2007年初のライブはまたもやバインから。フジファブリック主催のイベントなのでトリではないですがちょうどシングルが発売された後だし、ツアーとも違うのでレアな選曲もあるかもと思って楽しみにしてました。フジとバインともひとつペリドッツというバンドが出るらしく、全然聴いたことないバンドだしおそらく最初にやるんだろうと思ってhatchの中に入ったらバインのセットが用意されていました。3バンド出演だしおそらくフジファブリックは長くやるだろうからあまり持ち時間ないのかなと思いました。ポジション取りは例によって後ろの一段高いところです。僕の前にひとりで来ている女の子がいて、友達か誰かにメールをしていて、その内容がまる見えだったのですが「最初はペリドッツだー」と書いてたので何を根拠にそう書いてるのかなと疑問に思ってたのですが、ほかにも割り込みうざいとか書いておりました。ほぼ定刻とおりにライブはスタート。1曲目はFLY。年末のライブでは最後に演奏してた曲ですがこの曲は1曲目が似合いますね。そのままスレドニへ。この曲も一応未発表曲という位置づけですがもうライブでは定番曲になってますね。その後、「バインです。アルバムが出ます。その中からちょこちょこっとやります。」みたいなMCの後、自分的にライブ初聴きとなる指先、そしてアルバム収録曲であるランチェロ58をやりました。COMEONのあと、またMCがあってアルバムが(関係者には)好評で、バインに2度目の春が来るのか!?みたいなことを言ってなつかシングル君待ちをやりました。ライブで聴くのは何年振りかなー。hatchは音がいいですからすごい良かったナァ。ギターソロがちょっとメロディ変えていましたね。最後はこれまた久々のアルカイックで渋く終わりました。
GRAPEVINE SET LIST
セットチェンジの様子を見てるとキーボードがセッティングされていきます。確かフジファブリックもこの位置にキーボードがあるのでペリドッツとやらと一緒に何曲かやるのかと思ってましたがペリドッツ単独でした。一聴した感じでは声が非常に伸びてそれだけで圧倒されますね。スピッツ的な声質。初めにバンドで2曲ほどやってその後アコギやピアノでの弾き語りになりました。なんでもペリドッツメンバーはメンバーが集まる前にデビューしてしまったのでボーカルの彼だけが正規メンバーなのだそうです。最後はまた他のメンバーが戻ってきてバンド演奏で終わりました。7曲くらいやったかな。この時点ですでに時間は9時前。多分10時にはライブ終了になるだろうからそうするとフジの持ち時間はトリにしてはかなり少ないなと思いました。会場にいる大半の客はフジ目当てでしょうからきっともうずいぶん待たされてだれてきてるのではないかと思いました。僕はもう帰ろうかなとちょっと思ったのですが最後になんかあるかもしれないので残ってみました。メンバーが出てきて1曲目をやり始めると会場は大盛り上がり。僕は過去1回しか彼らのライブを見たことがないのですがM-onとかでライブの様子を見てるからかもしれないけど知ってる曲がほとんどでした。タイトルまでは結びつかないんですけど。ボーカル志村君は前バンドのボーカル2人に比べると明らかに声量で劣っています。バンドの音に埋もれてしまっている感じ。それがちょっと惜しいなと思いました。あと、ドラムが上手いと思いました。サポートの人らしいのですがメンバーと見た目同年代くらいなのかな。フジ独特の忙しいリズムを再現してましたね。ペリドッツでも去年叩いていてそのつながりで今回ペリドッツに出てもらうことになったそうです。自分的には「週末雨上がって、夢はサンダーバードで〜♪」って曲が好きですね。高揚感がすごいあって。盛り上がってきたところで本編終了。やはり短かった。お客さんも(さんざん待たされたのに)ええっ〜って感じでした。アンコールは2曲あったものの、それが終わって会場の明かりがついても多くの客はしばらく帰ろうとしなかったです。僕はかなり疲れたのでそそくさと会場を出ました。なかなか良いイベントでした。ペリドッツは今後もチェックしていきたいですね。