レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 (2005/米)
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ベストセラーになっている子供向けのベストセラーのファンタジーを映画化しました。ジム・キャリーが主役級で出る作品は久しぶりですねー。期待してあって、予想を裏切らぬ彼の怪演ぶりが小気味良い作品になっていました。 ストーリーは子供向け不条理ファンタジー(そんなジャンルあるのか?)なのですが、独自の世界観の描写と、個性的な人物描写が強烈ですね。世界観を演出するための美術が綺麗なんですね。極端に予算がかかっていると見える訳ではないけど(実際はかかっているのだろうけど)、明暗をハッキリさせた照明の雰囲気や細かい小道具などが独自の雰囲気を出していて画面に見入ってしまいました。どことなくティム・バートン作品のような雰囲気を感じましたね。 そして人物、ジム・キャリーももちろん良かったですが、主役3人の子供達がグッジョブです。発明娘の長女を演じたエミリー・ブラウニング、読んだ本の内容を全て暗記することの出来る弟役のリーアム・エイケン、そして噛み娘の末っ子を演じたカラ・ホフマン。三人ともとても魅力的な演技を見せてくれました。エミリーが髪を束ねるたびに「お、何か思いついたな、来た来た!!」とドキドキしながら楽しませてくれました。 ところで、この末っ子のサニーを演じた子なんですが、オフィシャルを見るとカラ・ホフマンとシェルビー・ホフマンの2人なんですよね。双子かな?シーンによって演じ分けたということでしょうか、全く区別つきませんでしたけどね。 世界観もキャラクターも魅力的なのは間違いないのですが、原作が児童文学なので話の作り自体はシンプルです。だから大人やコアなファンタジーファンが見るとちょっと物足りないかも・・・? あと印象的だったのがエンディングの切り絵っぽいアニメーションでした。これが非常に良く出来ていて面白かったです。ちょっと長すぎて観客がダレ始めていたのが残念でしたが・・・(^-^;)。 ハリーポッターなどの児童系ファンタジーが好みの人なら結構楽しめるのではないでしょうか? 評価:☆☆ |