トム・ハンクスの大迷宮 (1982/米)



久しぶりに見たくなって、ヤフオクで中古ビデオを購入しました。

知らない人のほうが多いと思うのですが、ストーリーは「テーブルトークRPG『メイズ&モンスター』を遊んでいた大学生グループがだんだんのめり込み、立ち入り禁止の洞窟の中でプレイを始める。何度もゲームを重ねるうちにロビー(トム・ハンクス)は現実と空想の世界の区別がつかなくなり、行方不明になってしまいます。本気で取り合ってくれない警察に業を煮やした仲間達は自分達でロビーを見つけようと走り回るのだった」というもの。

題材が題材なだけに、「テーブルトークって何?」という人には何が何だか分からない話ですし、遊んだことのある人には救いようのない鬱な気分になる話だと思います(^-^;)。

この作品の怖いところは「ほぼ実話」であるということです。

日本では認知度の低いテーブルトークRPGですが、海外ではホビーの一環としてごく普通にプレイされており、世界で初めて発売されたTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ(通称D&D))」は爆発的にヒットをみせ、特に北米で大ブレイクして、友人や家族、兄弟で遊ぶ姿がごく普通に見られたそうです(映画「E.T」でも冒頭で主人公の兄や友人達が遊んでいますね)。そんな大ブームの中、ある少年がゲームのやりすぎで行方不明になってしまうという事件が起こりました。今作はその事件を元に製作されたそうです。

そんな訳で全くの予備知識無しでこの作品を見ると全く分からないし面白くないと思いますが、「D&D」や「ソードワールド」などのテーブルトークRPGで遊んだことのある人は一度見てみても良いかと思います。

俺も学生時代に結構プレイしていて、その時期にこの作品の事を聞いてレンタルで見たため、背筋が寒くなった記憶が・・・(-_-;)。

それから、探す時は古いレンタルショップや中古ビデオ店を当たると良いでしょう。おそらくDVD化されることは未来永劫無いと思います。

なぜなら、「売り上げ的にまったく期待が出来ない」ことと、後半の舞台が「世界貿易センタービル」であるからです…。


あ、そうそう、ハリウッドデビュー前のトム・ハンクスの出世作とも言える作品ですので、彼のファンは見ておくのも一興。