アラモ(2004/米)
テキサス民達がメキシコ人からアラモ砦を守るために必死で抵抗するという、
過去に何度も映像化されている有名な史実の映画化です。
日本人にはあまりなじみがありませんが、アメリカ人にとって「忠臣蔵」「白虎隊」のような
メジャーな悲劇物語だと思ってもらえばいいと思います。
話自体は感動系かと思いきや、結構淡々と話が進みます。
特に序盤は淡々としすぎて眠くなります(^-^;)。
では最後まで淡々としているのかと言うとそうでもなく、
敵役のメキシコ人達が妙に馬鹿っぽく野蛮に描かれており公正さに欠けている印象でした。
戦闘シーンはそこそこ迫力がありますが、それ以外はクロケットの演奏シーンくらいしか見せ場がなく、
説明的な台詞を序盤からラストまで2時間以上延々と聞かされ続けるのは正直言って苦痛でした。
見終わった後に思わず口にした言葉が「で、誰が主人公なの?」でした。
中心の5人をメインに群集劇として見せたかったのだと思うのですが、その見せ方も正直イマイチで、
「説明的序盤篇」「トラヴィス篇」「クロケット篇」「ヒューストン篇」とブツ切りで視点がコロコロ変わっているような展開になってしまっていました。
おそらく結構予算はかかっている映画だと思うのですよ。
しかし、「トロイ」「ロードオブザリング」「キングアーサー」など、大規模戦闘を扱った大作映画が続々と製作されて成功を収めている昨今に
これだけいろんな意味で「古臭い」映画というのは厳しいと思います。
「題材自体が古いんだから仕方ないじゃないか」という声もあるかと思いますが、
「トロイ」はもっと古い時代ですからね(笑)。
評価:☆