好きな夏の食材






・日本、朝鮮、中国、台湾 特有の川魚です。水温が下がるにつれて下流へくだり産卵して幼魚になって海へ、2〜3月頃川を遡上しはじめ1ヶ月に3cmずつ成長、旬は7〜8月、短命のため『年魚』とも、いきのいいのは香りがあるので『香魚』ともいいます。塩焼き、酢みそ合え、筒焼き、石焼、天ぷら、アユ寿司等々限りなく、食に良し、釣りに良し、お好みでぞうぞ。


うなぎ


・鰻は古くから日本の食文化に深い関係を持つ魚です。 詳しい生態についてはまだ謎の部分が多いようです。
・高タンパクで消化もよく、夏バテを防ぐ為の食材として、すでに万葉集にも大伴家持が「武奈伎」(むなぎ)なる名前で「夏やせによしと云うふものそむなぎ取り食せ」と歌っている。
・蒲焼きと云うのは、蒲の穂のように、うなぎをぶつ切りにして串に刺して焼いたことから生まれたことば、これが今のようになったのは江戸後期からで、江戸を発祥の地としている。白焼、う巻き、ひつまぶし、せいろ蒸し、うざく、肝焼き、にぎり等々また食器によって鰻丼、鰻重などと。


さくらんぼ


・桜桃。葉は桜の葉に似て大形、花は白色5弁、果実は6月に成熟。山形、福島、山梨等梅雨期に雨の少ない地方の特産でしたが、最近では日本の苗を、南半球の中で気温雨量に適した地域に植え付けて、例えばオーストラリアからのものが、クリスマスに店頭に並ぶとか、チリからアメリカンチェリーが輸入されるとか、新しい事情も起きているようです。


生姜


・我が国をはじめ中国、インドなどで古くから使われた香辛料。冷奴や湯豆腐それに素麺の薬味、アジやカツオのたたきに。豚肉の生姜焼き、寿司のがりなど添えるだけで食欲増進と独特の風味、辛味を作り出します。ショウガ醤油や千切りやしぼったままを使用します。また、血行促進、解熱、鎮咳等の薬効もあります。



パセリ


・料理の彩りとして使われることが多いパセリですが、実は栄養豊富な野菜なのです。体内でビタミンAに変化するβカロチンが多く、体の老化やガン予防に効果があります。そして美容や免疫力に効果があるビタミンC、糖質の分解を助けるビタミンB1も含んでいます。  さらに、カルシウムや鉄などのミネラルを含み、独特の香りには食欲増進効果があるので貧血の予防に効果があります。食べられる脇役、また主役クラスの料理方法も考えて、パセリの栄養を無駄なくいただきたいものです。

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