プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング (2004/米)
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一作目で平凡で目立たない高校生だったミア@アン・ハサウェイが実はジェノビア公国のプリンセスだったことが分って大騒ぎになったのですが、今作はその5年後、ミアが21歳になり王位継承権が発生したことから新たなドタバタが巻き起こります。 前作でプリンセスになっちゃってますので新たな驚きというのは無く、婿探し&お家騒動がメインのトラブルです。ストーリー自体はありきたりでさしたるひねりもメリハリも無い、何てことない作品なのですが、意外に最後までしっかり楽しませてくれるのが驚きです。 それは「ありきたりでひねりがない」という批判的に聞こえる言葉が「王道的」とも取れるような丁寧な画面つくりを終始見せてくれるからだと思います。魅力的に描かれたそれぞれの登場人物、優雅で綺麗なジェノビアの風景や城内の描写。まるでディズニーランドのシンデレラ城の中に入り込んだような印象を画面から受けました(行ったことないけど(^-^;))。 ロマンス中心の話ですが、ヒロインのミアがかなり強烈な個性を見せてくれるのでコメディ色も充分にあり、見ている間中観客から笑い声や笑みがこぼれていました。お供のメイド2人がミアに負けず劣らず魅力的なキャラで見ていて楽しかったですね。 話もミアだけではなく、ジュリー・アンドリュース演じる女王陛下とボディーガードの前作から引きずってきた恋の行方も同時進行で描かれていて楽しめます。また、ジュリー・アンドリュースがソロで「子供達の前で」歌うというサービスシーンもあって大喜びでした。「サウンド・オブ・ミュージック」の時とは年齢的にかなり声質のトーンが落ちていましたが、それでも流石に澄んだ歌声で、往年のファンならすぐに「ああ、ジュリー・アンドリュースの声だ」と分ると思います。 今作単体で観ると、「ファミリー向けのよく出来た小作」という印象で、単体でも楽しめると思いますが、この作品はあくまでも「1」を観てからの鑑賞をオススメします。一介の高校生だった頃のミアを知っているからこそプリンセス・ミアに、5年前を知っているからこそ女王陛下やリリー達に感情移入できる作品だと思います。 安易なシリーズ化はマンネリ化してよくないですが、この作品なら5年後、10年後のジェノビアを観てみたいと思います。「北の国から」みたいに定期的に作ってくれないかなあ・・・。 評価は「前作を観て気に入った人」という前提で 評価:☆☆☆☆ |