SUMMER SONIC 06 OSAKA

2006.08.12,13 WTC OPEN AIR 、インテックス大阪

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夏恒例?のサマーソニックに今年も行ってきました。文章としてひとつのものにまとめ上げるのはなかなか労力がいるので箇条書きでさらっと書き出していこうと思います。

まずは見たアーティストの感想から。今年は出演者の多くが去年と比べてよく知らない人でした。そして知っている人たちでも時間的にかぶってしまっていたりで、迷ってこっちをみようと選択したほうが結果としてはずれかなぁと思うような内容だったりでチョイスが不十分だったと思います。

 アーティスト
(初日)ひとこと感想
10years 予備知識ゼロ。最初ということでとりあえずオープンエアーに行ってみてそのまま見た。ボーカルの人が顔になんか黒い墨かなんかを塗っていた。
ELLEGARDEN 最近の日本のロック界では有名所。一度見ておきたかったので見てみた。2曲くらいしか知らなかったけどうまく盛り上げていたと思う。気分良かったのか最後予定外でもう1曲歌ってた。
PE'Z 名前しか知らなかったがボーカルなしの日本のジャズバンド。ギターなしでホーンがふたり。キーボードの人が飛び跳ねながら演奏していた。おぎやはぎのやはぎに見えた。吉幾三の雪国を演奏していた。最後フューチャリングボーカルでイギリスのなんとかという外人さんを迎えて演奏していた。
HERBERT ガウンを着たハゲのおっさんがへんな動きをしながら機械をいろいろ操ってたのが印象的。飛び道具的なポジション。
ANDREW W.K. 日本のロックファンにはお馴染みな人なのかな。登場時、ステージからではなくフロア中央から現れた。こりゃ、出落ちだわと思ってそのあと少ししてから別のステージに向かったのでそのあとどう展開したのかはわかりません。
ARCTIC MONKEYS ロック誌では度々目にするバンド。自分が10代後半〜20代前半くらいにこれを聴いていたらはまっていたかもしれないが、今こういう音にはあまり刺激が得られない。でもフロアはかなり盛り上がっていた。
BUCK-TICK ひそかに期待していたが見事に裏切られた感じ。あのゴスモード全開のセットリストでは新規ファンは開拓できないと思う。
TOOL BUCK-TICKの流れでそのまま残ってみていた。トリはどれもよく知らないので別にどれ見ても良かったのだ。スクリーンが4枚あって映し出される映像にメッセージ性があるのかないのか、とにかく音が分厚かった。かっこよかったのはまちがいないのだがでもこういうジャンルの音楽はいまいち受け付けないんだよなぁ。
アーティスト
(2日目)ひとこと感想
JOHNNY BOY 女性ボーカルだから見ていた、という感じ。1曲だけすごい盛り上がっていたな。
65daysofstatic 最初の段階から出演が決まっていたバンド。僕も予習していたのですんなり楽しめた。ただ、メンバー自身は淡々とこなしていた感じ。あまり楽しめてないようにも思えた。
m-flo 何気に楽しかった。メンバー2人のほかにサポートボーカルの女の子とラッパーがもうひとり。盛り上げ方がうまい。BENNIE Kとのコラボ曲「TASTE YOUR STUFF」もm-floバージョンでやっていた。元メンバーLISAの登場でさらに沸いたという感じ。
PHOENIX 可も不可もないバンドという印象。今こういうのに刺激は受けないなぁ。
THE RAPTURE ステージ左側にいたメンバーがキーボードのほかにサックス吹いたりカウベル叩いたりと多彩だった。でもこれも同じく刺激としては薄かった。フロアは盛り上がっていた。
くるり これも邦楽ロックの有名どころ。全員がマントで登場。ワンダーフォーゲル、ばらの花、ロックンロールなどビギナーレベルの私が聴きたい曲はやってくれて満足。鉄ヲタの岸田氏は隣でやっていた鉄道模型イベントに行ってきたそうだ。「これが俺にとってのサマーソニック。」とのこと。
THE CHARLATANS アルバムUS AND US ONLYの頃まではよく聴いていて今回一番見てみたかったバンド。古い曲も半分くらいの割合でやってくれたのだが、それ以降の曲が特にいいものがなかったのでピークはすぎちゃったかな、的な印象がぬぐえなかった。もうひと花咲かせてほしい。
DAFT PUNK これもシャーラタンズの流れでそのまま残ってみていた。2日目もトリはどれでも良かったのだ。あのヘルメットかぶったビジュアルが印象的だったのでライブがどんなのかなと思っていたのだが、シャーラタンズ終わりでステージの暗幕が閉じられて、再び開いたらそこにピラミッドができていた。その上のほうにヘルメットかぶった二人がいて、さらにそのピラミッドがスクリーンにもなっていて、後ろのでかいスクリーンと合わせてビジュアル的な効果は抜群だった。フロアは踊りまくり。僕はなんか場違いのような気がして迷惑にならないように後ろに下がってました。

次は食べ物。と言っても初日はフランクフルトしか食べてません。待たずに済むしすぐに食べ終われるから。2日目も4時までずっとライブを見ていて、くるりが始まる前にアクアステージでスパイシーカレーを食べ、そのあとオアシスでケバブサンド(おいしかった)を食べて、あと、最後、シャーラタンズ前にたこ焼きを食べました。

今年は二日間とも非常に好天気で暑かった。2日目は途中小雨が降ったりもしてましたが。初日エルレ見て以降、僕、オープンエアに行ってません。行ってたら体力的にかなり消耗してたと思う。今年はZEPPにもいかなかった。中にいても立ちっぱなしによる疲労はかなりのもの。遠出してこの場所に来ているというのもあるし。2日目は立ったままうとうとしてしまうことが何度もあった。足がパンパンにもなっていたし。まぁこれはあとでほぐしてもらったので翌日に持ち越すことはありませんでしたが。

総括として、帰ってきてからサマソニオフィシャルサイトのライブ写真をいろいろと見ていたのですが、初日、エルレ見てからの過ごしかたが失敗したかなと思いました。ZEPPでずっとすごせばよかった。なんかフツーのロックバンドにはあまりそそられないので、そういう意味でZEPPの出演者を見ておいたほうが収穫があったような気がしました。

来年はこの場所ではなくなるそうですが、もうちょっと見る計画をきちんと立てて予習するべきだと思いました。でもいい夏の思い出にはなりましたよ。