木村カエラさんのライブに行ってきました。8月にOTODAMAで見て以来。ワンマンはサークルのツアー以来ですね。なんかもう自分の中ではあまり興味外になってきていてイベントでシングル曲を聴くくらいで満足していたのですが、ちょうどスケジュール的に都合がついたので見てくることにしました。
チケットはライブ前日にヤフオクでゲッツして、当日に名古屋駅で受け取り。ここがうまくいかなければ名古屋まで来て何にもならないのですが、まぁ携帯ひとつあればうまくいくものですね。いい世の中だ。
当日泊まるところが大部屋で仮眠コースみたいなプランのとこで、そこは一旦チェックインすると外出できないなのです。だから僕かばんを二つ持っていたのですがこれをロッカーに預けるかどうか迷っていたのですが頂いたチケットを見ると2階席ではないですか。そういえばもらうときに「じゃあセンターに近いほうを。」と言われてもらったんだった。そんときは「ん?ZEPPはオールスタンディングなのにな。」と思っていたのですがそういうことだったのです。座席ありなら荷物持ち込んでも苦にならないなと思って、そんとき午後4時半くらいで、後は時間つぶすだけだと思い、トンカツ屋さんで遅めの昼食をとりました。あとは高島屋の本屋をふらふらして6時になったところで会場へ。しかしながら、2階席の入場は1階の入場が全て終わったあとからだったのでした。かれこれ30分は待ったな。このときにサポートギターのしのっぴこと、アスパラガス渡邊氏がふらーっと歩いていきましたがやはり誰にも気づかれていませんでした。
中に入ってみると2階席の前から3列目でしかもほぼセンターです。これは超良席。おねえさんはもう1枚チケットを持っていて本来それは自分用だったそうなのですが仕事で行けなくてオクでおそらく僕と争っていた人に受け渡すようだったのですが結局僕の隣は終了まで誰も来ませんでした。前の席にはカップルが座っていたのですが開演直前に親子連れがまるでピクニックにでもきたような感覚でやってきた。しかもそのカップル挟みの2席2席がその人たちの席だったらしく、お父さんがそのカップルに「よかったら席変わってくれませんか?」と言い出しました。カップルは困惑した様子でしたがでも譲ってあげていました。子供ふたりは幼稚園児と小学校低学年くらいのふたりだったのですが、お母さんと弟君のほうがすぐどこかに行って変わりにちょっと酔っ払ったふうのおじさんともひとり小学校3年くらいの男の子がその席に座りました。この子も同じ兄弟のようです。結構親のほうがノリノリ、子供達はまぁ一応これから何が始まるかくらいはわかっているようです。しかし家族でライブに来るとかうちの家庭ではありえなかっただろうなぁ。自分が親になったらどうだろうな、とか思いました。
SET LIST
アンコール
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明かりがくらくなるとステージの後ろにスピーカーの映像が映し出されてそれがブイブイ音を立てていきます。SPEEDのライブでもこんな演出あったな。そしてメンバーおよびカエラたんが登場してスタート。1曲目は「誰」でした。そのまま3rdアルバムから2曲。やっぱりというかライブ自体は極めてフツーなんですよね。確かに唄はうまいし演奏もしっかりしてるし。でもエンターテイメント性に欠けるなぁという前から思っていた点はやっぱりそのままなのでした。今回はお客さんが曲間にいろいろカエラちゃんに向かって話しかけていてそれを上から見ていておもしろかったです。「どんだけ〜」って連呼していて「名古屋ではまだどんだけ〜がはやってるんですか?」みたいなやりとり。曲の中心は3rdアルバムからでしたが、結構過去の曲もやってくれて、ファーストからもいくつかやってました。久々に聴いてタイトルが思い出せなかったのもあります。Becauseとか。新曲はちょっと僕的にはピンとこなかった。でもアンコールでやったカップリングのほうのデジャブという曲はロックでキャッチーでいいなと思いました。後半はリルラリルハ、BEATと定番ソングで盛り上がり、最後はファーストから2曲やって本編終了。アンコール待ちのときにいろんなアンコールのパターンをお客さんがやっていて最初はアンコール!とか名前を呼んだりしていたのですが、最後はサッカーの応援でやるような「きむーらかえらー、パパンパパンパン!」みたいな手拍子を組み合わせたものになっていきました。
アンコール前に暗い中、左右の6本の棒状のセットがステージ中心にピラミッドをつくるようにに傾いていって、なにかなぁと思っていたらデジャブという曲のなかに出てくるおまじないを意味していたんですね。デジャブを見ると手で三角を作ってアポロアポロフーといいながらその三角に息を吹きかけるといい事があるらしい、という説明でした。この曲を歌う前、メンバーが勝負顔をしているという話からなぜか反町のポイズンのギターリフを3回くらい演奏してました。続くサークルではサビの部分でほぼ全てのお客さんが申し合わせたようにタオルを取り出してぐるぐる廻す。2階席から見るとすごい一体感がありました。これ、僕が見た去年のワンマンのときにはまだ定着してなかったのに、この1年でこれがお約束になったんでしょうね。僕も次見るときがあればタオル持参しようと思います。最後はMagic Musicで終了。2階席から降りてくるとドリンクを求める1階のお客さんがたくさんいましたがみんな汗だくです。自分とはかなりの温度差を感じましたし、かなり汗くさい、女の子でもね。なので僕もビールをもらったあとはそそくさと会場の外に出ました。