2008年5月


5月31日  魔法の手 
火災報知器を取りつけました。
最近は近所の量販店へ行けばいろんな火災報知器が売っています。
買ってきて、自分で取りつければいいんですが、やめました。
なんせ私、釘を打てば釘が途中でおじぎします。
ねじを回せばねじが真っ直ぐに進まず、ピサの斜塔のように傾きます。
どうやら私の手は魔法の手のようなのです。
(人はそれを「不器用」と呼ぶようですが)
そこで業者の人を呼んで、火災報知器を取りつけてもらいました。
朝の10時頃に来てもらい、作業は10分程度で済むはずでした。
ところが・・・どうやら彼の手も少し魔法がかかっているようなのです。
ねじを回せば、途中でねじが落っこち、
ねじで固定できたかと思えば、ちょっと触っただけでガタガタし、
挙げ句の果てに、本体を取りつけたと思ったら手元が狂って本体が落下する始末。
落下の衝撃で、火災報知器が反応しなくなってしまいました。
焦りまくる彼。

「あれ、今のショックでやっちゃたかな?」

その時、突然彼の携帯が鳴り、着うたが部屋に響きました。


♪でもそんなの関係ねぇ でもそんなの関係ねぇ


関係大アリだよ。
早く直してくれぃ。


5月21日  きょうだい愛 
赤ちゃんが退院した。
上の子も興味津々である。
「赤ちゃん、赤ちゃん。」
と言いながら、顔をのぞきに行ったりしている。
これも退院前に上の子に話をしておいたおかげであろう。

「あのね、赤ちゃんがこの家にやってくるよ。」


「うん。」

「赤ちゃんには、やさしくしてあげてね。」

「うん。」

「なでなでしてあげてね。」

「ぺ〜んってする。」

ぺ〜んって、ひっぱたく気かい、あんた?


5月16日  生命 
本日、新しい生命が誕生しました。
この世に、私と妻の生命を受け継いだ新しい生命が誕生しました。

その産声を聞いた途端、私は涙が止まりませんでした。


5月12日  好物 
我が子はスイカが好物です。
スイカを見ると、目を輝かせながらおねだりをします。
赤い実の部分はパクパク食べます。
実と皮の境界線の微妙な部分もひるまず食べます。
ここはもう完全に皮だよなあと思われる部分だってこちらが止めなければ食べます。
我が子が食べ終わったスイカには、きっとカブトムシも近づきません。
今日、そんな我が子がスイカを食べ終わった後、こうつぶやきました。

「あ〜、やっぱりスイカはおいしいゎ。」

2才児のセリフとは思えません・・・。