運動会でバトルだホイ☆
| 久保家 | 外村家とはお隣同士。タクロウとヒサシは幼なじみ。 | |
| 父 | タクロウ | 久保家の大黒柱。大学病院の歯科医。いずれは開業したいらしい。 |
| 母 | ジロウ | タクロウに一目ぼれした元患者。実は出来ちゃった婚。 |
| 子 | じろ(4) | 久保家の愛息子。ジロウにそっくりの人気者。 |
| 外村家 | タクロウは過去の事件を根に持っていて、ヒサシにライバル心を抱いている。 | |
| 父 | ヒサシ | 外村家の大黒柱?コンピューター会社勤務。テルとラブラブ☆ |
| 母 | テル | ヒサシとは学生結婚。天然奥さん、料理が得意。いつでも新婚気分。 |
| 子 | てっこ | 外村家の愛娘。テルにそっくりで歌が上手。 |
| 宝井家 | 久保家の下に住んでいる。(つまりマンションなのさ) | |
| 父 | ヒデト | 敏腕弁護士。綺麗な顔とは裏腹に極悪な性格が玉に瑕。 |
| 母 | テツ | 目の大きな社交的ワイルドママ。学生時代、ヒデトを落とした実績の持ち主。 |
| 子 | ハイド | 宝井家の愛息子。両親の趣味でハイドと言う名前に。顔はヒデトそっくり。 |
| 北村家 | 外村家の上最近引っ越してきた。 | |
| 父 | ケン | 安月給の地理教師。ダム好き。旅行好き。ひげ好き。 |
| 母 | ユキヒロ | 元保育士。実はSUGIZOと同期。ケンちゃんとの結婚を機に退職。 |
| 子 | ゆっきー | 北村家の愛息子。ゆっきーはあくまでもあだな。本名は誰も知らない。 |
| 月海幼稚園 | SUGIZOの幼稚園。親のあとを次いだだけ。 | |
| 園長 | SUGIZO | ピンクの髪の若い園長。ヒサシはこの人の見た目で幼稚園を決めた。 |
| 先生 | J | てっことじろの担任(月組)。見た目とは裏腹に子ども好きで面倒見がいい。 |
| 先生 | INORAN | ハイドとゆっきーの担任(海組)。Jとできてるとかいないとか・・・?人気者。 |
| くまさん幼稚園 | 真矢の幼稚園。コンセプトはずばり「くま」。 | |
| 園長 | 真矢 | SUGIZOのライバル。何故かいつも月海幼稚園にいる。くまっぽく憎めない。 |
| 先生 | RYUICHI | 真矢にいつも振り回されている気の毒な先生。こどもは好き。 |

序章
さて、いよいよ明日は月海幼稚園の運動会です。
ちょっとここらへんで両家の様子を見てみましょう・・・・・。
久保家。
「じろ。明日はかけっこで一等賞になれるかな〜?」
「うにゅ?うん!がんばる!」
「そっか。明日はパパお休みもらえたからね。ちゃんと応援に行くよ。」
タクロウがそう言うと、じろは嬉しそうに笑った。
「やったあ!明日たのしみ。ママもくる?くる?」
「うん。お弁当つくってね。」
ジロウもにっこり笑って答えてあげる。
料理はあまり得意ではないジロウだが、愛しい我が子のために一生懸命前日から用意している姿がこれまたいじらしい。
楽しく会話をしているうちに、タクロウがじろに言った。
「じろ。お隣のてっこには負けるんじゃないぞ?」
「うん。だって、てっこちゃんは女の子だもん。じろは男の子だもん。」
「そうだね。大丈夫だね。よーし、じろ一等賞になったら何がほしい?」
タクロウはじろに質問する。
するとじろはなにやら難しい顔をして、考え込んでいる。
「欲しい物そんなにいっぱいあるの?」
「ん。。。」
ジロウがそう聴くと、じろは頭をこくこく降って頷く。
「うーん。その中で一番欲しい物は何?」
