなコースにはあらず、国際競技の会場にも使われることがあるコース。
プレーフィは4800円、カートは無料。ゴロゴロとカーとを引いてプレーする。
ごく普通の感じで、こんなゴルフもまたいいものだ。
グリーンはオールドほどうねっていない。しかし、ころがりはいい。ラフ、ヒース、ハリエニシダの茂みは強烈。3時30分、終わって町で昼食をして、カーヌスティーへ。
セントアンドリューズからカーヌスティーへは北へ30分。一昨日のモニフェイスの隣町。明日はまた、カーヌスティーから南へ戻り、エジンバラに泊まって、次の日ミュアフィールド。そしてまた、北へ走り、パースの近くのグレンイーグル。
なんでこんなアホなことになったかというと、日曜日にやっているところ、エントリーできるところ、木曜日にしかビジターを受け入れてくれないところ(ミュアフィールド)など、アッチャコッチャしてこうなったのだ。
カーヌスティーのホテルは、昨日の夕食時、食堂のミスターに調べてもらったホテル「グレンゴーホテル・リンクスPDE」。コースのすぐ脇である。バスつき一人6400円、シャワーつき5600円。コースを見渡すなかなかいい部屋だ。夕食をして久しぶりゆっくりお風呂につかり、午後10時20分、さあ寝ようかと、カーテンの隙間から外を見ると、なんと、まだゴルフをしている奴がいる。18番だけでなく、遠くのほうにもいる。
うっすらとグレーがかった青空に、まんまるな月が浮かんでいる。
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6月22日(水)
ぐっすり快眠。
カーヌスティーもまた、コースに沿ってレディスクラブ、カレドニアンクラブなどのプライベートクラブやゴルフショップが並んでいる。
付近は小さく質素な家が多く、その中に「19番ホール」というパブもある。(写真は宿泊したホテル)
朝食を取っていて、ふと外を見ると18番のピンフラッグが大きくしなっている。まさに烈風。この風は一日中やむことなく吹きまくった。
コウヘイさんのみキャディーをつける。ダンディー工科大学の19才。ゴルフのハンディは9.
カーヌスティーはセントアンドリューズの北方、直接海には接していないがフィフイス湾が広々と見える美しいコース。ウォルター・ヘーゲンは、このコースをイギリスでのベストコースと称賛している。過去、全英オープンは5度ここで開催され、1953年ベン・ホーガン、1964年ゲーリー・プレーヤー、1975年トム・ワトソンがそれぞれ制している。 コースは、チャンピオンシップ、バーンサイド、バートンリンクスと3コースあるが、挑戦するのはもちろんチャンピオンコース。ティーはフロントもバックもなく、レディスとメンズのみ。
風が強く、130ヤードのアプローチを2番アイアンで打ったり、18番ロングの二打目を8番アイアンでグリーンオーバー。キャディに番手を聞くと、「ボク、こんな日にしたことないもん!」
ホールアウトして、近くのカレドニアンクラブでティー。
再び、エジンバラに帰り、ザ・テラス・ホテル。
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6月23日(木)
今日は世界最古のゴルフクラブ、ミュアフィールド。正式名称は「ジ・オナラブル・カンパニー・オブ・エジンバラ・ゴルファーズ」という。
ここではじめて全英オープンが開催されたのは1892年。過去13回のチャンピオンのうち、最近の5回を見てみると、ヘンリー・コットン、G・プレーヤー、ニクラス、トレビノ、ワトソン、ファルドとビッグネームが続いている。フロックを許さないコースである。コースレコードは日本の青木功である。
世界に名だたる名門中の名門であるが、世界中のゴルファーの要望にこたえて、火曜日と木曜日の午前中、それぞれ8名のみビジターを受け入れている。我々が手紙によってリクエストしたのは前年の10月であったが、この週の枠はこの日のアウト2名、イン2名、そしてアウトのフォアサム(4名)という返事が返ってきた。予約金はプレーフィ1人あたり50ポンドの半額を英国の銀行小切手で送ってこいというもので、カードによる支払いは不可。
送金すると、格調の高いレターヘッドの用紙に見事なタイプフェイスの返事が返ってくる。ハンディキャップ証明を当日お持ちくださいとか、キャディー、ランチ、ハイティーの要望はあらかじめ知らせよとか、女性はクラブハウスに入れないとか、食堂ではタイとジャケットを着用せよとか、クラブハウス内での写真撮影は禁止とか、まあ様々の事柄が記されている。
エジンバラから約1時間、ガレーンという町に向かって走る。昨日と違って快晴そよ風。フェアウエーもビシッ、グリーンもバシッ、ただラフは、出そうでまったく出ない。4、5回打って10ヤードというのもあり。ゴルフはマッチプレーということが骨身にしみてわかる。アマチュアがストロークプレーをするなんて、庭園コースでのことなのだ。
樹木は一本もなく、ウォーターハザードも一切ない。あるのは、ティーグランド、フェアウェー、ラフ、グリーンとそんなに多くないバンカーだけ。しかし、素晴らしく美しく、すごいコースなのである。これって何?という感じ。
2時ごろ上がってロッカールームへ。二人ずれのメンバーのおっさん「とうやった?」と聞くから、「うん、すばらしいコースやった。けど、ベリー・ディフィカルトであたしのゴルフはベリー・テリブルよ」というと、「そんじゃ、もう一度俺たちとプレーしなよ」と言うが、「これからグレンイーグルに行くからアカン。ところで、ネクタイ忘れたので貸して」と借りて、食堂でランチ。隣のグループから「おっ、新しいメンバーか?」と冷やかされて、本当のことを言うと、「ああ、あいつのか。そのままもらってけ」と笑っている。従業員もメンバーもまったくフレンドリー。ティールームに移ってコーヒー。ランチを含めてプレーフィー13.000円余り。
三度目のエジンバラを経て、8時、イギリスのカントリーホテルの代表・グレンイーグル・ホテル着。
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