CDJ以来となるベニーKライブに行ってきました。新しいアルバム出てから1週間ほどだったのであんまり聴きこめてなくて、とりあえず大阪に向かう電車のなかでリピートして聞いてました。会場に着くともうかなりの人が集めっていてそのなかにBIGISSUEを売っている人たちがいました。ベニーKのインタビューが載っているらしくて買っておきました。確か200いくらくらいだったかな。中に入るとセットがなかなかすごかった。ホールクラスの会場に組み込むようなセット。真ん中のDJセットのところに船の舵みたいなセット置かれていて、ステージが上段下段に分かれていて左上にはでかいスクリーン、その横には旗が置いてある。右側には地球儀のバルーンがあります。楽器セットも置かれていて、左からギター、キーボード、右端にはドラムセットにしては小さめのセットが置いてあります。前回もライブ途中で出てきたミツさんのジャンベセットかなと思いました。開演を待っているとなにやら紙が回ってきました。 (こちら)別にオフィシャルのものでなくて、あくまでのファンサイトから出た企画。なんかちょっとキモいなと思いましたが果たして浸透するのかどうかアンコールがちょっと楽しみになりました。
場内が暗くなり、流れてきたのはアルバム1曲目のある朝、そしてそのままJOYTRIPです。バンドメンバーも今回は最初から演奏するようです。ジャンベのところにいるのは今回もミツさん。そして「大阪いくぞー。」とCICOの声と共にスタート、ふたりとも海賊風の衣装で、YUKIは黒い眼帯をしています。CICOは置かれてあった旗を右左に振っています。眼帯は途中でとってました。歌詞に合わせてバーボンを片手に持って歌ったり、そのまま続けてパシスタdeサンバ、サティスファクションに突入。その後、CICOによるメンバー紹介がありました。ギターアツシ、キーボードジュンコー(男です)DJハイキック、パーカッションミツの4人です。去年のツアーで初めにやったユートピアをやったあと、ニューアルバムから立て続けに3曲。スクリーンにも映像が映されていきます。ララライ LIE!?のときにはポーカーをやっている映像。最後にJOKERの絵がDJハイキックになっていたのがオチでしたね。Matador Loveのイントロ前に真っ赤なドレスをまとったフラメンコの踊り子さんが出てきました。また、1001Nightsでは3人のベリーダンサーも登場。echoの前のYUKIのMCでは長い旅の後、スイスにたどりついて見た景色に感動して日本のみんなに手紙を書くつもりで書いた歌、聴いてくださいみたいなことを言ってましたが、別に実際に旅したわけでなくてあくまでそういう気分ということなんですね。なんかこのへんややこしいな。ま、それはともかく次に歌ったBetter Days、これは今回のツアーでやった曲のなかでは一番古い曲で僕も今回初めて生で聴きました。ベニーKショウに入っているバージョンではなくて、オリジナルのほう、でも一番最後に「なぁ、皆手をつなげ〜」とデフテックが足した歌詞も歌ってました。次の曲ではおなじみ、GIPPERが登場。軽く場を盛り上げていきました。そしてワイハではさきほどのダンサーが4人とも登場してフラダンスを披露してました。ベニーKのふたりも踊ってましたよ。ツアー開始1週間前から特訓したと言っていました。ここからはノリのいいナンバー連発です。Happy Drive〜オアシス、そしてDreamlandと前回のツアーのダイジェスト的な流れ。最後はニューアルバムから2曲で終了しました。
アンコール、さきほどもらった紙が効果を発揮するのかと思いきや何も起こりませんでした。企画倒れというやつですね。アンコールはこれまたおなじみの弁慶&牛若丸、そして2曲に流れてきたイントロはA LOVE STORYです。え〜SEAMOくるの〜?と思ったら出てきましたよ。去年の活躍でSEAMOのほうが有名になっちゃったしもう来ないのかと思ってたのでかなりのサプライズでした。場内も騒然としてましたよ。そして、最後はお約束のサンライズ。かなり生音に絞った演奏になっていました。外に出るとSEAMOから花が届けられていました。なかなか粋な計らいですね。写真撮っている人もいましたが僕はやめておきました。全体にわたって非常に楽しめましたが、CICOちゃんのラップがどの曲でも同じような感じでそれがちょっと気になったかな。もう少し違うアプローチがあるとアーティストレベルも上がるのになと。
SET LIST
アンコール