「えっとね。えっとね。イーヨー!」
「いーよー?」
「イーヨーだよ!ね。ママ。」
「あのね、プーさんに出てくる紫色のロバ。」
イーヨーが何かわからないタクロウにそっとジロウが教える。
タクロウは、ああ。と笑いじろに言った。
「ようし!じゃあパパがすっごい大きなイーヨー買ってあげよう。そのかわりがんばるんだぞー!」
「やったー!」
タクロウに抱き上げられたままはしゃぐじろを、タクロウはちょっと落っことしそうになった。(アブねえアブねえ)
外村家。
「明日はてっこの運動会か?」
「ん!パパくる?」
てっこがヒサシに心配そうに訊ねる。
「うん。行くよ。ママとしっかり応援してあげるからね。」
ヒサシがそう言うと、てっこはにっこり笑う。
「あー。てっこなんか競争とか出るの?」
「なんかねー、30メートル走があるらしいよ。ね、てっこ。」
テルが答えながらてっこの頭を撫でる。
「そうなんだ。てっこ一番になったら何ほしい?」
「あのねー。てっこパパにちゅうしてもらいたいのー☆」
「そんなことでいいの?」
てっこの答えにちょっと驚くヒサシ。
安上がりな子どもである。
「うん。いいよ。いっぱいちゅうしてあげる、てっこはかわいいなあ。」
にこにこ笑いながらてっこを膝に乗せる。
「え〜・・・。オレには?」
そんな盛り上がっている2人に、テルが拗ねたように言う。
「・・・テルには毎日キスしてるでしょ?」
ヒサシが苦笑しながらそう言って、てっこを膝に乗せたままテルにキスをした。(っかー!甘々!)
まったく親がこんなんじゃてっこの将来が心配です。
「やーん。ヒサシ大好き〜。」
テルはそういってヒサシに抱きつく。
2人の間にいるてっこは苦しそうにじたばたしている。
「うにゃ・・・苦しいよう。」
「あ。ごめん!てっこ!」
テルがあわてて飛び退いた。
いつまでも新婚きぶんなお二人さん。
テルのおなかには、実はもう第2子がいたりして・・・。次は男の子だな、きっと。
月海幼稚園。
「先生!まだトラックの白線が引いてないです!」
「え〜?Jにでもひかしといて〜。」
「そんな!J先生は大玉の修理中です!」
「もー。しょうがねえなあ・・・。オレが行くのかよ・・・。」
ピンクの髪を1つに束ねると、SUGIZOは渋々白線を引きに外に出た。
すると、何故かいつものようにやってきていた真矢にばったり出会う。
「・・・なんでお前がここにいるかなあ?」
「いや、オレんとこ来週だからさ、ここはどんなのかなーって偵察に・・・。」
「来るなよ。ったく・・・明日は絶対くんなよ!?」
「・・・杉ちゃん相変わらず怖いねぇ。園児逃げない?」
真矢は嫌みたっぷりにSUGIZOに言う。
「いや?オレはめちゃめちゃ人気者よ?ちなみに父兄からも大人気。」
「・・・くう!」
真矢は言い返すことがなくなって逃げるように去っていった。
「なんじゃ、あれは・・・。」
「園長!大玉なんとか直りました〜。」
「Jか。ご苦労ご苦労。もうやることないよな?んじゃあがっていーよ。」
「ういーす。」
「あ、イノにも帰って良いっていっといて。」
「はい。」
なんだかんだぎりぎりまで用意していた先生達。
SUGIZOは万国国旗を木と木の枝に張り巡らせながらちょっとにんまりしていた。
「明日楽しみだなぁ・・。あいつらみんなかわいいぞぉ?」
結局、子ども好きな園長:SUGIZOがここにいた。
いよいよ。明日は運動会。
どんな競技があるんでしょう?
あ。こんなところにプログラムが・・・・!
競技数すくねえなあ。
というわけで、(どーゆうわけ?)
いっこめの競技は30メートル走らしいですよ。
お楽しみに・・・?(楽しみか?)