アレキサンダー (2005/米)
「JFK」「プラトーン」を手がけたオリバー・ストーンが放つ歴史ドラマですね。
とりあえず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長かった(>_<)。
3時間という長さは「王の帰還」以来なのですが、ちと辛いですねー。
冒頭から、ペルシアを打ち破るまでの辺りまでは非常に面白く一気に見てしまうのですが、
アジア方面に遠征が始まった辺りから見る側が疲れてきます。
「なぜアレキサンダーがアジア遠征に固執するのか」という想いがイマイチ伝わってこないのですよ。
アレキサンダーが苦悩しているのは良く分かるのですが、その想いは観客にシンクロしている訳ではないのですよね。
むしろ、彼の側近達の心中の方が理解できる気がしました。
何年も続く遠征で心身ともに疲れ果てる兵士達、「祖国に早く帰りたい」という想いは、
観客の中で「長いなあ、早く映画終わらないかなあ」という気持ちに変換されてしまいます。
つまらないとは言いません。ビジュアル的には相当迫力がありますし、
(後半の像を使った合戦シーンは圧巻でした)
アレキサンダー役のコリン・ファレルをはじめ、父王がバル・キルマー、母妃がアンジェリーナ・ジョリーという凄まじい家族構成のため、
彼らの演技を見ているだけでもなかなか楽しめます。
しかし、「トロイ」「キングアーサー」等のハリウッド的スペクタクルムービーを見た直後の観客にはオリバー映画はちょっと厳しいかも。
戦火の中でアレキサンダーが苦悩している様は「プラトーン」を思い出してしまうほどでした。
ところで、この映画を見ている最中、現代のある人物がアレキサンダーに重なりました。
「自由」を広める為に外国に遠征して征服して自国の教育をする、それがみんなが幸せになる方法・・・。
某お米の国の大統領の理論と似ていませんか?
評価:☆☆☆