れいめい塾 
    上野征希 
                 
        俺にとって最も思い入れのある4期生、でももう三十路、追い討ちかけたら独身やったな。 
ウチの塾への入塾は中3の寒い時期やった。入塾動機は「ケーキ投げ大会」を一度やってみたかったから・・・という不順な動機。 
「僕にとって高校とはイコール津高でしたから」と俺に言って、横須賀にある自衛隊員養成の高校へ。 
この横須賀で暮らした3年間が征希のアイデンティティを決定する? 
給料が出る高校であったことから、征希は休日ともなると横浜中華街など食の散策に勤しむ。この経験こそがウチの塾でも極め付きの食通となる資質を開花させたと思われる。 
「高校受験に落ちた自分が大学入試を望むなど、大変に不遜だとは思うんですが・・・」との講釈を垂れては受験生に復帰。かつて古い塾で高校入試を目指してともに過ごした邦博や横山と浪人生活に入る。 
翌年、関西大学に合格。マージャンとビリヤードに狂う日々を過ごし、就職する自覚を培う暇もなく、ついつい大学院に進学。 
しかしながら生活は合いも変わらず、卒業したのか中退したのか、さすがの俺も分からない。 
日本一と断言してもいいような販売会社で、持って生まれたとも評された話術にさらに磨きをかけることに・・・。 
しかし職業病ともいえる腰の痛みに耐えかね、幾多の都会の病院を訪ねるものの完治せず。 
それが藁をもすがる思いから、友人の噂に一抹の希望を託して訪れたのが嬉野町の畠山先生。 
畠山先生の数回にわたる治療で見事に完治! 
この瞬間、一生を賭けても足る仕事を見つけることになる。 
 
まだまだ話したい・・・to  be  continued.
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