SUPERCARの最後のライブを見てきました。僕は昔からのファンではありませんが、好きなバンドのひとつだったので解散はやっぱり残念ですね。解散の発表があったのが1月20日くらい、そのあとe+のチケット先行予約に応募して見事ゲットできました。 ネットで自分の整理番号が確認できたのですが、なんとAの60番台。むちゃくちゃいいじゃないですか会場のコーストのキャパが2400らしいのでその5%内に入ってるわけですよ。普段僕はいつも真中やや後ろのほうでまったりライブを見ることが多いのですがこれだけ番号が良ければやっぱりこれは前で見るしかないでしょと思って期待に胸躍らせ夜行バスで東京に向かいました。 東京に着いたのが当日午前6時。喫茶店で朝食をとって10時くらいに新木場に早々と着きました。この場所は初めてくる場所だったので一旦どこに会場があるのか確かめておきたかったのです。海が近いからなのか風が非常に冷たかった。さすがにこの時間帯ではお客さんもいませんでした。で、そのあとお台場で時間を費やしてました。 3時に再び新木場に来ると改札をでたところでホワイトボードを持って立っている人がやたら目に付いた。どれも「チケット譲ってください。」の文字。そして会場に向かう途中ではダフ屋さんに「チケット余ってない?」と声かけられました。そんなのは無視してさっさと会場にいくと、今度はもうかなり集まってる、そしてここでもボード持ってる人がチラホラ。 4時少し前に会場外の歩道から敷地内に移動しました。で、コーストはコインロッカーが外にある。てことはダウンをロッカーに入れると冷たい風が吹きすさぶ中待ってなきゃいけない。なので僕はロッカーに荷物を預けませんでした。しかしこれはあとで考えれば大失敗。だって前にいくつもりだったから。 4時過ぎに中に入りました。Tシャツを売ってましたが場所取りが先だ〜と思ってだいたい真中下かなーってところの前から2番目。ただ、ステージ前に幕が張ってあってマイクスタンドがどこにあるかわからない。まぁここでいいやと思って開演まで待ってました。ふと気づくと自分の周りはみんなTシャツ姿。ダウンなんか着たままなのは僕だけです。でもそのときはそんなに気にならなかったんだけど。5時を15分ほど過ぎていよいよ開演です。傍にいたちょっとキモい感じのデブが「ミキちゃーん」て野太い声を張り上げている。「しまったーポジション取り失敗だ」と思いました。そうこうするうちに幕が上がった。真中だと思ったらナカコーとジュンジの間くらいだった。でもやはり2列目だけあってメンバーに異様に近い。ただ、コーダイはドラムセットに隠れてはいますが顔は見えます。ミキちゃんはやや遠かった。もっとミキちゃん側のほうがよかったかなーと思ってるとホワイトサーフのイントロが。いきなりこれが来るとはみんな思ってなかったでしょう。テンションあがりまくり、押されまくりです。ジュンジも口ずさんでます。僕のダウンはコーデュロイ生地なので汗すいまくりです。まだ買ったばかりなのに台無しになってしまうなーと僕は内心鬱気味。そんな僕をよそにキモデブ君はオイオイ叫んでます。もう最初の3曲はちょっと嫌な思い出になってしまうなー。2曲目はまだライブでは聴いたことのなかった、聴きたかったFAIRWAYだったのですがこの曲でもキモデブ君のカラオケ状態。3曲目は知らない曲でしたがキモデブ君が「MY WAYだ!」と叫んでくれたので曲名はわかりました。この曲はナカコーはデタラメな言葉で歌ってましたね、日本語でも英語でもなく。ナカコー語でした。僕はハイブのDVDとHIGHVISION、ANSWERはわりと聴いていたので前半は知ってる曲が並びました。 しかし、MCがまったくない。最初の3曲くらいおわったところであれ?と思いましたが中盤に入ってもしゃべりだす気配がなかったので、今日はそういうスタンスで最後までやるんだなと思いました。中盤でストロボ、ユメギワと続きサンデーピーポー。ストロボではミキちゃんが声詰まらせてました。でも泣いてるようにはみえなかったけど。むしろ「やっちゃった」みたいな顔だったと思います。その後は初期の曲代放出でした。ほとんどのお客さんは懐かしいと思ってたでしょうが僕にとってはすごく新鮮でした。SEVEN FRONTでジュンジがジャンプしてたりとか。しかしそのとき僕はもうすごい押されまくりでしかも、柵の隣にいたので押されるたびに柵に肋骨が当たってすごく痛かった。なぜか誰かのリュックが下にあったのでそれの上にのって波をしのいでました。キモデブ君は僕の前にわりこんできてましたが中盤以降はおとなしかった。その前にいた女の子2人組は途中で押されるのに耐えられなくなって下がっていってました。CREAM SODAやHELLOでは一緒に唄ってる人多かったです。長いKARMAの後にTRIP SKYでこれで終わりなんだろなーと思いました。ミキちゃんとナカコーは手を振って袖にはけていきましたがコーダイ、ジュンジはすべてを出し尽くした感がありました。 かえりにTシャツ買おうと思って列に並んでましたがMやLサイズは次々に売り切れになっていきました。で、結局買えず。無駄な時間を過ごしてしまった。まぁ、それほど欲しいとも思ってなかったのでいいんですけど。 ライブ途中でふと後ろを振り返ると後ろのほうに木の柵があってそこでゆったり見ている人の姿がちょっと羨ましかった。ああ、いつも通りでも良かったのかな。とか。しかしあそこではメンバーの表情まではわからないよなぁ、ジュンジなんかこれが最後なんだ!って感じでプレイしてたように見えたし。まぁこれもひとつのよき思い出だね。 |
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