ロング・エンゲージメント (2004/仏)
| 「アメリ」の監督とヒロイン女優が織り成す感動のラブ・ストーリー・・・な訳です。予告編が気に入って、公開を楽しみにしていたのですが、いざ見てみると結構予想と趣が違ったので面食らいました。 足の不自由なヒロインが、戦争で行方不明になった婚約者の行方を捜すために奔走する、という話なのですが、ラブロマンスであり、戦争映画であり、ミステリーでもあるという三つの要素を掛け合わせてアメリ風に味付けしてあります。 迫力満点で凄惨な雰囲気がよく描かれている戦場のシーン、ちょっと都合が良すぎる気もするけれどハラハラするミステリ部分。ほのぼの幼年期&セクシー青春篇と二つの顔で楽しませてくれるロマンス篇。どれも大変よく出来ていて楽しめました。これはヒロインのオドレイ・トトゥだけでなく、 マリオン・コティヤールやジョディ・フォスターという実力派の女優陣が脇を固めていたおかげで3人の女性のキャラクターが良く立っていたからだと思います。 対する男性陣は・・・フランス人の名前が分かりにくい上に全員軍服だったりしたため、序盤の戦場シーンでなかなか人物が頭の中で整理できずに苦労しました。比較的映画を沢山見ている部類に入ると思う自分でも結構分りづらかったので、フランス映画をほとんど見たことがない人がいきなり見ると人物整理で悩むかもしれません。公式サイトやパンフで予習してから見るか、DVD化されてからじっくり見た方がいいかもしれません。 上で何度か書いた「アメリ」っぽさというのは、もちろんヒロインがオドレイだというのが1番大きいのですが、演じるヒロインのキャラも結構かぶっているんですよね。あと、画面の色使いもかなり似ています。 初見としてはこの評価です。DVD化された時に見直したら今度は一気に☆×4に…!そんな可能性も否定できない作品です。 評価:☆☆ |