GRAPEVINE恒例のクラブサーキットにいってきました。狭いハコでのライブなのでチケットは争奪戦の模様。僕もそこそこの出費を強いられましたが無事大阪名古屋のチケットをゲッツできました。初日長野のセットリストをあらかじめ見ていたのですが生唾もの、神セトリでどれも最近の定番曲からもれているものばかり。ちょうど僕がバインのライブに行きだした頃よくやっていた曲が多く選曲されていました。

まずは大阪から。当日はちょっと開場時間から30分くらい遅れていったのですが僕の整理番号は700番台でまだ入場できませんでした。だから時間的にはちょうど良かったかな。中に入るとフロアはもう満杯です。最初金やん側にいってみたのですがあまりよく見えないのでまた戻ってアニキ側のスピーカー付近に行きました。ここからだとステージを斜めに見る感じでなんか気分が悪い。明かりが暗くなったところでフロアに下りて右の柱のところまで移動しました。田中とアニキの真ん中くらいです。セットリストとおりにipodでプレイリスト作って予習してきたので流れは頭に入っていました。1曲目壁の星はアルバムとは違ってボーカルから始まってました。今回は亀ちゃんも襟シャツを着ています。これは珍しい。イサオスキーはなんか髪型がワイルドになっていて別人に見える。スロウも久々に聴けました。ここでいったん間をおいて「グレゴールザムザに捧ぐ」と言って始まったのはメタモルフォーゼ。お、これはプレイリスト外の曲だ。セットリストを変えてきたなと思いました。その後も若干曲順が違っていました。冬定番のOur Song、イサオスキーもアコギを弾いてました。そしてこのツアー個人的に一番かっこよかった大脳機能日。で、25(間奏でハープ演奏)、BDS(アウトロあり)と盛り上がり曲を続けたところで「休憩!」と言ってMC。「今回はレアな曲が多くて初めて来た人にはつらいだろうと思いますが・・・こういう雰囲気のバンドなんだと思ってください。 」 と言ってました。

エピゴーネンはシングルFLYを買ってなかったので初めて聴きました。大脳は前にもライブでやってたから聴いていたのですが。そして次は聴いたことのない新曲です。この日2曲新曲をやりましたがどちらもベースラインが耳に残る曲でした。hereも久々に聴いたなぁ。イベントライブとかではやってたりしたようですが僕的には6年振りくらいに生で聴きました。ちょっと泣き要素が強くて演歌っぽいんだけどね。スレドニヴァシュターは新曲群のなかでは飛びぬけていい曲だと思います。おそらく次のアルバムの核になる曲ではないかと。MCでは「シングルも買え」と言ってました。「カップリングも手ぇ抜かんとつくっとるのに」、と。

後半は圧巻でした。Discord、その未来、キングダム、FLYとたたみかけ。上着きたまま見ていてドリンクチケットもすでに交換して飲んでたのでとにかく水が飲みたかったのですがガマンしました。柱にもたれかかってみてましたね。

アンコールは本編でやらなかったリトルガール。ここでpacesやらないということは今日の選曲から漏れているのではないかと頭をよぎりましたがそのとおりでした。メタモルはそんなにレアじゃないからなぁ。最後が覚醒かと思いきやこれも久々のふれていたい。最後はパッと盛り上がって終わろうという感じですかね。レノンのところがノエルリアムのギャラガー兄弟になってました。最後は恒例のTシャツ投げ。フェイントで向きとは違う方向に投げてました。

GRAPEVINE club circuit 2006

2006.11.24 心斎橋クラブクアトロ

206.11.25 名古屋ELL

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SET LIST(両日とも同じ)

  1. 壁の星
  2. Tiny Dog
  3. スロウ
  4. Metamorphose
  5. Our Song
  6. 大脳機能日
  7. 25
  8. BDS
  9. エピゴーネン
  10. 新曲
  11. here
  12. ぼくらなら
  13. スレドニヴァシュター
  14. 新曲
  15. Discord
  16. その未来
  17. Kingdom Come
  18. FLY

アンコール

  1. リトルガールトリートメント
  2. ふれていたい

paces覚醒聴けませんでしたが、この選曲が大阪だけのものと思い、名古屋は開演が6時からだから時間的に余裕もあるし曲数も増えるかもと淡い期待をしてたのですが・・・結果的に同じでした。やっぱり連日のライブでは変えようとは思わないのかな。

名古屋もまた少し遅れていったのですが、すでに自分の番号より後の入場が始まってました。金やん側の一段高いところで見ることにしました。ステージがよく見渡せます。このハコは初めてくるところだと思ってましたが5年前に1度来たことがあるみたいだ。忘れてた。前日の反省を生かして上着は脱いだ。ドリンクも持参。

名古屋は大阪に比べて盛り上がっていたような気がします。序盤からお客さん手を挙げてたし。大阪ではその未来あたりから盛り上がってきた感じがしてたので。曲間で田中がチューニングしていてミシソレラミーときて最後に弦をまとめてジャーンて鳴らすときにポーズを取っていてそれで笑いがおきてました。チューニングしとるだけやのになんで笑うんやと。

ひとりいたい女子がいて「あのぉ質問があるんですけどぉ、想うということの前にやった曲が・・・」といったところで田中に「なんかようわからん」とさえぎられてました。ていうか想うということやってないし。多分hereと勘違いしてるのか。でもしゃべりかける姿勢がすごいなと思いました。p

acesやってーとか言えば聞き入れてくれただろうか、でもバインメンバーなら逆にやらないよなぁとも思ったり。

結局本編、アンコールとも全く前日と同じ。しいて言えばKingdomでイサオスキーもフューチャーパートがあったくらい。大阪では抜かされてましたから。まぁライブ自体が濃厚だったのでよしとします。

帰りにドリンクバーがあると思って行った方向がロッカールームだった。ドリンクバーは自分がいたところのすぐ近くだったのだ。物販コーナの後ろに隠れていてわからなかった、ていうかわかりにくいよ。そのおかげで会場から出るのがずいぶん後になってしまった。