標準レンズ 焦点距離が50mm程度のレンズをいいます。 | |
広角レンズ 焦点距離が短いレンズをいいます。 | |
望遠レンズ 焦点距離が長いレンズをいいます。 |
★絞り値とシャッター速度の関係
露出は絞り値とシャッター速度の組み合わせで決定されます。 極端な例では、絞り値 f4.5・シャッター速度 1/1000秒の組み合わせでも、絞り値 f16 ・シャッター速度 1/90秒の組み合わせでも、ほぼ同じ露出になるのです。 ではなぜ絞り値とシャッター速度が別々に設定できる様になっているのでしょうか? それはレンズのところで出て来た被写界深度が関係してくるからです。 同じ焦点距離のレンズで撮影した場合でも、絞り値を小さくすると被写界深度は浅くなり、逆に大きくすると被写界深度は深くなるのです。 この性質を利用して、ポートレートなど被写体の背景をぼかして、被写体だけを際立たせたい場合は絞り値を小さく、風景撮影など遠くまでピントを合わせたい場合は絞り値を大きく・・・と使い分ける事が出来ます。 |
絞り値 f2.8、シャッター速度 1/800秒にて撮影 | 絞り値 f11、シャッター速度 1/8秒にて撮影 |
上の例では被写界深度を考慮して絞り値を優先に撮影しましたが、逆に被写体の動きを表現したい時などはわざとシャッター速度を遅くして撮影するテクニックもあります。 | |
絞り値 f6.5、シャッター速度 1/125秒にて撮影 | 絞り値 f2.8、シャッター速度 1/800秒にて撮影 |