GRAPEVINE SWEET HOME ADABANA

2005.11.16 名古屋ダイアモンドホール

沖縄旅行に行く前に名古屋に寄ってGRAPEVINEのライブを見てきました。今年イベントで2回ライブを見たのですが今回はワンマンです。最初ちょっとお客さん少ないかなと思ってましたが開演の頃にはほどよく埋まっていました。登場時のSEに合わせて田中さんがギターを弾いてます。そのままニューアルバムの1曲目、「13/0.9」に突入。続けて久しぶりの「Reverb」、「シスター」をはさんでこれまた久々に聴いた「いけすかない」までアッパーな曲を続けて演奏しました。
ここでMC。「ようこそしゃちほこどもよ。夏にアフロスイッチとやって以来。そんときいたやつ手をあげてみぃ。かぶりまくり、お前等帰れ!」などと言ってました。ここからはしっとりタイムという感じ。放浪フリークが夏に聴いたときよりもテンポが少し早くなっているような気がしました。「公園まで」を終えたところで2度目のMC。「ツアーが始まった頃はまじめなMCをしていたが、だんだんと適当になってきた、ネタを仕込むわけでもなく。どうでもええんじゃぁこの名古屋こうちん野郎、手羽先ロックンロール!」と意味不明な言葉で始まったのが「Metamorphose」今回のツアーは西川曲が要所要所に織り込まれているなと思いました。西川さんはスライドバーを使ってギター弾いている曲が多かったです。金やんは髪を短く切ってリーダー西原氏に見えなくもなかった。亀ちゃんはドラミングがパワフルになっていたような気がしました。特に「リアリティ」の頭のところとか。高野さんは相変わらずおかしな音をだしてましたね。
「REW」からはツアーお約束といってもいいディープタイムです。「VIRUS」後半、西川さんのコーラスが混ざる部分から「KINGDOM COME」の長いジャムセッションが今ツアーの一番の見せ所だったと思います、どちらも10分くらいの尺でした。
「僕らはデラシネというアルバムを出しまして、別に名古屋の人に死ねと言ってるわけではありません。もう2度と名古屋には来ません、今年は。」というMCをはさんで後は怒涛の後半。カップリング曲3連発。「lamb」がちょっと意外な選曲でした。僕的にはホワイトウッドツアー以来。本編最後は夏のイベントのときと同じく「GRAVEYARD」でした。
アンコールの1曲目が毎回変えているらしく、名古屋では何をやるのか期待していたのですが、「ちょっと懐かしいやつ」といって始めたのは「望みの彼方」。今ツアー序盤で早くもセットリストから消えていたらしいこの曲をここでもってきたとは、ちょっとしたサプライズ。やっぱりこの曲は名曲だ、元々リーダーがあてていたサビのコーラスは西川さんがやっていました。「BREAKTHROUGH、ミスフライハイ」ちょっとお約束的なノリだったかな。そして最後はアルバムと同じく「スカイライン」で終了しました。西川さんの投げたピックが結構な距離を飛んでいきました。でも僕のいた所までは届かなかった。
次ライブを見るのは来年の夏くらいですかね。
set list
  1. 13/0.9
  2. Reverb
  3. シスター
  4. いけすかない
  5. 少年
  6. それを魔法と呼ぶのなら
  7. 放浪フリーク
  8. リアリティ
  9. 公園まで
  10. Metamorphose
  11. REW
  12. Good bye my world
  13. VIRUS
  14. KINGDOM COME
  15. ポリゴンのクライスト
  16. アダバナ
  17. 100cc
  18. アンチ・ハレルヤ
  19. lamb
  20. その未来
  21. GRAVEYARD
アンコール
  1. 望みの彼方
  2. BREAKTHROUGH
  3. ミスフライハイ
  4. スカイライン

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