春、好きな旬の食材



アスパラガス


洋野菜の代表格です。栄養価でいえば断然グリーンアスパラを、さっとボイルしてマヨネーズやドレッシングで。天ぷらも美味です。アスパラガスはカロチン、ビタミンC、ビタミンE、ルチン、アスパラギン酸等を含み、疲労回復や滋養強壮、抗腫瘍作用もあり、また赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため貧血にも効果があると言います。


あなご


ウナギに似た褐色の円筒形の魚で白い斑点が2列に並んでいます。栄養価抜群、最近伊勢湾のあなごも有名に、良質なあなごは、脂がありながらしつこくなく、柔らかくて口の中でとろける感じ。焼き、甘辛煮付け、天ぷらに、煮穴子はすし種や茶碗蒸に、まぜご飯に、又きゅうりと合わせて酢の物にも美味、などなど幅広く使えます。


かつお


● 「目に青葉 山ほととぎす 初がつお」
● 「初がつお 銭とからしで 二度なみだ」
この二つの句はいずれも江戸時代の作ですが、美味しくて飛びついたものの、あまりにも高額でその上からしが..、涙ながらに食べるはめになってしまったと言うのです。 新鮮なものなら刺身、ニンニクや生姜醤油でのタタキは美味この上なしですね。黒潮にのり、5月上旬には東海道沖・伊豆沖・房州沖に、6〜7月には常磐沖から三陸沖へと北上します。この間に獲れるのが「初かつお」です。  一方丸々ふとったかつおに成長して、8月下旬から10月にかけて産卵の為南下しますが、この時期のかつおを「戻りかつお」と呼びます。脂肪が乗っているわりには案外さっぱりとしておいしい。このため「かつおは、戻りかつお」に限るという食通の人もいます。赤身の魚の代表格である かつお は鉄分が多く、貧血に良いといわれ、特に色合のために敬遠されがちの「血合」には2倍の鉄分が含まれると言います。


しいたけ


特有な風味・食感がある。生椎茸は鍋料理、茶碗蒸し、うどんなどに入れたり、炒め物、天ぷらなどにする。干し椎茸は味や香り、うま味が濃縮され、出汁を摂ったり、水に戻して煮物や佃煮にしたりする。ビタミンDやB群、ミネラル、食物繊維等を含み、抗コレステロール作用や免疫賦活作用があると云われている。一方大量摂取するとシイタケ皮膚炎、光過敏症を発症するとも云われている。クヌギやシイ、ナラ、クリなどの枯れ木に生えるが、現在は人工栽培が殆どといっていい。


山菜をいかしたレシビはいかがでしょう。その一部を
あげてみました。おなじみの野草です。
はて、何んだったけ。


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・「おひたし」は「三杯酢」や「酢みそ」で。また、「あえもの」に「ごまあえ」「くるみあえ」など、それに「天ぷら」もいいですね。もう一つサラダに向いているのもありますよ。うるい、行者にんにく、ぜんまい、たらの芽、菜の花、にら、のびる、葉わさび、ふきのとう、わらび、よもぎなどなど旬の野草をどうぞ。機会があれば、山菜採りに里山へ(道に迷わない、荒らさない)入ってみるのも楽しみですし、また近所のスーパーでも、時には見かけます。写真の野草は上記の内のどれでしょうね。   正解はこのページの最下段にあります。
・その内の「うるい」を調べてみました。オオバギボウシが本名です。語源は、花のつぼみが花茎の上に集まってついている様子が、橋の欄干の擬宝珠に似ていることからつきました。ウルイは方言ですが、その語源は、春先の若葉は丸まって立つように生えますが、その頃の葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したのではないかと言われています。若葉、若芽、茎ともに味や香りにくせがなく、独特のぬめりとまろやかな舌触りは、早春のシンボルともいえまあす。6〜9月ごろ薄紫色の清楚な花をつけます。成長したものは茎を使用(葉は苦みが出るので)、シャキシャキしてこれまた美味、味噌汁の具にも最適です。
食用に適する部分は一般にはやわらかい若芽か若葉、先端の生長点にしぼられますから、採取の時期はきわめて短い期間ということになりますね。


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