2011年 12月 | |
12月31日 良いお年を |
みなさま、今年もお世話になり、ありがとうございました。 また来年もよろしくお願いいたします。 |
12月28日 退院 |
退院しました。 久しぶりの我が家です。 病院は子どもの面会が禁止されているので、我が子とも約10日ぶりの対面となります。 きっと「お父ちゃん!」とか何とか言いながら、飛び付いてくるに違いありません。 嬉しさに、涙ぐんでいることも想像されます。 どちらにしても、感動あふれる涙の場面となるでしょう。 車から降りると、静かな我が家です。 まだ、父の到着に気がついていないようです。 玄関を開けました。 部屋から何か音が聞こえてきます。 そっと中を見ると、我が子が二人、テレビでDVDを見ていました。 仮面ライダーです。 「ただいま! お父ちゃん、帰ってきたよ!」 視線は仮面ライダーに釘付けです。 「あの・・・お父ちゃん、帰ってきたんだけど・・・。」 「・・・あ、おかえり。」 たしかに涙の場面となったよ。 まさかこういう涙だとは思わなかったけど・・・(T_T) |
12月27日 予告 |
午前の検診で、退院の日が告げられました。 明日だそうです。 嬉しくて、涙がにじみました。 退院後の注意事項も詳しく告げられました。 食事はお正月もお粥だそうです。 悲しくて、涙がにじみました。 |
12月25日 クリスマス |
本日、クリスマス。 夕食にチキンが出ました。 ちょっとだけクリスマスっぽくって素敵です。 デザートにケーキが出ました。 これもクリスマスっぽくってナイスです。 これで看護師さんがサンタの衣装でも着てきてくれたらもう言うことなしだったんですが、 そうすると病院なんだかキャバクラなんだかわからなくなりそうですから、諦めます。 |
12月24日 クリスマスイブ |
今日はクリスマスイブ。 街はにぎやかなお祭り騒ぎに酔いしれていることでしょう。 今日はクリスマスイブ。 病院には関係のないお話です。 |
12月22日 食べてはいけない |
手術翌日。 喉の手術ですから、しばらくは食べ物の制限があります。 基本的にはお粥です。 量も少しです。 育ち盛りの私としましては、モノ足りません。 そこで、主治医の先生にご相談。 「あのう・・・、間食しても良いでしょうか?」 「・・・プリンやゼリーぐらいならばいいでしょう。」 すぐさま財布を握りしめて走りました、売店へ。 そこには普段ならどうということのないプリンが売られていただけなのですが、 今の私には一際輝く黄金のプリンに見えたのです。 速攻買いでした。 速攻食いでした。 嗚呼、素晴らしきかな、プリン。 しばらくは売店のプリン棚は私だけのモノです。 |
12月21日 手術 |
生まれて初めての手術です。 全身麻酔をかけておこなわれます。 手術室に入ると、ドラマなどでよく見る機械が置いてありました。 せっかくの機会ですから、しっかりと目に焼き付けておこうとキョロキョロしていました。 すると突然、腕に管がつながれ、いよいよ麻酔の投入となりました。 「では、麻酔を入れます。」 もうドキドキです。 どうやって眠りに入っていくんでしょうか? ドラマではよく、だんだんと意識が薄らぎ、視界がボヤーッと歪んでいくようなシーンを見たことがあります。 視界が歪んでいくってどんなのでしょう? ウルトラマンのオープニングみたいに、ぐにゃあっと歪んでいくのでしょうか? それとも視界が白みがかって、薄くなっていくんでしょうか? 眠りに入っていく瞬間をしっかりと味わいたいと思います。 「はい、起きてください。」 ・・・次の瞬間、手術は終わっていました。 「ボヤーッ」も「ぐにゃあ」もありません。 ストンと意識がなくなり、はっと目が覚めただけです。 これでは改造人間にされていても、まったく気がつかないと思います。 |
12月20日 喉頭蓋嚢胞 |
喉にヘンなモノができ、手術することになりました。 今日から入院です。 患部が喉なので、しばらくふつうの食事ができません。 ということで、食べるなら今です。 ラーメンとミカンを食べて、病院に向かいました。 |
12月17日 映画 |
今日は映画、仮面ライダーの初日。 当然、待ちかまえていた我が子はねらっています。 目が訴えています。 行かないわけにはいきません・・・。 というわけで、もうこれで何回目でしょうか? この一年間で仮面ライダー、スーパー戦隊、ドラえもん、一体何度映画館に通ったことでしょう。 もう我が子も慣れっこになってきました。 まずチケット買う。 次にポップコーンを買う。 映画を見終わると、何かキャラクター商品を買う。 映画館を出ると、ラーメンを食べる。 ついでにミスタードーナッツでテイクアウトする。 帰路の車で寝てしまう。 もうお決まりのコースです。 そして帰ってきてから言います。 「次は1月やな。」 このエンドレスのスパイラルから父は逃れられそうにありません。 |