映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕日のカスカベボーイズ感想
早いものでクレしん映画も第12作目、何だかんだで毎年安心して観れるシリーズだと思う。 去年に続き全体的にギャグ中心ですが感動要素もしっかりあります。 オトナや戦国とは違うベクトルの感動ですかね。 個人的には確かに感動なんだけどそれ以上に後半の展開には 爽快感とか笑いとかそっちが来たので涙腺緩むまでは行かなかった。 つばきちゃん絡みにイマイチ感情移入できなかったも原因か。 彼女としんのすけの絡みをもう少し掘り下げて欲しかったかも。 OP、おなじみのクレイアニメですがかすかべ防衛隊なのは今年が初めてだっけ? あと何気にOP曲が「オラはにんきもの」なのが良かった。 冒頭のリアル鬼ごっこ面白すぎ。特にオレオレ詐欺が。 つーかマサオ君の愛称はオニギリで確定なのかー。 毎年毎年中盤で活躍するも後半忘れられるのがパターン化してたかすかべ防衛隊ですが、 今年は最初から最後まで出ずっぱりなのが最高。 その分野原一家がワリ食ってるのは置いといて。元々私は一家より防衛隊好きだし。 記憶なくしてるみんなのシーン、笑いと深刻さとかがマッチしてるのが秀逸。 ボーちゃんとの語りは笑いを取りつつ記憶が確実に消えてきてるのを上手く表してた。 この辺で一番笑ったのがマサオ君の「荒野に咲く一輪の花」発言の辺り。 一瞬マサオ君は映画世界で暮らしてた方がある意味幸せなんじゃないかとか本気で考えてしまった。 ところで今回は結構クレしんにしてはキツめの暴力シーンが多かった気がする。 バシバシ鞭で叩かれるし風間君はしんのすけマジ殴りするし。 過去のシリーズと違って映画世界という完全な異世界を舞台に据えたからこそできた事かも。 序〜中盤はなかなかストーリーの展開が見えず溜めに徹していたので 太陽が動き出してからの急展開が凄く気持ちいい。 全員集合&変身からはもう燃えまくりですよ。 マジンガーみたいな翼が生えたりするしネネちゃんはスタンド出すし(違) あのウサギパンチ面白すぎ、つーかウサギと鼻水はもう定番の武器と化してる気がする。 毎年おなじみのかけ声でもう定番となってる 「かすかべ防衛隊、ファイヤー!」をあそこまで燃える決め台詞に仕立てた 演出には正直感服しました、ブラボーです。 ゲストはウッチャン率いるNO PLANの皆様。 主題歌「○あげよう」は結構好きです。 出番はポッと出てきてストーリーには一切絡まず、去年もそうだったけど。 まあ「え〜と・・・・・ナンチャン!」「ウッチャンだよ!」がウケたのでオールオッケー(オイ) |